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最強のデスクトップ環境が完成した話

フォレスト出版編集部の寺崎です。

テレワークがメインになって以来、いろいろとデスクトップ周りの改善を図ってきました。今日はその総集編をお届けします。

仕事がズンズン捗るスピーカー

昨年の緊急事態宣言のときに導入したアクティブスピーカーをこの記事でご紹介しました。

当時は中国のEDIFIERというメーカーのアクティブスピーカーをおすすめしたのですが、その後さらに最強のスピーカーをみつけてしまいました。

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Airpulse A80 というスピーカーです。

かの有名なアビーロード・スタジオにも導入された伝説の名スピーカー「AE-1」を手掛けたフィル・ジョーンズが設計。Bluetooth対応のDAC内蔵アクティブスピーカーであるAirpulseですが、ほんとにキレキレなサウンドが楽しめます。

Bluetooth接続ではなく、パソコンから直接USBつなげてデジタル出力でSpotifyの最高ビットレート音源を聴いていますが、どんなジャンルの音楽でもめちゃめちゃ伸びやかに響きます。

Airpulseはもともとイギリスのブランドですが、数年前に先ほど名前が挙がった中国のEDIFIER傘下に収まっていました。中国資本恐るべし。

作業効率がサクサク捗るディスプレイ

会社支給のノートパソコンでしこしこ作業しているわけですが、画面が小さいため、複数ファイルを同時に開いて切り替えながらコピペしたり、付き合わせが必要なものはいちいちプリントアウトして画面と紙を両方参照したりしていました。

これって、作業効率がいまひとつ悪い。

どうしたもんかな・・・と思っていたところ、知人が「これ導入したらめっちゃ捗るわー」と自慢気に送られてきた写真が、横長の超大画面ディスプレイでした。

自分もほしいなーと思っていたところ、先日のAmazonブラックフライデーセールでLG電子の34インチが定価¥40,540のところセール価格¥30,800(24%OFF)になっていたのでポチってしまいました。

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画面3つぐらいデカデカに表示させてもウィンドウ切り替えずに作業できるし、なにより文字大き目の状態でWordファイルの原稿整理もできるので、老眼気味の自分にはストレスがありません。いちいち画面を拡大したり縮小したりする必要がないのも助かります。

HDMIケーブルで接続するだけで、とくに何も設定を変更せずに大画面環境が実現します。画面のアスペクト比も映画館と同じなので、映画鑑賞もばっちり。

あ、設定を変更すべき点は1点だけありました。「ノートパソコンのカバーを閉じたとき」の設定がデフォルトでは「スリープ状態」なのですが、これを「何もしない」に変更する必要があります。

ここで1点、豆知識を。

普段、NetflixはChromeで観ていたのですが、大画面に表示したところ、なぜか画質が粗い。「LG付属のHDMIケーブルは品質がイマイチ」なんていうレビューもあったので、ケーブルが悪いのかな・・・と思いつつ、いろいろ調べてわかったことがありました。

Netflixを最高画質で表示できない原因はブラウザにあったのです。

なんと、最高画質で表示できるのは現在のところMicrosoft Edgeだけだったのです。技術的な詳細は割愛しますが、ChromeもFirefoxもSafariもダメ。EdgeはWindows標準のブラウザなわけですが、ほとんど使ったことがありませんでした。でも、これからはNetflix観るにはEdgeをおすすめします。

文字をスコスコ打つのが楽しくなるキーボード

仕事柄、文字を打ち込む時間が長いです。いまこの瞬間も文字を打っています。そうなると商売道具なので、こわだわりたくなるのが心情でして、キーボードに関してもこれまでもいろいろ試しては捨て試しては捨て・・・してきました。

ところが、会社支給のパソコンがすべてノートPCになったため、キーボード単体をチョイスする遊びがなくなり、しばらくはノートパソコンのキーボードをペシペシ打つのが日常でした。

