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シナリオライターにお勧めガジェットやアプリ

シナリオライターとしての仕事をより効率的に、そして快適に進めるためのガジェットやアプリを紹介しよう。私が実際に長年愛用しているアイテムたちだ。
例によってタイトル名は出せないが様々なタイトルを作成しているときにこれらが非常に役立ってくれた。

実際に使ってみての感想や執筆がはかどる工夫や集中力を高めるための秘訣をお伝えしたい。

良い万年筆

ネタ出しはこれと書き心地の良い紙で行っている。
ネタに詰まった時は必ず紙と万年筆を取り出して書き出す
すると何かしら思いつくことが多い。
それでも思いつかないときは散歩などリフレッシュしている。
1万円以上、極細よりやや太めのものを使っている。

ちなみに、万年筆で紙に書くことがアイデア出しに効果的と感じるのは、必ずしも錯覚ではなく、科学的な根拠があるらしい。

  1. 脳の活性化: 手書きはタイピングと比べて脳をより多く使うため、思考の流れを促進します。手で書く動作が脳の記憶や認知機能を活性化させるとされています。

  2. スローダウン効果: 手書きはタイピングよりも時間がかかるため、考えを整理する時間が増えます。これにより、アイデアがより深く考えられ、しっかりとしたものになる可能性があります。

  3. 創造的な自由: 紙とペンを使うことで、自由に図や絵を描いたり、マインドマップを作成したりすることができ、思考をビジュアル化するのに役立ちます。

  4. 物理的な感覚: 手書きには物理的な感覚が伴うため、より実感があり、思考が現実に近い感覚で感じられることがあります。

ミドリ ノート MDノート A5 方眼罫

愛用しているノート。書き心地が良い。
私はこれにちょっと高級なノートカバーを付けて気分をあげるようにしている。いつもこれを見開きで使っている。

ページの一番上に考えるべき問いかけを書く。
たとえば「主人公が中盤で直面する大きな課題は?」とか。
で下にバーッと書いていく。とにかく沢山書く
で、その中から拾えそうなアイデアがあったら、さらに拡げていくといった具合だ。
人物相関図などもこれで書く。
人物相関図だけで物語ができあがることもある。

ポモドーロタイマー

とても集中できるし集中力をマネジメントできる。
詳細は過去記事で。

外でも使う場合は振動付きがお勧め。

PFU キーボード HHKB

もはやこれなしで執筆なんて考えられない。
とにかくタイピングがはかどる。打っていて気持ちが良い。
高い出費になるが十分元を取れている。
Bluetoothで複数台のPCを登録できるのも良い。
コンパクトで持ち歩けるので外出先でも使える。とはいえ、重い。

ロジクール ワイヤレスマウス トラックボール MX ERGO

自分はトラックボール派ではなかった。
しかし一度安いトラックボールで試してみたら戻れなくなり、ついにこの高級品に手を出してしまった。
普通の物に比べると角度が付いているので抜群に使いやすい。
2つのPCを登録してワンボタンで切り替えできたり、豊富なボタンに様々な機能をカスタマイズして入れられるのも良い。

もう普通のマウスには戻れない……

ChatGPTo

有料で契約してシナリオの相談に使っている。
漠然とした質問をしてもなかなか的確な答えを一度で得るのは難しい。
こちらも的確な質問をする必要がある。
そのためには色々勉強や経験が必要なのでまだまだ人間側の知恵がいる。

またアイデア出しやブレスト相手としても最近は使っている。
AIの出したアイデアをそのまま使えることは現状ほぼないという感触だが、沢山アイデアを出してくれるのでそれを眺めながら、アイデアを閃くことは多い。アイデア出しやシナリオ構築の補助としてはかなり使える。
月額払う価値は十分ある。

