耳で咀嚼するラジオ vol.3 ゲスト湯澤規子さん(法政大学人間環境学部)
BLOG
2022.5.9
vol.3「火」
おはこんばんちは!
フードスコーレ校長の平井です。
湯澤規子さんをゲストにお迎えしての3回目。
いま食の景色、どう見えていますか?
初っ端から校長からの質問。
料理をつくるのが好きという湯澤さん。
それはちいさいころからだそうで。
レシピを設計図と捉えて、実験するのが好き。
それを誰かに食べてもらって
喜んでもらえたらなおうれしい。
つくったり食べたりするのはたのしいよね。
という見方と、たのしくないと捉える人もいる。
そこには料理への2面性が存在する。
同じ人でも、時と場合によって捉え方もちがう。
食物(しょくもつ)の研究はこれまでもあった。
でもなぜ料理をするのか?なぜ人は食べるのか?
そういう視点で考える場はなかったと湯澤さん。
ここから話題は「料理」から「火」へ。
火をわかち合う。火を借りてくる。
というのと惣菜を買ってくるは同じではないか。
食を「火」を起点に考えると新しい見方ができそう。
湯澤さん、そんなことを考え始めているそうです。
そして、献立の必要性。
レシピに起こさないで口伝で残る料理の世界もある。
再現できるのがレシピ。
でもそこから漏れちゃう料理も社会にはある。
フィールドワークの専門家による、
まさに食を切り口にした民俗学。
ぜひお聴きください!
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