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本の森 〜vol.0 特別編 「田中一光と無印良品」本棚〜

福岡キャナルシティの無印良品で【田中一光の本棚】と題した本棚が展開されていました。

「無印良品は1980年の日本に、消費社会へのアンチテーゼとして生まれました。…田中一光は、20世紀の日本グラフィック界を代表するデザイナーであり、亡くなるまでの20年余にわたり、アートディレクターとして無印良品の思想を表現し、ものづくりにも多大な影響を与えた存在でした。」

という文章とともに田中一光さんの本棚の再現がされています。「南青山の自宅蔵書から現在も入手可能な数百冊を特別に取り揃えました」とのことで、日本を代表する田中一光氏の本棚(の一部)を掲載します。

「田中一光と無印良品」の本棚(一部)全リスト

・辻井喬、鶴岡真弓『ケルトの風に吹かれて』・シュタイナー『自由の哲学』・マックスエルンスト『慈善週間』・大江健三郎『われらの時代』・浅田彰『構造と力』・阿辻哲次『漢字のいい話』・渡辺保『日本の舞踊』・石井淳蔵『ブランド』・仙田満『子どもとあそび』・松岡正剛『日本流』・三島由紀夫『金閣寺』ほか
・中沢新一『森のバロック』・『冷血』・李御寧『「縮み」志向の日本人』・佐治敬三『へんこつ なんこつ』・粟津潔『デザイン巡遊』・松永真『松永真、デザインの話』
・磯崎新『空間へ』ほか・亀倉雄策『亀倉雄策の直言飛行』・物学研究会(著)、 黒川雅之(監修)『デザインの未来考古学』・横尾忠則『インドへ』・妹尾河童『河童が覗いたインド』・日本国書センター『文字の博物館』・勝井三雄(監修)、田中一光(監修)、向井周太郎(監修)、伊東順二(編集)、柏木博(編集)『現代デザイン事典』・伊東豊雄『風の変容体』

など、デザインや書体の他にも建築、プロダクト、ブランド、歴史書から文学作品、哲学書まで幅広い本棚(の一部)が見られます。


【vol.1はこちら】


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