ブレイクスナイダービートシート

これも長年愛用している。
名前は出せないが私の周りの有名ゲームタイトルを担当しているメインライターも結構これを使っている。
が、結構みんなそれを言いたがらない。なぜか?
これだけ有名なツールを使って作っていることが恥ずかしかったり、ツールを使って作るとありきたりなものになるじゃないか(と思われる)のが嫌なのかもしれない。すごくわかる。
自分も使っているが仕事先に提出するときはビートの項目を削除して使ってないふりをして提出しているw

Ulysses

執筆ツールとしてサブスク契約して使用している。
アウトラインにして執筆したり全画面で使用できるので執筆に集中できる。Macbookとipad、iPhone間で同期できるので、手元にPCが無くても執筆できる。
仕事先に提出するときも簡単にワードに出力できるし、Ulyssesでアウトライン化したところはワードの「見出し」に自動的に変換してくれる。
Windows版がないのが痛いが、Macbook用のシナリオ執筆ツールとしてはお勧め。他にもネットで進められているツールは色々使ってきたが最終的にこれに落ち着いた。

日本語対応している。

FLEXISPOTのスタンディングデスク

立って仕事をすると仕事がはかどったりする。
スタンディングデスクは仕事の効率向上や健康面でのメリットが多く、特に長時間デスクワークをする人には有益。クリエイティブな作業にも良い影響を与える可能性が高い。
高さ調整機能があるので、書見台で読書をするときは目線の高さに調整している。すると首が疲れない

ちなみに愛用の書見台は豊岡クラフトの物を使っている。

以下は、スタンディングデスクを使うことで得られる主な効果についての詳細。

仕事の効率向上

  1. 集中力の向上: 立って仕事をすることで血流が促進され、脳への酸素供給が増えるため、集中力が向上することがあります。

  2. エネルギーレベルの維持: 長時間座っているとエネルギーレベルが低下しやすいですが、立つことで活力を維持しやすくなります。

健康面での効果

  1. 腰痛の軽減: 座りっぱなしの姿勢は腰に負担をかけますが、立ち仕事をすることで腰への負担を分散させることができます。

  2. 肩こりの軽減: 姿勢の改善により肩や首への負担が軽減されることがあります。

  3. 体重管理: 立っていることでエネルギー消費が増加し、長期的には体重管理にも寄与する可能性があります。

クリエイティブ面での効果

  1. アイデアの発想: 立っていることで血流が良くなり、思考がクリアになり、アイデアが浮かびやすくなることがあります。

  2. フレキシビリティ: 立っていると移動が容易になり、ホワイトボードや他の資料へのアクセスがしやすくなります。これにより、ブレインストーミングやマインドマッピングが効果的に行えます。

  3. リフレッシュ効果: 座りっぱなしから立つことで気分転換ができ、リフレッシュした状態で仕事を続けることができます。

Xiser エクサー プロ ステッパー Pro Trainer

コロナでリモートワークが増えたときに買って、今も愛用している。安いステッパーを買ったがこれは段違いに良い
ステッパーを使用することで、血流が促進され、脳への酸素供給が増えるらしい。これによって、集中力が向上し、長時間の執筆作業でも疲れにくくなることが期待できるという。
ポモドーロタイマーとスタンディングデスクと併用するととても良い

また、運動によるリフレッシュ効果は、頭をクリアにし、新しいアイデア発想が浮かびやすくなると言われている。
 ※といっても散歩の方が自分としては効果的だが。
ただステッパーを使いながら執筆することで、適度なリズムが生まれ、考えがまとまりやすくなることがある。

といっても自分の場合はずっと践んでいるわけではない。執筆にもう集中し出すと践みながら執筆するのが難しくなる。
まったり書きたいときとかに使っている。

Herman Miller アーロンチェア

これで腰痛がだいぶマシになった。
というか、腰痛に苦しまなくなった。
かなりの高額だが投資だと考えて自分は購入。
映画を観たりゲームをするのにはあまり向いていないが仕事に集中するのにはうってつけ。リクライニングはほとんど使っていない。
ヘッドレストは別売りのを買ったが1年近く使った結果取り外してしまった。邪魔。かっこ悪いから。


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