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Foraについてファシリテーション事業部の2人が語ってみた【FacebookLIVE #1-1】


この投稿は、2020/09/13日に行った
FacebookLIVEの様子をまとめたものです。

はじめに


私達一般社団法人Foraは、学校教育をより良くしたいという思いから、学校教育(高校教育)に特化した支援を行っています。
教育はどこか一つがよくなれば良い訳ではなく、全体としての質の向上が重要な総合的な支援が必要であり、それらすべてを自前で行うことは大変困難です。
そのために、一般社団法人Foraでは、3つのアプローチを同時並行で行っており、その相乗効果を高めています。

コロナウイルスの影響から、コミュニケーションがオンライン中心に変わるなど、私達にも様々な変化がありました。
今後はSNSを活用し、Foraについての活動を積極的に発信したいと思っており、
第一弾として、主要事業の一つであるファシリテーション事業部からForaの「今」や「これから」をライブ配信にてお届けしました!


今回のスピーカー

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■工藤理世菜(りよな)
1998年生まれ。ミュージカルダンサーだった母の影響を受け、高校生時代から演劇を始める。17歳で劇団ファミリアに入団、当時から演劇を用いた自己表現・自己内省のワークショップを継続して開催。現在は一般社団法人Fora 学問ファシリテーター育成講座のマネージャー。感動するとすぐに泣く人。

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■安田遥(はるちゃん)
1998年生まれ。ファシリテーション講座のコミュニティマネージャーとして、講座生のサポートや参加しやすいような場作りを行っている。大学1年生のころグラフィックレコーディングに目覚め、現在はファシリテーション講座でもグラレコを担当。仕事に関して質問をすると一番に答えてくれる人。


2人がForaを知ったきっかけ

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ーー現在はForaの運営として活動する2人ですが、もともとForaを知ったきっかけはなんだったんですか?

りよな:高校3年生の頃、キャリア教育に興味を持ったんです。
自分で何かを選択することや、本当にやりたいことについて考える時間がもっとあったらいいな、と思って。
自分では、大学に入ったらキャリア教育について考えられる団体を創ろうと思っていました。
高校の先生にその話をして企画書をみてもらったら、
『絶対そういった事をやっている団体があるから、探して勉強してからでも遅くない。一旦他の団体にはいって経験してみなさい』と言われました。
そこで、たまたまFacebookで招待がきていた学生祭に参加したんです。
参加団体リストの中から、Foraという団体に出会い、理念や取り組みをくまなくみた上で、『わたしの探していた団体はこれだ!』と感じました。


ーー他の団体は見ていたんですか?

りよな:リストにあった教育団体のサイトや団体のSNSはすべて調べてくまなくチェックしていたんです。全部見た結果、Foraが良いと思いました。

はるちゃん:わたしもForaを知ったきっかけは、りよなと同じ学生合同新歓でした。
わたしは、高校生の頃から課外活動をしているタイプで、当時からの知り合いが主催側の一人だったんです。その人が関わるイベントなら良さそうだな、とおもって参加してみました。
新歓で出会ったForaの皆さんは、高校時代に持っていた大学生のイメージそのまま。参加団体の中でもかなりの熱量でプレゼン大会に参加していたり、やりたいことにまっすぐで、キラキラしていました。『この人達がやっている事なら間違いはないだろう』と思って、より詳しい説明会に参加しましたね。


ーーより詳しい説明会、というと?

はるちゃん:Fo-LAB ファシリテーション講座の説明会です。
今私達がかなりの熱量で運営している講座なんですが、
もともと私達は2人共ファシリテーションスキルを学ぶ講座生の立場だったんです。
講師からの学び、講座内や高校現場での実践、仲間との振り返りを通じて、場づくりの理論やファシリテーションの基礎を学びました。

りよな:ちょうどこの説明会を09月23日から開催しているので、少しでも気になった方はぜひ参加してほしいです!

はるちゃん:そうですね!教育に興味がある、教育現場で働きたいという意志がある子だけでなく、「こんな場をつくりたい」という気持ちがあったり、自分自身がどう振る舞ったら良いかわからないから場での振る舞いを学びたいという子まで受講生は様々です。人と関わる際のファシリテーションの基礎を学べるので、参加して損はないです!


【説明会日程】
①9/23(水) 20:00〜22:00(募集終了)
②9/27(日) 14:00〜16:00
③9/30(水) 20:00〜22:00
④10/3(土) 14:00〜16:00

Fo-LAB ファシリテーション講座の詳しい情報は
▽こちらをクリック▽
https://www.fo-lab.com/
▽お申し込みはこちらをクリック▽
https://bit.ly/2RdPV3G


イメージとのギャップについて


ーー実際にForaに関わるようになって、当初のイメージとのギャップはありましたか?

