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難波 行
2020年8月20日 16:51
読んだ本:遠野遥「破局」(文藝春秋2020年9月号掲載)これがいい感想なのかどうかは分からないけど、とにかく始終、面白かった。耐えきれず声を出して笑ってしまったところもあって、途中から電車では読めないと判断して、家でだけ読んだ。そのおかげで心置きなく笑いながら読むことができた。元ラグビー部(高校までなのか、大学でも少しはやっていたのかは分からない)の慶應大学(と思われる)の4年生、陽介が主
2020年8月14日 13:43
オペラシティで開催中の「ドレス・コード展」に行ったらチェルフィッチュの展示があって、少しだけ読んでそのまま本棚に入っていたことをずっとなんとなく(というのもおこがましいほど極々少し、でもずっとというのは本当)気にしていたこの本を、10年越しに手に取る。2本の中編。この投稿では『三月の5日間』。小説は、イラク戦争開戦直前の3月、六本木で行われた戦争に関するパフォーマンスイベントの会場で出会っ