FPに相談したい!無料相談できる方法と、僕がFPを辞める理由
最初に重要な事を言います。
僕がFPを辞めようと思った一番の理由。
FPにお金を払って相談することが情報弱者向けのビジネスになってしまったこと。
それはどういうことか?
無料でFPと相談できるサービスがあるのに、僕みたいな個人FPにお金を払って相談する人が少なくなってしまったということ。
廃業ですよ。廃業。
FPは無料で相談する時代になってしまった。
FPを上手に利用する方法をFP業を引退した僕が教えます。
まずは整理をしましょう。
FPに何を相談しようと考えていますか?
相談の内容によっては無料で相談することができます。
■有料でないと相談できないもの
・投資の相談
・法人による相談
■無料で相談できるもの
・生命保険の相談
・学資保険の相談
・個人年金の相談
・相続に関する相談
・家計の見直し
無料相談の解説の前に、有料でFPと相談する方法を見ていきましょう。
1.有料でFPと相談する場合は日本FP協会
お金を払ってFPと相談したい人や投資の相談をしたい人、法人の場合は日本FP協会による有料相談を使うべきです。
https://www.jafp.or.jp/confer/kurashi_fp/taimen/
■対象地域:実施地区(全国8カ所)札幌、仙台、東京、名古屋、金沢、大阪、広島、福岡
料金:1万円~(平均相場)
法人で相談する場合は来社してくれるケースがほとんどで、総合的な相談を行う事ができます。
FPを選ぶ際には法人の相談業務が得意な人を選びましょう。
また、投資の相談を行う人に有料相談を勧めるのには理由があります。
無料で投資の相談を引き受けているFPは金融商品を奨めてくるでしょう。
これらの金融商品を販売する事で彼らは成果報酬制で金銭を受け取ることが目的です。
無料でFPと投資の相談ができたときは、投資の営業を受けていると考えましょう。
無料で他人の投資の相談を受けるほどFPはお人よしではありません。彼らも商売ですから見返りが無い以上、商品を売るしか無いのです。
そして、そういった場合には粗悪な投資案件であることが常です。
投資とFPはミスマッチングであると僕は考えます。
つぎは、無料でFPと相談するにはどんな方法があるか見ていきましょう
2.無料でFPと相談、どんな相談ができるのか
FPに相談したい事はなんでしょうか?
・保険料が高い、FPに保険の最適化を依頼したい
・貯蓄が増えない、FPに家計簿の相談をしたい
・老後が心配なのでいまのうちに資金プランを立てたい
・個人年金で返礼率が一番高い商品を教えて欲しい
・学資保険で返礼率が一番高い商品を知りたい
→これらの保険、家計系の相談は保険相談のFPを使えます
・住宅ローンが苦しい、適正なのかFPの意見を聞きたい
・住宅ローンの借り換えで月々の支払いを減らしたい
→住宅ローンを専門としているFPの相談も無料で使えます
上記の全ての相談は無料で受けることが可能です。
カラクリは簡単。
生命保険や住宅ローンの比較販売を生業としているFPを”利用”するのです。
3.なんでFPと無料で相談できるのか不安。理由を知ると安心できます
無料と言われると逆に不安になってしまうのが人の心理。
FPと無料で相談できるなんて何か裏があるのでは?
