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バベルの塔

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バベルの塔をモチーフとした、VRゲームを舞台とした物語です。 元々はこちら。 https://ncode.syosetu.com/n5889x/
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2020年7月の記事一覧

【小説】バベルの塔 十五話

序章へ 十四話へ  周りの風景が、どんどんと流れていく。  今俺は、過去最高の速度で走って…

和尚
4年前
11

【小説】バベルの塔 十四話

序章へ 十三話へ  窓から差し込む光と共に、俺は眠りから覚め、目を開けた。  不思議なもの…

和尚
4年前
11

【小説】バベルの塔 十三話

序章へ 十二話へ 【いよいよ】Babylon総合【開始!】 1:カナ 1 2:カフス 1ゲット 3:ブラウ…

和尚
4年前
11

【小説】バベルの塔 十二話

序章へ 十一話へ ~ 西暦2027年10月24日(日) ある開発者の休日 ~  事件から、二週間が…

和尚
4年前
8

【小説】バベルの塔 十一話

序章へ 十話へ    先ほどの戦闘の会った場所から、森の中を歩いて五分程、俺は、トゥレーネ…

和尚
4年前
7

【小説】バベルの塔 十話

序章へ 九話へ  眼の前の三人を見て、俺は呟いた。   「さて、どうするか」  事情を理解…

和尚
4年前
6

【小説】バベルの塔 九話

序章へ 八話へ  本当に、嫌な予感ばかりが当たることだ。  走り抜けた先では、ある意味ではPK以上に忌避されるような事が起ころうとしていた。  その目の前の光景を見て、即座に意味を悟った俺は、すっと頭が冷えるのを感じた。  正直、内心ではわかっていたのだ。  『アル』は、この世界を、もう一つの世界と呼んだ。  ここは、仮想ではあるが、現実だと。  元々、今回が初の試みとなるVRMMOには、大きな懸念もあった。  それは、これまでは画面内の話であった暴力やハラスメント行

【小説】バベルの塔 八話

序章へ 七話へ    (……まさか、銀の騎士団の連中が?)    想定が悪かっただけに、思いも…

和尚
4年前
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【小説】バベルの塔 七話

序章へ 六話へ  「双撃(ダブル・チェイン)!」  手にした双剣が、相手にヒットする。  俺…

和尚
4年前
3

【小説】バベルの塔 六話

序章へ 五話へ 「貴方がトールさんですね。すみません、位置情報まで送って頂いたのに、少し…

和尚
4年前
2

【小説】バベルの塔 五話

序章へ 四話へ     始まりと終わりの街――『バベル』。    その街の西部に、一軒の喫茶…

和尚
4年前
6

【小説】バベルの塔 四話

序章へ 三話へ  自分のパラメーター確認をした後、俺は街並みをぶらついていた。  ゲームの…

和尚
4年前
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【小説】バベルの塔 三話

序章へ 二話へ  ウインドウを閉じて(目を背けるとも言う)、改めて見渡すと、街並みが綺麗…

和尚
4年前
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【小説】バベルの塔 二話

序章へ 一話へ  「それでは、心ゆくまでもう一つの世界―【Babylon】―をお楽しみください  ............“ふふ、念願を楽しんで下さい、透“」    柔らかく、心を落ち着かせやすい声、という女性の機械音声を聞き、そして、最後のセリフは定型じゃないぞ、アル、と思いながら、俺は『プログラマー影山透』から『盗賊トール』になった。  初めに感じたのは、空気。    何と説明すればいいのだろう、街中の匂いでありながらどこか懐かしいとでもいうか。  土の匂い。  排気