見出し画像

【サブスクD2C】自社で何をやって、何をアウトソーシングするか?

こんにちは。
フォレスト出版編集部の森上です。

このnoteでも数回にわたってお伝えしてきた「サブスクD2C」をはじめとしたストック型ビジネスの大きな特長に、「自分一人でできる」という点があります。

ただ、そのためには、この記事のタイトル通り、自社(自分)で何をやって、何をアウトソーシングするかが、とても大切になってきます。

【サブスク×D2C×単品リピート通販】を体系化し、自身はもとより、コンサルを受けた中小零細企業、個人事業主が軒並み結果を出している、サブスクD2C界の第一人者・新井亨さんは、新刊『「サブスクD2C」のすごい売り方』の中で、自分で何をやって、何をアウトソーシングすべきかについて、詳しく解説しています。今回は、同書の中から、その該当箇所を一部抜粋・編集してご紹介します。

積極的にアウトソーシングしたほうがいい理由

 これまで各章を通じて、「単品リピート通販」で成功する秘訣について解説してきましたが、ここまで読んでくださった皆さんは、あることにお気づきではないですか?
「あれ? ひょっとして仕事や作業の大部分をアウトソーシングしてる?」
「自分でやることって、ほとんどないのでは?」
 そんな印象を抱いておられる方は、きっと多いのではないかと思います。
 そうなのです。この単品リピート通販は、すべて自分(自社)でやろうとせずに、外注先を活用してプロに任せることが、成功のカギと言えるビジネスなのです。
 当社はもともと、「利益率の高いビジネスしかしない」と決めています。つまりは、固定費がかからない、リスクの低いビジネスです。
 なぜなら、売上は急激に増減しますが、売上を伸ばすために採用した社員の人件費や事務所などの固定費は、売上がどうなろうと変わりません。売上を伸ばす過程で積み重なっていくコスト(固定費)は、売上の増減に合わせて直ちに変動させることができないのです。
 このリスクは非常に重要で、仮に売上が下がったときに、固定費はすぐに減らせませんから、事業が一気に赤字化してしまうリスクをはらんでいます。
 ですから、人件費などの固定費を最小限に抑えながら、大きな売上を狙える「利益率の高い」ビジネスをすべきだと考えています。
 そのために必要なのが、業務のアウトソーシングであり、単品リピート通販はそのメリットを最大限に活かしたビジネスなのです。

自社で何をやって、何をアウトソーシングするか?

 逆に言えば、経営者であるあなた自身は、実際的な作業のプレーヤーである必要はありません。自社でやるべきことを決めて、その他の仕事は基本的にアウトソーシングします。
 では、何を自社でやって、何をアウトソーシングするのか?
 これまで解説してきた単品リピート通販の大まかなビジネスの流れを示すとともに、自分でやる部分と、外注する部分を図で示してみました。

画像1

『「サブスクD2C」のすごい売り方』p.250より

 つまり、この中で「自社」マークがついている部分だけを自分でやります。
 自分で全部の仕事をする必要はなく、人に任せて「大事なところ」だけを行なうイメージです。
 それぞれの段階でプロフェッショナルがいて、その行程は専門のノウハウに委ねて任せていけばいい。あなたはあくまでも、全体を見ているオーナーで、最低限のルールだけ知っておけば十分なのです。


【著者プロフィール】
新井 亨(あらい・とおる)

サブスクD2C総研株式会社代表取締役。株式会社Telemarketing One代表取締役。年商50億円以上の企業のサポートも行なうサブスクD2C業界の第一人者。埼玉生まれ。University of Wales MBA卒業。北京へ留学し在学中に貿易会社事業などで起業。その後、北京へ渡り、不動産、美容、貿易など複数ビジネスを成功させる。帰国後、上場企業などの相談役などを経てオリジナルブランドを立ち上げ販売開始から8カ月で月商1億円を突破。商品開発からクリエイティブの作成、CRMまですべて自社で行なうなど圧倒的な成果をおさめる。集客・運用・CRMについて上場会社とのセミナーを全国で行なっている。企業に対してサブスクビジネスを教えるサブスクD2Cオンラインアカデミーの塾長も務めている。コールセンターを使ったLTV引き上げを得意としており、成功者を多数輩出、サポートした企業の累計売上は100億円を超えている。

いかがでしたか?

今回ご紹介した新井さんの新刊『「サブスクD2C」のすごい売り方』では、一人経営者として絶対やるべきことと具体的なやり方をはじめ、著者・新井さんが実践、体系化した「サブスク×D2C×単品リピート通販」の仕組みとノウハウを完全公開しています。興味のある方はチェックしてみてください。

▼『「サブスクD2C」のすごい売り方』目次、序章、第1章を全文公開中


▼関連記事はこちら



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?