ひぐち先生@医学部

自身で編み出した勉強スケジューリングとメンタル管理で、高校入学後、飛躍的に成績を伸ばし…

ひぐち先生@医学部

自身で編み出した勉強スケジューリングとメンタル管理で、高校入学後、飛躍的に成績を伸ばし現役で医学部に入学。現在は個人塾で個別指導の塾講師で中学生、高校生を教えています。現代社会における中高生の受験生を多面的な視点から考察します。Twitterもよろしくです。

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最近の記事

寝ろ、受験生は、心行くまで寝ろ。 前編

受験生、浪人生、そしてその親御さんたちに、強く勧めたいこと。 ここに書いた記事の数々の中で、ボクが最も思いを込めた記事だと思います。 突然ですが、あなたの平均睡眠時間はどのくらいですか?あなたの受験時代の平均睡眠時間はどのくらいでしたか? 数個の興味深い知見や調査結果を提示しながら、ボクの考えを綴っていきます。 結論から述べると、受験生は、とにかく寝てください。最低何時間以上とは言いません。自分の頭がすっきりと、思考の途中に睡魔が絶対に襲ってこないと思えるまで、寝てく

    • 万戦錬磨。演習編

      なんだこの題名は、中二病くさいな、自分に酔ってるんじゃないのこいつ、と思われた方がいるかもしれません。 万戦練磨。百戦錬磨をもじった造語です。実際に存在するかどうかは知りません。 医学部入試に限らず、受験全般に言えることだが、入試を迎えるまでの準備をするにあたって、何度も演習を重ねること、これは本番でのあなたの力を最大限に発揮するために欠かせないものだ。 幾度もの演習と模試での演習、この経験、回数、結果がゆるぎない自信につながるのです。 とにかく問題数をこなす。数学な

      • 「頭の良さ=勉強ができる」

        深い意味はないけれど、念のため。 この記事は(以前の記事もだけど)主にボクの経験と知見のみから書いているものであって、悪意や誰かを批判したいという気持ちは全く込められていません。ゼロです。 ある日、僕の身近な人がこう言いました、 「頭が良いって勉強できることじゃないでしょ。 東大卒でも、こんな奴が東大卒なのか、って思ったことがある。」 こう述べた彼は東大卒でもなければ、世間でいう、いわゆる高学歴と言われる学歴もありません。 仰せの通り、必ずしも「頭の良さ=勉強がで

        • 勉強する意味って?その答え。

          勉強をしていると、誰しも、 なんでこんなに、指に鉛筆ダコとマメを作りながら、必死こいて勉強しているのだろう?テレビを見たり、スマホでゲームをしたり、ベッドの上でゴロゴロしたり、友達とカラオケに行ったり、映画に行ったり、彼女・彼氏とデートして、愛を深めて…、もっと楽しいことがあるのに… そう思う瞬間があるはずだ。 何故、勉強をするか?そんなありふれた質問に、だれもが納得できるたった一つの答えはない。お金のため、安定のため、親・家族のため、恋人のため、様々な立場と答えがある

        寝ろ、受験生は、心行くまで寝ろ。 前編

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        • 受験生の新しい生活。編
          1本
        • 受験生の親御さんへの手紙。編
          1本
        • 勉強スケジューリング!編
          2本
        • 解けるようになる勉強法。編
          1本
        • 受験戦争に勝てる戦略。編
          2本
        • ボクの受験理論。
          4本

        記事

          挑戦。医学部二次試験・一般入試枠。 後編

          まずは数学でした。なんとか、上出来かな、という感触を持ったまま、(何か書いたのだから大丈夫だろう、そう思い込みながら、)理科にうつり、微妙だけどこれは難しかったな、しかし、数学で点がとれたから大丈夫だ、そして次の科目はボクの得意科目だから大丈夫だ、と思っていました。このあと得意科目の英語に移り、得意だから大丈夫、肩の力を抜け、数学でとれたはずだから万が一を想定しても戦える、と、自分に言い聞かせながら説きました。 この自分の中の葛藤は他の科目の出来をすべて自分の都合のいいよう

          挑戦。医学部二次試験・一般入試枠。 後編

          挑戦。医学部二次試験・一般入試枠。 前編

          医学部の二次試験で一番大切なのは、….。 記事のスタートがもったいぶった感じですみません。医学部入試編第一弾ですし、気合いれて書いていこうと思います。 最初に答えを言ってしまうと、全体を見てもらえないかと思いまして、いや、大切なところだけ見てもらえればそれでいいのですが。せこいことは考えずに早めに答え言っちゃいます。 大切なのは、「圧倒的な学力」。これに尽きます。大学にもよりますが、特に数学と英語ですね。医学部入試に限らない、当たり前のことを言ってしまいました、すみませ

          挑戦。医学部二次試験・一般入試枠。 前編

          聞き飽きた「継続は力なり」 後編

          ボクは高校1年生の間、3週間、平日5時間、休日祝日は10時間程の勉強漬けの毎日を送り、1週間ほど全く何もしない、学校の宿題もろくに手をつけない生活を続けた。 当時の模試の成績をアップロードすると自慢になるのであまりしたくはないが、高校の1年の終わりに、県内順位で一桁台を初めて記録した。もちろん学内トップの成績だ。ここで、やってやった、という達成感が沸いてくる。 生理周期をご存知だろうか?性にオープンなこの時代で、異性経験の早い、リア充の君なら知ってるだろう。知らない君は、

          聞き飽きた「継続は力なり」 後編

          聞き飽きた「継続は力なり」 前編

          継続は力なり。 こんなありふれた言葉を標榜してやっていけるほど、勉強は単純なものではない。 継続することは精神的になかなかの労力を要するものだ。 モチベーションもなく、やるべき勉強に興味がない場合、どこかで必ずノイローゼがやってくる。ではどうすれば継続し続けることができるのか? 考えを柔軟にしてみよう。 ノイローゼを受け入れること。ノイローゼすら継続の一環である、と。 つまり、勉強→ノイローゼ→勉強→ノイローゼ、このサイクルを繰り返せば、単純に努力と休憩のサイクル

          聞き飽きた「継続は力なり」 前編

          10代が人生の9割。

          ボクはまだ20代前半だけど、10代ほど多感で人間の育つ時期はないと思います。 なぜボクがそう思うのか、はっきりとした根拠は言えない。 しかしながら、画面の目の前にいるそこのあなたも、20代、30代と歳を重ねるにつれて、このように感じたことは多いのではないだろうか? 勉強でもスポーツでも芸術でも、なんでもいいのです。 挫折した時の苦しみ、挫折を乗り越える辛さ、思うようにいかぬ悔しさ、達成した時の喜び、多くのことを感じられたかどうか。 これがその後の人生の糧となるのです

          10代が人生の9割。