はるちゃん:講座生として活動し始めてからは、期待していたものとのギャップは特に感じませんでしたね。大学、学部、学年の縛りなく、ファシリテーション講座というコミュニティで毎週集まるということが非常に刺激的でした。たくさんのことを学ばせてもらったし、たくさん失敗させてもらった、すごくいい機会だったと思っています。

インターン生として運営に関わるようになってからは、今までの立場と違い、今まで見えなかったものが見えてくるというか、視野がかなり広がりました。
組織としても、学び続けるモチベーションを強く感じるようになりましたね。


ーはるちゃんは高校生からアクティブに課外活動をしていたとのことでしたが、高校時代との大きな違いは何でしたか?

はるちゃん:わたしは仙台の出身で、地元ではコミュニティの数が少なかったんです。イベントに2.3回でると、だいたい周りが知っている顔になるようなイメージですね。
大学生になって東京に出てきたら、コミュニティの数は仙台の1000倍くらいあるように感じました。
「興味があったら行けばいいや」くらいの気持ちでいると、参加しきれない。その分、ちゃんと選ばないとと思って、自分のコミットできる度合いや良い場かどうかを調べた上で参加するようになりましたね。

ーーりよなはもともと自分で団体を立ち上げたいという思いからの参加でしたが、関わるようになって実際どうでしたか?

りよな:わたしがファシリテーション講座に参加した理由は、運営になりたかったからなんです。自分にとっては登竜門のようなもの。講座生として参加してみると、すごく温かい場だなと感じると同時に、自分自身のできなさを感じた時期だったように思います。

運営になってからは、自分の会社の人を褒めるのは恐縮なのですが、本当にいい人ばかりが集まっていると思っています。
当時わたしは、自己肯定感がやたら低かったので、「ここまで自分でやっていいんだ」「自分のやりたいことって口に出して良いんだ」と初めて思えた場所だったんですよね。
他者を認め合う文化があたりまえに存在していることが本当に素敵だと思います。

ギャップに該当するかわかりませんが、「いい人たちは苦労するんだな」と感じましたね。
いい人というのは、全てを許すという意味での良い人ではなく、自分のやりたいと思うこと信念を持っている人のこと。
他者の意見も認めつつ、自分の信念も突き通したいという思いとのすり合わせがとっても難しくもあり、重要なんだと学びました。


今一番楽しいこと、これからやりたいこと

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ーー現在はファシリテーション事業部を中心に運営に携わる2人ですが、
今一番楽しいことはなんですか?

りよな:一番は、ファシリテーション講座に参加してくれたみんなの成長を感じたときですね。オンライン・オフライン問わず、いつも泣いてしまいます…。
彼らから「ファシリテーションを学んでよかった」「この場が本当に好き」「この場に関われて本当によかった」という言葉を聞くことができたり、
講座生がいい顔をして卒業する姿や教育現場へ旅立っていく姿をみられることがたまらなく嬉しいです。同時に、私達の思いが教育現場に反映されていくと思うと緊張感や責任感も感じますね。

はるちゃん:わたしは、コミュニティマネージャーという仕事をしているので、講座生や関わる人達がどうやったら楽しく良い経験が出来るかと考え、うまくワークしたときは嬉しいですね。
私達の意図をわかってくれる人が増えると嬉しいし、そんな人たちと一緒に場を作れると、良い場が広がっていく連鎖が生まれるので楽しいです。


ーーでは、今後チャレンジしてみたいことがあれば教えて下さい!

りよな:出来ることなら、教育現場で働く先生方と対談したいと思っています。ファシリテーションや今の教育について、先生同士との勉強会や、先生方とファシリテーション講座を作り上げる事など、やりたいことはたくさんありますね!

はるちゃん:Foraのカルチャーに「だれも取り残さない」という考えがあるのですが、これをもっと広げたいと思っています。
今は対象が限定されていて、ファシリテーション講座の受講生やご縁のあった高校の子だけですが、もっと多くの人たちにこのカルチャーが広がって、良い場を作れる人や、良い選択ができるひとが増えると嬉しいですね。



前半はここまで!
2人の会話から、どんな思いを持ってどんな取り組みをしているのか
少しはお届けできたでしょうか?
後半は、全力で事業に取り組む2人から重大発表が!おたのしみに!

(文・編集 濱田知世)

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