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【集客】SNSの効果的な使い分け

こんにちは。
フォレスト出版編集部の森上です。

ビジネスにおいて、自社のブランディングはもちろん、集客自社商品やサービスの認知に欠かすことのできないSNS。個人事業主、特に起業したばかりの人、これから自社商品やサービスの認知を広げていきたい人にとっては、最高のツールでもあります

ただ、SNSと言っても、Facebook、Twitter、LINE、Instagramなど、多岐にわたります。それぞれの特性や有用性をどのように使い分けていくと、効果的なのか?

今まで3000人以上の副業をコンサルタント、サポートをしてきた副業経営コンサルタントの小椋翔さんは、好評新刊『最短で最高の結果を出す 副業バイブル』の中で、集客におけるSNSの効果的な使い分けについて解説しています。

今回は、同書の中から該当箇所を一部抜粋・編集してご紹介します。

SNS活用の最大のメリットとは?

 SNSを使って集客することのメリットは、気軽に「信頼貯金」ができることです。
 Facebook、Twitter、LINE、Instagramなどを使って認知度を上げ、セルフブランディングができると、あなたやあなたの会社の信頼度が増します。
 信頼がどんどん貯まっていくと、その信頼だけでリピート率が上がり、売上も増えます。そういった信頼貯金を、とても手軽に、気軽にできることがSNS活用の大きなメリットです。
 パソコンもオフィスも必要なく、スマホ一台あれば、誰でもどこでもブランディングができる時代で、やり方次第では情報をいくらでも拡散でき、全く知らない人から依頼を受けることができ、広告費の節約にもなる。
 これが、SNSが爆発的に普及した原因だと思います。
 さて、ここではそれぞれのSNSごとの特色と、利用する場合に押さえておきたいポイントを説明したいと思います。

Facebookの効果的な使い方・メリット

 Facebookの最大の特色は、本名で登録し、原則として1人1アカウントしか作れないということです。そのため非常に信頼性が高いということがメリットになります。
 例えば、Twitterでは、匿名でもアカウントが作れる上、1人でいくつものアカウントを持つことができるので、情報の信頼性に欠けたり、罵詈雑言を書き込んでいるアカウントも多かったりしますので、集客という点ではそういったデメリットが気になります。
 Facebookは、利用者全員が基本的に本名で登録しているため、非常識なクレームも来にくくなります。もし、あなたのサービスに不満があったとしても、匿名性の影に隠れて理不尽なクレームを投げつけてくるといったお客様は少なくなります。この信頼性の高さがFacebookの最大の強みでしょう。
 また、利用者の年齢層は30~50代が多いため、あなたの用意している商品やサービスによっては、Facebookじゃなければ売れないという場合もあるでしょう。

Instagramの効果的な使い方・メリット

 続いて、Instagramの特色とポイントを見ていきます。
 Instagramは、「インスタ映え」という言葉が流行になったことでよく知られ、利用者は20~30代が多いことが特徴です。
 Instagramの最大の特色は、見る人に「行ってみたい」「体験したい」「食べてみたい」と思わせるものを、写真や動画でシェアできること。
 つまり、文章ではなく、非常に視覚的なアプローチに向いているということですね。
 なので、普段から「インスタ映え」を狙って、写真を撮ったり、動画を撮ったりしている人にとっては、そういった投稿でフォロワーをたくさん増やして集客に繋げていくことが、わりと簡単にできると思います。
 ただ、あまりに「インスタ映え」を狙った投稿とか苦手だな……という方にも、奥の手があります。実は、私の場合、面倒なのでFacebookとInstagramは同じ投稿をしております。
 おまけに「インスタbot」という、自動的に自分が決めたハッシュタグの人に「いいね」をつけたり、フォローをしたりしてくれる有料サービスもあります。
 また、あまり知られていないのですが、InstagramはFacebookに似た機能があります。ターゲットを絞ったお客様に安価に広告を打つことができるのです。
 例えば、「30代の滋賀県在住の主婦で3~5歳の子どもがいる方」というターゲットに一日100円からとかで広告を打つことができます。
 特にInstagramのストーリー機能を使った、短い動画による広告は、かなりの拡散力がありますので、一発当たると一気にビジネスが飛躍する可能性を秘めています。