ところが、今回外部ディスプレイを導入したことで単体キーボードが必要になったので、探してみることにしました。

デスク周りにこれ以上ケーブルを増やしたくないので、以下の条件で探しました。

①Bluetooth対応
②USB充電式
③2万円以内
④本格的なつくりのもの

最初はネットで評判のよかったロジクールの「ロジクールKX800 MX Keys」が第一候補でした。

ネットでも「最強キーボード!」と絶賛レビューが多く、Amazonのレビューを「サクラチェッカー」にかけてみると「合格」の結果が。

「よっしゃ、これに決まり」とAmazonをポチった数時間後のことです。ウェブを徘徊していたときに、ブラウザの端っこになにやらメチャメチャいかしたキーボードの広告が。

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Keychronというブランドのようです。メンブレンではなく、キータッチが本格的なメカニカル式のキーボード。打つと「スコスコスコスコ……」と気持ちのいい音がするやつです!

クラウドファンディングで立ち上がった中国のブランドのようですが、デザインもいいし、なんと日本語配列キーボードもあります。US配列だと「かなキー」がなかったり不便なんですよね。

値段も2万円以内なので、条件にもマッチします。

ロジクールさん、ごめんなさい。注文キャンセルはできなかったので、返品して、こっち買います。

で、さっそく届きました。Keychron K8というモデルです。

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テンキーレスの省スペースタイプ。

キーボード界の最高峰といわれる「ハッピーハッキングキーボード(HHK)」あたりに比べるとキータッチはかなり軽めで、最初は「あれ?」と思いましたが、慣れてくるとスコスコ鳴る打鍵音が心地よく、最高です。

ゲーミング仕様にも対応しているので、打鍵するキーが光ったり、いちばん右上のボタンを押すとキーボード全体が光ってウェーブしたりしますが、自分にはあまり必要のない機能でした。

ただ、1点だけ難点があり、少しだけキーボードの位置が高いので、手首が疲れて、長時間作業していると手首の疲労が背中に響いて凝ってきました。

そこで導入したのが「パームレスト」です。

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パームレストって、「こんな半分に切ったまな板みたいなので、効果あんのかよ?」と半信半疑でしたが、これが・・・・ぜんぜん違います!長時間作業していてもぜんぜん疲れません。おすすめです。

(2023年1月追記)
Keychron K8ですが、Bluetoothが頻繁に切れる現象が多発したため、「やっぱキーボードは有線に限るな」ということで、現在は「FILCO Majestouch Stingray FKBS91XMRL/NFB CHERRY MXロープロファイル赤軸 91キーテンキーレス 日本語配列 前面印字」というキーボードに切り替えました。

これ、控えめに言って「超最高」です。メカニカルキーボードのスコスコ打鍵感がありつつ、静音仕様なので、職場でも迷惑かけなくて済みます。

長時間座っていても疲れ知らずなゲルクッション

最後に1点だけ課題がありました。

ノートPCの場合は視線が下に向くので気にならなかったのですが、大画面ディスプレイの場合、視線が少し上気味になるので、どうしても目が疲れます。で、目の疲れが全身に響いてきます。人間の目は上向きを長時間続けるとストレスがかかるそうです。

そこで、導入したので座面を高くしつつ、体重を分散することで座り心地をよくするゲルクッションです。

メーカーが標榜する「無重力」とは程遠いですが、ムニュと尻が包み込まれる感じはなかなかナイスです。

地震対策には耐震ジェルを

最近、地震が多いので、ディスプレイとスピーカの底には耐震ジェルを挟みました。これを下に敷くとピタっと貼りつくうえ、衝撃を柔軟に吸収するので、かなり激しくグラグラ揺らしてもビクともしません。

下記リンクのものがいちばんコスパいいです。

いやーこれで完璧!

というわけで、最強の自宅リモートワーク環境が完成したので、来週からがんばって仕事します。刊行落とさないようにします。よろしくおねがいします。

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