第9話 愛犬があなたの花粉症を悪化させているかも、の話

 誰もがご存知、花粉症。症状に悩まされている方は、様々な対策をとられていることと思います。そのなかでも、帰宅時家に入る前、衣類についた花粉は気になるものですよね。
 今回は衣類への「花粉の付着率」を意識して、犬猫ちゃんによる
花粉の持ち帰りを減らすお話です。

「花粉の付着率」は、コットン(綿)に対してウール(毛糸)は約10倍と言われています。毛におおわれている犬猫たちの身体は、それ以上に花粉をくっつけやすくなっています。
そのため、お散歩から帰ってきたワンちゃん、あるいはお外で巡回を終えた猫ちゃん、その被毛には大量の花粉を付けているのです。

 花粉を室内に持ち込まないためにはドライワイプ(※)をお勧めします。
室内にばらまかれた花粉が人の花粉症を悪化させますし、また皮膚の弱いワンちゃんの場合は、花粉が皮膚から侵入しかゆみにつながることもありますので、日常的なお手入れが必要です。
※クイックルワイパーなどの乾いた不織布で毛の表面を拭く(なでる)こと

まだまだ空気の乾燥は続きますし、花粉の飛散も多くなってくる季節、
特に花粉症がひどい方や皮膚の弱い犬猫がいる場合はドライワイプをぜひお勧めします。

 

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