出航編_その4_セルフイメージ_サムネ

人生の大航海マップ 海路編 〜その1 「自分の理想イメージを書き出す」〜

「思い込み」という力は
とても絶大です!!

私たちは常に自分の眼前のできごとに
無意識にイメージを
持っています

ネガティブな場合だと
「僕には無理」
「僕には似合わない」
「僕がもらえるわけない」
など。

ポジティブな場合だと
「なんかいけそうな気がする」
「大丈夫っしょ!」
など。

これに対して「何で?」と聞くと
おそらく、それぞれ自分自身のイメージ
をお答えになると
思います。

A「だって僕、子どもの頃から人前が苦手だもん」
または
B「だって、この中で1番練習してきたのは僕だよ」
などの答えが返ってきたとします。

AさんもBさんも、自分自身に対するイメージ
語っています。

この場合、良い結果を残せそうな雰囲気を
出しているのはどちらでしょう?


というのは、強いスポーツ選手には
成功のボディイメージ
腕の立つセールスマンなら
業績トップのイメージ
藤井聡太棋士のような優れた棋士なら
勝利のイメージ
あると言われています。

何かを成し遂げる時に
持つべきイメージ。
そして、自分自身がどんな人物かを
振り返る上での「セルフイメージ」。

これがポジティブであるほどに
体の中の軸が太くなり
自信に満ちて
より良いパフォーマンスができることは
知られていると思います。

根拠のない自信」と呼ばれるものかも
しれません。

僕自身もスポーツをするときに
不安が多くて負けそうな気がするときは
見事にズルズルと流れが悪くなり
想定通り負けることが多かったです。

代わりに、たくさん練習して
試合をイメージし続け
何とも言えない晴れやかさがあるときは
体がのびのびと動いて
試合の勝利に貢献することが多かったように思います。

思考と行動が管理されている脳では
頭に浮かべたイメージに合わせて身体が動くと言われます。


やっぱりセルフイメージは大事!

今日は、大航海の旅に出港した自分自身が
最高のコンディションで
船を進められるように
自分の「セルフイメージ」を
より良いものに書き換えつつ

次の見通しを持って行く流れにしたいと思います。

今回はNLP(神経言語プログラミング)の
方法を使いながら、理想の未来につながる
セルフイメージ作りをしていきますね。


1 自分のネガティブイメージをポジティブに捉え直す方法

まずは、自分の嫌いだと思っている部分を書き出します。

これはきっと書きやすい人が多いかもしれません(汗)


ここからが大事になってくるんですが
書き出した自分の嫌な部分を、「リフレーミング」します。

NLPでは、僕たちが自分のある部分を
「嫌い」というサングラスをかけた状態で
見ている
と考えます。

そして、その「嫌い」サングラスを外して
別の視点から自分の部分を見直します
そのことを「リフレーミング」(枠組みを外す)
と言います。

例えば、僕の場合
「おおざっぱ」という部分があります。
「嫌い」の意味を込めて「おおざっぱ」という
言葉になりましたが、
別の視点から見つめなおしてみます。
すると、
「おおらか、細かいことを気にしない」
と言い換えることができました。


「うるさい」    → 「賑やかで明るい」
「臆病」      → 「慎重で用心深い」
「落ち着きがない」 → 「多動力がある」

極端にいうと

「勉強できない」という言葉を
書いた人は

勉強なんてできても
できなくても生きていけるのに
自分の嫌いな部分が「勉強できない」
と思ってる
ってことは
逆に言うと
 「勉強の大事さを知っている」ということ

「勉強できない」  → 「勉強の大事さを知っている」
に言い換えることができます。

こんな風に

無理矢理にでもいいので、自分の嫌いな部分を
資料の項目に書き込んで、
ポジティブな言葉で
言い換える練習をしてみましょう。

慣れるとおもしろくなってきますし
つかう言葉や、捉え方が
どんどん変わっていきます!

2 心の抵抗を無くすための許可型アフォーメーション

*アフォーメーション
(自分自身に対する肯定的な宣言)


セルフイメージは、自分の中の
憲法や法律のようなものでもあります。
私たち誰もが「やっていいこと」「いけないこと」
の判断が無意識の中にあります。

そして、この許可型アフォーメーションは
心の制約を解除してくれる方法
です。

例えば
○決めたことは最後までやり通さなきゃいけない
○先輩に頼まれたら必ず「はい」と言わなきゃいけない
○辛くても我慢しなきゃいけない


など。(心の制約だらけですね!)

これを許可型アフォーメーションに変えると
●決めたことでも不必要なことはやらなくて良い
●先輩に頼まれたとしても理不尽なことなら断って良い
●辛いときは我慢しなくても良い

といった方法です。

こうして書き出してみると
まるで、誰かに言われているような
そんな感覚になっちゃいます。

転職について悩んでいる人は
○慣れた今の会社を簡単にやめられない
という心の制約を

●知見を広げるために新しい会社に転職しても良い
と書き出してみると、
何だか少し気持ちが楽になりませんか?

3 夢への達成型のアフォーメーション

私たちの脳は「現実」と「イメージ」の区別がつかないと言われます。
今起きていることなのか、イメージなのかを区別せずに

脳は情報を処理しようとするようです。

ならば、その特性をいかして
自分の脳が思い込みやすい言葉を書いてみましょう。

このアファーメーションは、
「今」「期日」「具体的」「感情」を入れ
あなたの脳に「それは既に体験していることだ」
と教えていく(錯覚させる)ようなものになります。

頭では分かっているつもりでも、
書き出したものを目につくところに
掲示して、毎日確認していくと
どんどん頭の中で現実味を帯び
自信が出てくる
ようです。

ということで、夢への達成型アフォーメーション。
作ってみます!

例 
 今、2030年。貯めた資金で世界一周旅行。
 旅の模様をSNSでUP。新しい出会いがたくさん。
 毎日が忙しくてワクワクしている。

こんな風に、「今、○○年。〜している。気分は○○」
と書き出すことがポイントです。

是非是非ワガママに書いてみてくださいませ。

今はなんだか恥ずかしいけれど
書いたものをどこかに貼って
何度も目に入れることで
だんだん脳が慣れてきますよ!

受験生の「◯大学合格!」
の張り紙と
同じような感覚です!

どんどん現実味を帯びてきたら
それはチャンス^ ^

それでは、いつものように
以下からコピペ&印刷してみてください。

海路編 その1 セルフイメージ

Twitterでは、日々の実践現場での
心理術や哲学、歴史から
学んだことを呟いています。

@morito09976709

本noteの

「人生の大航海マップ」シリーズの目次も
掲載しておきますね↓

「出航編」
  その1 「何をしたくないか」

  その2 「どんな人生にしたいか」(今回)

  その3 「今の自分を書き出す」(自己分析)
      ①時間 ②休日 ③お金 ④思考 ⑤技能

「海路編」
  その1 「自分が捉える今の自分」
      (セルフイメージ)  
          ↑
         今回

  その2 「自分の知らない自分に出会う」
      (他者から見た自分)

「深海編」
  その1 「10年後の自分はどうなっているか」
      (長期の夢)

  その2 「3年後の自分はどうなっているか」
      (中期の夢)

「上陸編」
  お宝 「マンダラチャート」
      (具体的な目標達成シート)

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