挑戦。医学部二次試験・一般入試枠。 前編
医学部の二次試験で一番大切なのは、….。
記事のスタートがもったいぶった感じですみません。医学部入試編第一弾ですし、気合いれて書いていこうと思います。
最初に答えを言ってしまうと、全体を見てもらえないかと思いまして、いや、大切なところだけ見てもらえればそれでいいのですが。せこいことは考えずに早めに答え言っちゃいます。
大切なのは、「圧倒的な学力」。これに尽きます。大学にもよりますが、特に数学と英語ですね。医学部入試に限らない、当たり前のことを言ってしまいました、すみません。
しかし、医学部入試・難関大入試において、本当に大切なんです、圧倒的な学力。
体調を整えろとか、落ち着け(メンタルを鍛えろ)とか学校の先生達は言うかもしれませんが、全国の医学部を目指す高い知能指数の集団の中で打ち勝つには、結局、圧倒的な学力が必要なんです。
今にも卒倒しそうなくらいに体調が悪くても、失恋直後の精神状態であっても、圧倒的な学力がありさえすれば、受かるんです。そういう世界なんです、医学部入試というのは。
合格した成績上位層になるための話をしていると読者が減りそうなので、ここからは「圧倒的な学力がなく、合格ラインぎりぎりの競り合いをする人」たちのお話しをします。
はい、ボク自身の話です。
学校や予備校の先生たちの言う通り、試験中の体調、メンタルが大切になってくるというのは間違いありません。合格ラインぎりぎりで戦う人たちは、体調、メンタル、学力の三つで戦っているということになります。
あの一般入試の日の記憶を辿ると、体調、メンタル、ペーパーテストのうち、メンタルが大きな支えになった記憶があります。体調は至って普通でした。二次試験のペーパーテストは数学・英語ともに8割方できて、理科は平均以下(5割未満)といったところでしょうか。ボクは先にあったAO入試で落ちていましたし、予備校の出すセンター試験の入試倍率、志願者数速報ではE判定を叩きだしていました。おそらく足切りギリギリのラインだったでしょう。当時は、「センターの点数悪いけど運よくAO入試で受かればいいや。」という気持ちでした。二次試験を現在の大学に出願したのは、ほぼ博打でした。
この状況下で、一般試験に臨む気持ちを想像してみてください。自分では言いたくないので、想像するだけで結構です。
試験中はずっと以下のことを念仏のように心で唱えていました。
深呼吸。落ち着く。真剣に。解ける問題から。立ち止まったら頭の隅に置き、他の問題を取る。問題にはまらない、取り憑かれない。わからなかったところは見直して、なにか書いてみる。なにか書いてみて、なにか思いつかないかを試してみる。
後編へ続く。
ひぐち先生
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