己【歌詞】

明るい歌が聴きたくて、鮮明に足掻(あが)く歌を聴く

今はまだ何処に行きたいのか明瞭じゃない

だから足掻(あが)く

場所じゃなく心の居場所について何処に行きたいのか

まだ彷徨(さまよ)っている

明るい歌を聴いて、心が明るくなる

なのに足掻(あが)く歌が心を揺るがし、救う

この現象は何なんだ

この現象は何なんだ


痛みを伴うことがまだ何処かで助けになってる

毎日を精一杯生きないとダメなのに

その完璧さ、精一杯さが苦しくて何処か逃げたくなる

毎日が怖いって、言葉に出来ないけど

誰もがきっと知ってる感情なのに自分はそれが乗り越えられない

心に雨が降ってるのに止めれなくて

差す傘も無くて、誰かに助けて欲しい

きっと誰もどうにも出来ないことなのは知ってる

誰もが乗り越えられるだけの力量を自分は持ち合わせてないだけの話


ただガムシャラに走り続ければ

きっと誰もが知ってる場所に辿り着けるはず

なのにそれすら、怖いって吐き出したくて

朝が怖い、寝れない日の夜も怖い

それでも夜は明ける

それでも夜は明ける

立ち向かわなくちゃならない

息苦しくても無理に笑って笑って

胸が痛くても無理に楽しそうにする


明日の痛みが来ない日は音楽を永遠に聴く

音楽に逃げるしかやり場がない

音楽すら痛みを伴うこともある

感情の代弁者

切り裂かれる痛みの傍観者

明日という道はそれでも続いてく

どれ程の明日を重ねれば、畏怖や慰めから希望になるのか


光はまだ見つからない

普通を演じてるのか

普通が普通になる頃に乗り越えるのか

何なのか、わからない

こうなりたいと理想らしきものはあるのか

痛い、胸が痛くても進まないといけない

何処かに逃げたいのに逃げる場所が見つからない

普通の何処に逃げ場があるのか

怖さの反動が来る時に明日がより怖さを増す


夜は引き連れてくる

朝を迎えようと暁(あかつき)を引き連れてくる

夜は考えさせる

明日とは何なのか

生きるとは何なのか

自分とは何なのか

すべてをクリアしないと

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