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【2022年度版】整形外科クリニック勤務の理学療法士がオススメする、持っておいて損のない本10選

この記事は、以下に当てはまる方は読んでみてください。

✔️これから運動器リハビリや整形外科領域の理学療法を学んでいきたい
✔️臨床で本当に役立つ理学療法関連の書籍が知りたい
✔️良本を読んで臨床力を高めたい

執筆者情報

forPT代表/Rui

【職業】
理学療法士(PTmaster)
【経歴】
総合病院、デイケア、脳神経外科病院で経験を積み現在、神奈川県内の整形外科クリニックに勤務。論文投稿歴あり。
forPTのインスタグラムの総フォロワー数1万人を超える。
【活動】
ー2019年ー
"
理学療法士による臨床のためのブログ"運営開始
ー2020年ー
オンラインサロン"健康をデザインするPTサロン"運営開始
(現在は運営権利を譲渡し退会)
オープンチャット"PT/Louis/StudyRoom"開設
オンラインサロン"歩行分析サロン"開設
ー2021年ー
セラピストが支え合える街”PTOT City”開設
forPT公式Youtubeチャンネル開設
サンクチュアリ出版様YouTube「奇抜な人の頭の中、のぞき放題」出演
オンラインサロン”凛”公式アンバサダー(2021.12〜2022.3月まで)
ー2022年ー
"
HARE Fit"共同運営(2022.4.15〜オープン)
"
next therapist"共同運営
セミナー講師

【SNS】
instagram
Facebook
Twitter

理学療法士の臨床と発信を支援する『forPT』を運営しています。
forPTのinstagramフォロワーは1万人を超え、理学療法士だけでなく柔道整復師やパーソナルトレーナーなど、多くの方々に知っていただけるコミュニティとなっています。

今回の記事では、年間で40万円以上の理学療法本を購入した経験から運動器リハビリ(整形領域)の臨床で本当に役立つ書籍を厳選してご紹介します。

運動器リハビリで本当におすすめしたい書籍10選

①整形外科運動療法ナビゲーション

関節機能解剖学に基づく 整形外科運動療法ナビゲーション 上肢・体幹
関節機能解剖学に基づく 整形外科運動療法ナビゲーション  下肢

オススメの理由
 臨床で多くみられる疾患に関する知識と有用な評価・アプローチ方法が載っています。この本をしっかり読み込んで、臨床での実践を繰り返すことでセラピストとして最低限の対応ができるようになると思います。臨床1〜2年目の理学療法士にオススメです。


②運動機能障害の「なぜ?」がわかる評価戦略

運動機能障害の「なぜ?」がわかる評価戦略: 運動機能障害の「なぜ?」がわかる評価戦略

オススメする理由
 「ここの部位が痛い原因はなんだろう?」という臨床のヒントが書かれている
のが特徴です。メジャーな徒手検査も載っています。評価本なので治療に関する記述はごく一部です。痛みの原因について簡単に調べたい時に使うのが良いと思います。臨床1〜2年目の理学療法士にオススメです。


③プロメテウス解剖学アトラス 解剖学総論/運動器系

プロメテウス解剖学アトラス 解剖学総論/運動器系 第3版

オススメする理由
 解剖学書の中でダントツのきれいさ・見やすさ
が特徴です。実際にカラダをイメージしやすく本当に良いです。解剖学書を一冊手元に置いときたいならこの一冊でがオススメです。


④カパンジー 機能解剖学

カパンジー機能解剖学 全3巻 原著第7版

オススメする理由
 カラダの構造と機能についてしっかり学ぶならこの本です。
「この関節はどんな動きをするんだろう?」
「この関節の動きを制御する筋肉や靱帯はなんだろう?」
といった疑問の答えが載っている本です。
 最初の発刊から30年以上の歴史がある名書で、現在までに7回の改訂がされています。理学療法の書籍や講習会で紹介される機能解剖学的な知識は、この本が基盤になっていることも非常に多いです。


⑤◯関節拘縮シリーズ

肩関節拘縮の評価と運動療法 (運動と医学の出版社の臨床家シリーズ)
股関節拘縮の評価と運動療法 (運動と医学の出版社の臨床家シリーズ)
膝関節拘縮の評価と運動療法 (運動と医学の出版社の臨床家シリーズ)

オススメする理由
 各関節の機能解剖学、評価、アプローチについて一通り網羅したいならこのシリーズです。
比較的最近人気のシリーズ書籍ですが、各関節に着目したものの中では丁寧にまとめられています。運動器リハビリをこれから学んでいきたい方にはオススメのシリーズです。


⑥アナトミー・トレイン

アナトミー・トレイン [Web動画付] 第3版: 徒手運動療法のための筋筋膜経線

オススメする理由
 筋膜についてはじめて学ぶならこれで間違いなし。
筋膜や筋連結の知識は、疼痛部位と関連のある組織の推測や姿勢評価等にも役立ちます。問題点を局所ではなく、身体全体でみていくときには武器になると思います。


⑦結果の出せる整形外科理学療法

結果の出せる整形外科理学療法−運動連鎖から全身をみる

オススメする理由
 運動連鎖の視点でカラダを全身的に評価したいならこの一冊がオススメです。
運動連鎖の書籍はいくつかありますが、こちらの本は臨床実践向きです。理学療法分野の各著名人が執筆しており、特に足部については入谷誠先生が執筆され詳しく載っています。初学者にはやや難しい内容も含まれるため、運動器のことをある程度理解できてきた段階で読むことをオススメします。


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