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みうではわれを掻ひて抱かふ (短歌)
ナガサキとパアルハアヴア、ブチャの街、
クリミア橋と巡り廻れる
「見よや露国、北の王者」と予言せし
ひとを思ひつニュウス見る日々
つはものを物資のやうに数えたり
遠国のいくさ連綿とつづく
*
暗闇で語りしことをまひるまの
虚ろなそらに語れよと主は
さ夜なかにみぎ耳を掻く耳のなか
涙溜まりて池となりける
荒波に悶へる舟にうしろから
みうではわれを掻ひて抱かふ
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ナガサキとパアルハアヴア、ブチャの街、
クリミア橋と巡り廻れる
「見よや露国、北の王者」と予言せし
ひとを思ひつニュウス見る日々
つはものを物資のやうに数えたり
遠国のいくさ連綿とつづく
*
暗闇で語りしことをまひるまの
虚ろなそらに語れよと主は
さ夜なかにみぎ耳を掻く耳のなか
涙溜まりて池となりける
荒波に悶へる舟にうしろから
みうではわれを掻ひて抱かふ
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