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本屋を未来につなぐアイデア? | 久藤あかり

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知ってましたか?本屋のないまちは456/1741市町村で全体の「26%」ニッポンの知性と文化の危機!
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#日記 古川町商店街のぷちぷち古本市と洛陽文化講座

今日から6月。 午後、ロームシアター京都で京都ライオンズクラブ主催洛陽文化講座・中野京子さんの講演会がある。 中野京子さんは作家、ドイツ文学者。『怖い絵』シリーズの著者だ。 今日のテーマは「名画の謎を読み解く」。 会場は700人収容できるサウスホール。 その前に京都市営地下鉄の駅「東山」の近く、古川町商店街で開催のプチプチ古本市に行ってみた。先月朗読会に行ったこもれび書店さんの協力で、貸棚の店舗さんたちが出店していると聞いたから。 三冊の古書を購入した。 どれもキレイ。

【短文】懐かしき古本屋さんの思い出

岩波文庫は、私にとって青春の代名詞です。私はあまり裕福でない家庭で育ちましたので、中高生の頃はお金があまりなく、新刊本を大量に買うなんていうことができなかったんです。 では、どうやって本を買っていたかというと、古本屋さんで安い本を探してました。一般の本が50円から200円程度で売ってましたし、戦前に出版されたボロボロの岩波文庫なんか、1冊10円で売られてたんです。知識欲にまみれていた身にとって、これほどありがたいことはありません。大量に購入しては積読していました。 昔懐か

街の書店の減少が止まらない!見かねて経済産業省が支援にのりだしたらしいけど、経済産業省が本の読者を増やせますかね?・・なんとなく少子化対策に似てる気がしますね

こんにちは、DJムッチーです。 全国で町の書店の減少が止まらないようです。2003年は大小含めて約2.1万店あった書店が、2022年には1.15万店なってしまっていて、20年間でほぼ半数の規模にまで縮小しているのだそうです。 僕の住んでる小さな町にも、文学に強い気難しそうな店主がやってる書店と雑誌が雑然とならんでいるけど、どんなマイナーな雑誌もおいてる書店の2軒があったのですが、文学に強い書店は随分前に廃業されて、今は1軒になってしまったので、全国の減少比率と同じ状態です。

口頭より活字の方が強い言葉だと思う人 本を読むのが苦手な人に 聴く読書 Amazon Audible はどうかな? 本をおもしろいと思ってもらえたらなぁ

あの人を本好きにしてしまう方法。大好きな本を、大好きな人と一緒に。

定期的に、信じられないほどの本と出会うことがある。 自分の中で留めておくには勿体無いと思う。 誰かとこの感動を分かち合いたい。 あの人に教えてあげたい。 そんな時、私は自分の気持ちの赴くままに、いろんな人にその本の魅力を語ることにしている。 その甲斐あってか、私の熱量のせいかおかげか、最近は、「moonさんがそこまでいうなら」とおすすめした本を読んでもらえる機会がとても増えてきた。ありがたい限りである。 とはいえ…これまでは、悲しいかな、家族や友人に本好きは少なく

#19[本の危機]白旗の少女、AI。未来に遺るモノは……?

桜の季節になりました。沖縄は来月には梅雨入り。早いですね。80年前、17歳の姉に手を引かれて、裸足で泥濘んだ戦禍の道を逃げ延びた、小さな女の子がいます。 調べずに、いきなり読み始めてほしい本 次世代に継ぐ物語。著者・比嘉富子さんによるノンフィクション『白旗の少女』(1989年)。読書感想文や、課題で読んだ人はいますか? 書き手として「いかに書かないか」を考えていました。経験のないことでも、いかに頭に映像を浮かび上がらせるかを。 私が残したいのは、史実とともに家族の在り

【本屋】街から本屋さんが無くならないためには!?

本屋さんがどんどん閉店してる。 このままでは、斜陽産業になる。 いや、もうなってるのかな。 そこに、3月12日、 朗報が流れました。 街の書店を支援する プロジェクトが経済産業省によって 設立されたのです。 といって、何か始まった訳では ないらしい。 まずは、これから 書店関係者からのヒアリングが 始まるらしい。 おせえよっ!(汗)。 でも、国がやりだしたんだから、 書店の店長やスタッフには 期待したくなりますね。 3月13日の読売新聞では、 カフェ併設や イベン

ブックサンタが今年もやってくる

noteトップページの「今日のあなたへ」を見ていたら素敵な記事を見つけて、ああ今年もブックサンタの季節か、と思い。 私が子どもの頃、クリスマスが近くなるといつも決まって、テレビではケンタッキーフライドチキンのCMが流れてきました。 このCMソングがとっても好きでした。 なぜか聴くと気分が高揚してきて、今年はサンタさんにアレをもらうんだと息巻いていたのをよく覚えています。 クリスマスがあけると小学校では、友だちと「何をもらった」だとか「サンタさんを見た」だとかで盛り上がっ

応募数10648の中から、ブックサンタについて書いた、さわかみ投信さん主催の #かなえたい夢 プロジェクトの候補に選んでいただきました! なんかすごい夢がたくさん並ぶ中、万が一選ばれたりでもしたら、 もうわたしサンタの格好して直々に本を届けにいくしかないですね…!笑

サンタさんになった日(ブックサンタ)

以前こんな3行日記を書きました。 席を譲ったりお手伝いをしたり声をかけたり 何かするとき、偽善でも自己満でも何でも良い、 誰にそう思われようとやらないより、やる! という選択肢を取る。 だから今年のクリスマス わたしはサンタさんになるんだ! ということで ブックサンタ に参加して、 サンタさんになりました。 ブックサンタとは、 様々な事情で大変な境遇にいる18歳以下の 子供たちへ、本をプレゼント出来るという チャリティー活動です。 協賛している本屋さんにて 12/

本を贈る文化を育てたい。

――自分のために時間をかけて選んでくれて、その本を通していろんなメッセージをもらって、いつまでも手元に残すことができるし、また読み返すことだってできる……あまりライトが当たらないけれど、本はギフトとしての価値が高い代物なんですよね。 人生は物語。 どうも横山黎です。 大学生作家として本を書いたり、本を届けたり、本を届けるためにイベントを開催したりしています。 今回は「本を贈る文化を育てたい。」というテーマで話していこうと思います。 📚後輩に本を贈り物を。昨日のことです

ブックサンタやってきた!

ーー来年、みなさんもサンタさんになりませんか? 人生は物語。 どうも横山黎です。 今回は「ブックサンタをやってきた!」というテーマで話していこうと思います。 僕は年齢ごとにテーマを決めているんですが、22歳は「Biblio」をテーマに生きています。つまり、本の活動をしているわけです。僕は誕生日が6月なので、「Biblio」をテーマに活動を始めてからもう半年近く経つわけですが、そんな年にふさわしいクリスマスを過ごした気持ちがありました。 いろいろ忙しくて調べるのが直前に

ブックサンタに参加して

昨年のクリスマス、困難な状況にある子どもへ本を届ける「ブックサンタ」というチャリティー活動に参加しました。 初めて参加するので、どんな本を選ぼうかかなり悩みました。 最終的に、寄付を2回行いました。 最初に選んだのは「エルマーとりゅう」。 私がよく行く書店で選ぼうと思ったのですが、置いていなかったのでe-honで注文しました。 2回目に選んだのは「羊と鋼の森」。 こちらは、書棚に置いてあるのを確認済み。 一度寄付してから、0歳から高校生までが対象だったと聞いて、