Twitterの効果的な使い方・メリット

 次が、Twitterです。
 Twitterも若者を中心に普及していますが、「リツイート」という機能のおかげで、非常に強い拡散力を持っています。
 リツイートをして情報をひたすらシェアしてくれる人が多いというのがメリットですが、その反面、140字という文字数制限があるため「投稿にセンスが必要」になってきます。
 ですが、センスのある投稿さえできれば、かなりの拡散力が期待できるので、ツイートのセンスを磨く価値はあるでしょう。
 また、Facebookなどと同じように、共通の趣味を持った人々が情報収集のためにTwitterを使っているという側面がありますので、あることに特化したいわゆる「オタク」的な情報発信をすることで、一気にフォロワー数を伸ばし、新規顧客獲得に繋がりやすいという特徴があります。
 例えば、あなたが扇子好きだとして、世界各国の扇子を収集したという内容をツイートしていくと、あなたのアカウントをフォローし、常にチェックしてくれる扇子好きの人が集まってきます。そこで、あなたが「オリジナルの扇子を作りました」と言えば、買ってくれるフォロワーの方はかなりいるでしょう。

LINEの効果的な使い方・メリット

 続いては、LINEの公式アカウントです。
 LINEといえば、日本人の実に80パーセントという圧倒的多数が利用している、超人気チャットアプリです。LINEには、タイムラインという機能があって、そこに文章だとか写真だとかを投稿することができるのですが、集客に利用するならオススメは「LINE公式アカウント」です。
 LINE公式アカウントを持てば、不特定多数の人にフォローしてもらうことによって、それぞれの人とトーク画面で情報を共有できます。普段チャットで会話するような感じで、さまざまな発信ができるのです。
 おまけに自動返信機能ワード機能といった便利機能がついているので、お客様がトーク欄に「注文」という言葉を入れて発言しただけで、あらかじめ用意しておいた「注文手順」などの情報を自動で返信することができます。
 つまり、スタッフいらずの対応ができるというわけです。そのため、多くの企業がこのLINE公式アカウントを利用して、お客様への情報発信と、サイトへの誘導、受注等を行なっているのです。

SNSが苦手な人へのアドバイス

 もし、あなたがこれから何かの事業を始めようとしているのなら、事業内容だけでなく、「どんなSNSを使って」「どんなふうに」商品をアピールして、新規顧客を獲得していくのかをイメージしてください。
 SNSの使い方のイメージが湧かなかったら、上手くいっている人のSNSを見て、それを参考にして真似をするのもいいでしょう。また、SNSにあまり慣れていない、苦手だという人もいるでしょう。そういう方は、まずはアカウントを作ってみて、1週間楽しむつもりで使ってみてください。そうすれば、はじめは抵抗を感じていたかもしれませんが、だんだんと慣れてきて「楽しめるものなんだ」と気づけると思います。
 そういった苦手意識、抵抗心は、ビジネスに対する苦手意識、抵抗心にも繋がるものですので、「まずは悩んでいないでやってみる!」ことが大事です。
 起業と同時に、SNSも使いこなせていると、成長のスピードがものすごく速くなりますので、今からSNSを自分ならどう使うか、具体的にイメージしておいてください。


今回ご紹介した、副業経営コンサルタントの小椋翔さんの新刊『最短で最高の結果を出す副業バイブル』では、

【主要目次】
第1章 副業で成功する人と、しない人との圧倒的な違い
第2章 これからの時代を生き抜くための副業
第3章 副業0日でも簡単に利益を出す方法
第4章 あり得ないことをすればあり得ないほどお客様が来る
第5章 実際に年間1億円売り上げた話
第6章 ブランディングって何?
第7章 リピートしたくなる消費者心理
第8章 副業0日でも一瞬で売り上げられる副業入門テクニック

著者の小椋さん自身が培ってきた経験や知識、知恵、今まで3000人以上を救ってきたコンサル経験から導き出した、副業を成功に導く上で絶対に外せない思考法&実践法の重要エッセンスを凝縮した1冊となっています。興味のある方はチェックしてみてください。

〈著者プロフィール〉
小椋 翔(おぐら・しょう)

副業経営コンサルタント。株式会社コトノ葉代表取締役。現在3社経営。1983年、大阪府八尾市生まれ。わが子を撮影するために購入した3万円のカメラ1台で、そのまま写真館をオープンし、その後に出張撮影を開始。全国どこにでも出張する撮影サービスとして好評を呼ぶ。そこからフィットネスクラブ、飲食店を開業し従業員を多いときに30人以上まで増やす。2017年、カメラマンを育成する「カメラマン全力授業」を全国で開始。たちまち人気講座となり、受講生の中には月に100万円以上を稼ぐカメラマンも多数輩出。また、経営コンサルタントとして、3000人以上に経営コンサルを実施。ごく普通の主婦から、年商80億の社長までコンサルし、受講生は、ネット物販販売、パーソナルトレーナー、ヨガ講師、サロン系(カウンセラー、美容系)、教育系セミナー講師(オフライン、リアルとも)など多岐にわたり、その再現性の高いノウハウは高評を得ている。著書に『副業するならカメラマン』(フォレスト出版)がある。

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▼著者本人が新刊について解説した音声はこちら



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