そう感じてしまいますよね。
裏はあります。
無料で相談できるFP達の目的は生命保険や住宅ローンなど金融商品の販売です。
しかし、相談の流れで不要だと感じれば加入や契約の必要はありません。
彼らには無料で相談に応じることにもメリットがあるのです。
彼らFPにとっては
”もしかしたら顧客になり得るかもしれない”人と話せるチャンスを得れることに無料で相談に応じるほどのメリットが十分あります。
その為、彼らは自身の知識全てをフル活用してあなたのお金の悩みに無料で寄り添ってくれます。
本当に無料で。
■具体的な利用例
・保険の加入を検討しているけど、うちの家計の最適化を行って欲しい
・いまの住宅ローンよりも金利が安くなる借り換えがあるのか知りたい
・一番返礼率が高い学資保険や個人年金を知りたい
→相談内容に納得がいかなければ相談は終了できます。
どんなケースでもお金を支払う必要はありませんし、そこに引け目を感じる必要も全くありません。
過去FPとして活動していた僕もこのシステムは非常に有益だと思います。
・FP→保険や住宅ローンの金融商品を販売したいので、その為に自分の知識を使ってお金に悩む人の問題を解決する。
・お客→金融のプロの知識で無料のアドバイスが聞きたい。もし良い方法やサービスがあるのであれば検討しても良い。
双方の利益が合致しているのです
つぎは、FPの僕が無料相談で人気があるサービスをそれぞれ紹介します。
・家計や保険のことをFPに無料相談する場合
・住宅ローンをFPに無料相談する場合
4.家計や保険をFPに無料相談する場合、訪問型と店舗型を選べます
自宅にFPが来てくれるのが訪問型、店舗に行ってFPと相談するのが店舗型。それぞれの人気サービスを紹介します。
■訪問型の家計、保険関係の相談なら保険マンモス
家計や保険相談を行うのであれば保険マンモスがおすすめです。
利用料は勿論無料。
現在、無料相談を行うだけで黒毛和牛セットなどの豪華プレゼントが貰えますが、いつまで続くのかはわかりませんのでお早めに。
保険を専門にしているFPは家計の見直しにも強い事が非常に多いので、家計の相談を検討している場合に特に有効。
自宅に知らない人が来るのは不安という方は自宅近くのカフェなどの相談を希望しましょう。
FPをしていた僕が保険マンモスが良いと考える理由。
訪問型の中では取り扱い保険商品が一番多く、FPもマンモス内の競争で淘汰されて能力が高い人が多いので、優れた答えを出してくれるでしょう。
これは豆知識ですが保険マンモスの代表である古川徹氏はデーモン小暮閣下でお馴染み、聖飢魔IIの3代目ドラマーです。
最初の段落の後半から保険マンモスを解説したページにリンクできます。
■来店型の家計、保険相談なら保険市場
来店型のFP無料相談で一番人気の保険市場。
店舗は全国に300店舗以上あるので自宅近くの店舗を見つけられます。
来店型のメリットとして
・自宅に人を招かなくてもよい
・買い物ついでに気軽に立ち寄れる
・勧誘っぽくなった時に簡単に切り上げれる
これらが挙げられます
最初の段落の後半から保険市場を解説したページにリンクできます。
5.住宅ローン専門のFPに見直しを相談したい場合
モゲチェックでいく
・結婚を期に今後の生活プランをFPに相談したい
・老後に備えてリタイアプランを計画したい
ここまではFPと無料相談する方法の解説。
ここからはFPに関するその他の情報の解説です。
6.FPと相談する前にしておきたい準備
FPと相談する前に情報を整理しておくとスムーズですし、聞きたいアドバイスも沢山引き出すことができます。
■FPと相談する前の準備例
・家計の悩みを相談する場合は具体的に箇条書きにしてまとめておく
・保険の見直しを検討している場合は現在加入している保険証券を揃えておく
・住宅ローンの見直しの場合は現在契約している住宅ローンの残高証明書や金利の情報をまとめておく
注意:FPに相談しても、投資へのリスクは変わらない
投資を行うにあたってはFPに相談しようと、自己判断で投資をしようと、損をするリスクの方が大きいです。
信頼を盾に投資を募って一般投資家が損をする。
スルガ銀行が良い例です。
外貨投資などを勧めてくるFPは投資信託などの手数料目当てに過ぎません。
危険なキーワードは外貨建て、デリバティブ。
参考:追跡!スルガ銀行問題 ~超低金利時代の“闇”~ - NHK クローズアップ現代+(https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4190/index.html)
FPと投資。あまり相性が良くないと考えましょう。
どうしてもFPと投資の相談したいのならば、日本FP協会公式の有料相談を受けましょう。(それでも、投資にはリスクが付き纏う事は変わりません。)
FP(ファイナンシャル・プランナー)無料体験相談
https://www.jafp.or.jp/confer/kurashi_fp/taimen/
対象地域:実施地区(全国8カ所)札幌、仙台、東京、名古屋、金沢、大阪、広島、福岡
