things【歌詞】

揺らぐ花、椅子に静かに座っているあなた

横で静かに微笑む私

窓から見える景色は奇麗な紺碧(こんぺき)

あなたは自分が退屈で仕方無いと拒絶する

私だけがそんなあなたを解放出来ると信じてる

黙って横顔を見ては視線を流される

私は私は私は嗚呼

それでも構わない

そんなあなたの御旨(みむね・ぎょし)を抱(いだ)けるのは私だけ


季節がどれだけ過ぎようとも

あなたは変わらず、そこに居て静かに佇(たたず)む

冬を春を夏を秋を重ねる毎にあなたの心を埋め尽くしてゆく私という名の愛

これ以上のものはないとあなたに伝える


信じて、あなたは私を

感じる、私はあなたを

たくさんの愛であなたを包むから

そっと、眠るあなたに毛布を掛けさせて

知らずに深い眠りに落ちなさい

望んだふたりの世界

私の眼に写るはあなた以外、誰も要らない


波紋(はもん)華やぐ、心並べて静かに見つめている

静かな音色が弾(はじ)ける

オルゴールが鳴り響く綺麗な情景

あなたは自分をまだ愛せないと想いを引出しにしまう

私はそんなあなたをそっと引き寄せて抱き締める

黙ってあなたは私の視線を無視する

私は私は私は嗚呼

それでも構わない

そんなあなたの御旨(みむね・ぎょし)を包めるのは私だけ


年月(としつき)がどれだけ過ぎようとも

あなたは変わらず、あなたで居て私の隣で

冬を春を夏を秋を重ねる毎にあなたの体を埋め尽くしてゆく私という名の存在

これ以上の愛はないとあなたに伝える


感じて、あなたは私を

愛してる、私はあなたを

抱え切れない程の愛で包むから

そっと、眠るあなたの寝顔を見させて

私を安心させて、額(ひたい)にキスさせて

望んだのはふたりの手

私の眼の奥に焼き付けて、あなたの笑顔を


この愛使わずして、誰に愛を乞(こ)う

あなたは私を生かすために生まれてくれた

それだけで幸せとして、何と云(い)う

ふたりの世界に差し込む光は導き

最果ての地で最期の瞬間まで共にいて下さい

すべてはあなたの御旨(みむね・ぎょし)の元(もと)に

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