体の声に耳を傾ける～病気って何？

今、地球のエネルギーがどんどん軽く明るくなっていっているので、今までは見えなかったさまざまな不具合やズレが、表面化しています。

これは「そのままにしておくと、これからもっと大変になるよ。今のうちに浮き彫りにして解消するか、癒していくほうがいいよ」という、ある種のお知らせ。
ハイヤーセルフの視点から見れば祝福です。でも、人間的には超ネガティブなことが起きていると感じるかもしれません。

例えば、病気。
体調不良が続いたり、重い病気が発覚して、いま落ち込んでいる……という方もいらっしゃると思います。

なかには、病気になってしまった自分や、病気が治らない自分を責めている方もいるかもしれませんね。

でも、そんな自分と、自分の体を責めないで欲しいなあと思うのですよ。

病気は単純に、自分の肉体とエネルギー体（私たちは体のみの存在ではなく、肉体の周りに感情体・精神体・霊体というエネルギーの層を持っています）のバランスが崩れているというサイン。
「気・血・水」のバランスが崩れてるよってことです。

そのバランスの崩れを正して、エネルギー的にも肉体的にも、その人にとって最適な「本来の姿」に戻していけば病気は治ります。
大病でも、ちょっとした病でも、そこは同じ。

だから、具合が悪くなったら「あーバランスが崩れてるんだなぁ。バランスの崩れに気づかなくてごめんね。これから整えていくね」と体に謝り、バランスをとっていく。

生活スタイルや嗜好品の取捨選択、生き方そのものも見直さないといけなくなるかもしれませんが、たぶん、それこそが一番、必要なことなんですよね。

例えば、病気をきっかけに、働き方を変えたり、居住地を変えたり、家事分担の配分を家族間で見直すことになるかもしれない。

そして、その「否応なく変えざるを得なくて変えること」＝「バランスを最適化すること」だと思うのです。

つまり、病気は自分のバランスを整えて本来の姿に戻すための単なるきっかけ。だから、病を得た後に、それまでよりも自分の感情や思考の状態、体の状態にコンシャスになれたら大成功ではないでしょうか。

私たちって、肉体は何もしなくても勝手に動くものと思っていて、体に対してブラック上司になりがちですけど、本来、体の細胞は一つ一つが真面目に働く従業員さん。その従業員のみんなとの綿密なコミュニケーションがあってこそ、私たちは調子のよい体をキープできます。

例えばさ、胃腸や胆嚢が疲れていて、体は「昼ごはんは蕎麦がいいです。天ざるはダメっす。にしんそばとかとろろそばでお願いします」と言っているのに、目はヤムニョムチキンやチキン南蛮にくぎ付けで、欲望のまま後者を食べちゃう……ってことありませんか？

または、体が「もう限界です。寝てください。無理なら30分だけでも寝て」と言っているのに、エナジードリンクをダブルで飲んでＰＣに向かい続けてしまうとかさ。

私も、定期的に通う鍼灸院で「胆嚢が疲れてますね。２～３日は和食ね。味噌汁と焼き魚の生活を送ってください」とか言われて、「せっかく近くまで来たから、あの美味しいフレンチでランチプレート食べて帰ろうと思ってたのに……」とガッカリすることがありますが、そこで言われた通りにすると、すばらしく調子が良い。

やっぱり五臓六腑にも体の各部位にも、日々言いたいことがあるんですよ。脳みそが気づいていないだけで。

そんなこんなで、私は数年前から日々、体にお声がけをしてます。
「おはようございます、細胞の皆さん。本日もよろしくお願いします。今日の調子はいかがですか？」
「今飲むなら何がいいですか？紅茶？緑茶？コーヒー？ルイボス？」
「本日も一日、ありがとうございました。どこかお疲れですか？腰ですか？お尻が固くなってますか？ちょっと筋膜延ばしやったらラクになりそう？」
と声をかけて、体の要望に行動で応えるんです。

これを始めてから私は体の状態が分かるようになりましたし、本格的に体調を崩す前に先手を打てるようになりましたよ。

病気はどんなものであれ、エネルギー的に「あなたの本来の在り方、身体的にもベストな生き方からズレてるよ」ってサイン。だから、自分を責めることなく謙虚になって「どうしたらバランス整う？どこを改めればいいかな？」と、体に聞いてみるといいんじゃないかな？

何かを学ぶために病を得ることもあるし、病気になったことも含めてオールＯＫなんだと思う。私たちの人生は。

というわけで、調子が悪い方も無理しがちな方も、とにかく自分に優しく優しく。

そうそう、それから鍼灸やカイロプラクティックは、エネルギーと肉体のバランスを整えるのにとても有効です。西洋医学の治療と併用すれば、よりストレスなくスムーズに治癒できるかなと。

しかしながら、どちらも名医にかからないと意味はありません。具合が悪い箇所だけでなく、全体のバランスを診ることができて、それを整えられる腕を持つ人を探しましょう。

また、気功治療やエネルギー療法という、私たちのエネルギーフィールド（オーラ）の中にあるネガティブな周波数やパターンを除去することで、不調の改善していく方法もあるんだけど、これは依存を生みやすい。なかには意図的、もしくは無意識にお客を依存させようとする先生もいるし、自分で「自分を害するパターン」に気づかないと不調が繰り返されるだけなので、人を選びますかね。

私も以前は、そういうサイキックな人に調整してもらっていたんですけど、それだと自分の「悪しきパターン」が分からないので、今はハイヤーセルフとつながって日々エネルギーワークをして、大きくズレる前に自分で治すようにしてます。