料金:1万円~(平均相場)
FPに相談する前に知っておきたいファイナンシャルプランナーのこと
FPとはどういった仕事なのかおさらいしておきましょう。
■FPには国家資格と民間資格がある
・国家資格:ファイナンシャル・プランニング技能士1級~3級
一般社団法人 金融財政事情研究会(https://www.kinzai.or.jp/fp)が国から委任された国家資格で1級が最上級となる。
・民間資格:CFP、AFP
日本FP協会(https://www.jafp.or.jp/)が実施する民間資格でCFPが最上級。
国家資格であるファイナンシャル・プランニング技能士1級を有するとCFPの資格も取得でき、ファイナンシャル・プランニング技能士2級を有するとAFPの資格も取得でき、それぞれ同格とされている。
・FPには企業系FPと独立系FPが居る
・FPにはそれぞれの得意分野がある
お金のプロであるFPも全てのジャンルに精通している人は稀。
生命保険に詳しい人、家計の見直しに強い人や住宅ローンの見直しが上手な人。
様々なケースがあります
生命保険に加入している人は日本人の8割
情報参考:生命保険に加入している人はどれくらい?|公益財団法人 生命保険文化センタ(http://www.jili.or.jp/lifeplan/lifesecurity/provision/8.html)
FPに相談する方法は日本FP協会(https://www.jafp.or.jp/confer/fpsoudan/)が行うものが代表的ですが基本的には有料です。
対象地域:実施地区(全国8カ所)札幌、仙台、東京、名古屋、金沢、大阪、広島、福岡
なんで僕がFPを廃業することになったかという話
ここからはただの泣き言になります。
『無料でFPと相談する方法が分かればいい。』
そういう人にとっては必要のない情報です。
どうぞ、僕みたいなしがない個人FPの事は忘れて無料相談をご利用下さいませ。泣
三流大学を出てフリーターをしていた僕が結婚を機に猛勉強、ファイナンシャル・プランニング 技能検定 1級に合格。
フリーターからいきなりの自営業だったが、友達や知人が多い事が幸いしてまずまずの結果に繋げることに成功。
一相談一万円で生命保険、家計の収支、住宅ローンなどの相談を請け負っていた。
大儲けとまではいかないまでも、家族を養い、少しの贅沢と、自由な時間、年一回の海外旅行。
そんな生活を満喫してました。
そう。無料相談サービスが認知されるまでは。
さっき、FP無料相談サービスを紹介しましたよね。
・保険マンモス
・保険市場
・モゲチェック
これらが出てきた時点で危機感は感じていた。
FP無料相談サービスが認知されるにつれて、個人FP事務所は価値を持たなくなってしまった。
大きなFP法人に個人FP法人は食われるようになったんです。
理由は沢山あります。
・無料で相談できるFPがいるなら有料のFP相談を選ぶ人なんていない
・AIを使った家計簿アプリの性能が上がりFPそのものの価値が減った
・大手のFP法人は最新の情報、金融の内部情報を沢山持っていて個人FP事務所の情報は相対的に価値の無いものになった
FPを引退した僕のこれから
FPの無料相談は2019年の現在はユーザーにとって非常に有益。
・無料で最適な保険を選んでくれる
・無料で住宅ローンの最適化を行ってくれる
ですが、中長期的に見るとFPという仕事に未来は無いと思っています。
10年後に無くなっている仕事として頻繁に出てくる税理士。
AIによって無くなると言われれています。
FPの業務は税理士以上に更に単純。
最適な保険や住宅ローンの選定はAIが行ってくる未来が来ます。
この先5年も持たないでしょう。
実はいま、友達のラーメン店で働いています。
麺の湯切りから修行を始めました。
隣の市からもわざわざ客が来るほどの人気店で、濃厚な魚介豚骨が魅力です。
この人気店のスープを学ぶために働いています。
FPを辞めた僕の次のライフステージはラーメン店の開業です。
開店できた折にはFPの知識をフル活用して原価計算、損益分岐を緻密に行い、マーケティングをフル活用した儲かるラーメン店にしますよ。
FC展開する時のマージン料率まで決まっています。笑
最後に保険の話をしておきましょう。
ここから有料。
学資保険、個人年金、住宅ローンのオススメ商品をFPである僕が教えます。
みんな利益率が高い商品を進めるから本当に良い商品は僕達業界人しか知りません。
100円でいいです。
カンパだと思ってください。
乞食FPの誕生です。
息子がNintendo Switchを欲しがっているのでその足しにします。
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FP廃業しましたが、まだまだ金融に関しては詳しいです。特に生命保険や学資保険、個人年金。 いまはラーメン屋で修行の身。 FPから転身、日本一の豚骨魚介ラーメンを作ります! スキ返し常習犯^^