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転職活動前に持っていた思い込み②


自己紹介

こんにちは。私は40代後半の経営コンサルタントとして、15年以上の経験を持つ者です。コンサルタントとしての専門領域は業務改善で、この領域では多くの企業に高い付加価値を提供してきました自負があります。しかし、今回、私は新しいチャレンジを求め、転職活動を始めました。

前回お伝えしましたが、自分は40代で転職活動をすることにとてもネガティブなイメージを持っていました。しかし、転職活動を始めてみるとそれが自分の思い込みだったことに気づかされました。思い込まずに行動しておくべきだったと思っています。

私と同じように思っている方がもしいらっしゃったら、それは思い込みかもしれません。行動して確かめてみることをお勧めします。

ぜひ偏見を持たずにフラットに自分の可能性を試していただきたいと思います。今回は、私が40代の転職活動に対して持っていたと思い込みと実際にはどうだったのかの比較の続きとなります。

思い込み④:40代の転職はこれまでのキャリアに縛られる

私は、40代の転職では新しいことへのチャレンジは不可能だと思っていました。つまり私の場合は、ITを導入しない業務改善の領域での転職しかできないと思っていました。そして、そうであるならばわざわざ違う会社に転職するのはリスクでしかないと思っていました。

これまでのキャリアが軸になるのは事実でした。私の場合ですと、これまでの経験で得られた業務改善の知見(どのように業務改善を行っていくのか)、関わった業務の幅の広さ(営業、バックオフィス、工場、物流など各部門の業務改善を経験してきたこと)、プロマネの経験(コンサルティングプロジェクトをメンバーを率いて実施していく)といったところが評価されて面接に至っています。

その一方で、新しい領域へのチャレンジも受け入れていただけた企業様もありました。私の場合だと、IT導入を前提とした業務改善だったり、戦略領域へのチャレンジです。

こういった領域に対しては知見が乏しいこと、それでもチャレンジしたいことを分かった上で、これまでの経験を買っていただけた企業様もありました。

つまり、40代でのキャリアチェンジは難しいのは事実でしたが、キャリアピポット(今までの知見・経験を踏まえつつ、少しずらした領域へチャレンジする)ことは可能でした。

思い込み⑤:40代の転職は給料が上がらない

40代は転職しても給料は上がらないと思っていました。もちろんヘッドハンティングなどで経営幹部に転身、という転職であれば大幅に上がるのだと思いますが、残念ながら私の転職活動はそのようなものではありません。自分の転職活動が今までのキャリアの上積みではない(ITを伴わない業務改善以外の領域での転職)ことを自覚していたため給与は上がらないと思っていました。そうすると、やりたいことは現実として家族を養っていかないといけない身としてはなかなか転職しようとは思えませんでした。

しかし、まだ決まってはいませんが、給与は2割ほど上がりそうです。驚きでした。ただ、これは現在所属しているファームの給与水準が低いことも一要因で、業界の平均水準になるということではあります。しかし、キャリアの上積みではない人間にこれだけのオファーをしていただけました。

それだけコンサル業界は人手不足なのだと思います。偶然ですが転職活動をしたタイミングが良かったのかもしれません。

長くなってきましたので、ここで一区切りにします。あと、1回分あります。この記事を読んだ方に何らかの気づきがあれば幸いです。

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