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どうやったら声優になれるのか…

著作権がフリーの台本を探していたら「星の王子さま」が見つかった。でも、安易に手を出していい作品ではなかった。これから私は長い間、この王子さまと付き合う事になりそうだ。 事の発端は「どうやったら声優になれるのか…」と考えたことからだ。そして、私の至った結論は「芝居が上手い」だった。圧倒的に上手ければフリーでも見つけてもらえるはず。よーし!録音してみよう…と意気込んだはいいが… 「下手だった」 YouTubeに投稿してみたはいいが…もうすでに黒歴史が始まっている。50分近い

    • 漫画から人生を教わる

      目が覚める瞬間がある 悩んでいたのがバカみたいに 人は本を読むと癒される何かが放出されるって何かでよんだけど、強く実感した 私まだ頑張れるかもしれない ありがとう! 「BLUE GIANT EXPLORER」5巻! ずっと読んでた漫画だったんだけど、自分がやっている事に自信がなくなって戦意喪失…その間に4巻が発売されて5巻6巻と積読タワーになってた パワーがないと読めない漫画だと思ってたから 主人公のダイに持ってかれるだろうなと… でも、何のこと無しに4巻を手

      • ただの日記

        毎週木曜日更新じゃなくて、気まぐれ更新に変更します これからは気になることを色々やってみようと思います ということで、楽しみにしていた「すずめの戸締まり」 を見てきました! 新海誠監督に出会ったら、両手で握手して「好きです」と全力で伝えたい。すごい、好きでした。 いっぱい涙流せて、すっきりして、でもまだ辛くて。それでも生きていけるかもと思えた。 新海誠監督の作品で一番最初に見たのは「秒速5センチメートル」 こんなにキラキラとした世界を見ている人がいるんだって釘付け

        • 体が資本

          体調を崩しました これが仕事だったらと思うとゾッとしてる 週1回だけの収録なのに、体調管理もできないなんて どれだけの人に迷惑がかかるのだろう 毎週当たり前の様に放送されているアニメが奇跡の様に感じる 弱った頭でそんな事を考えていると涙が… 強くなろう。体を鍛えよう。 食事や睡眠に気を付けよう とにかくいまは寝ます おやすみなさい 毎週木曜日更新予定

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        どうやったら声優になれるのか…

          8.バラにもう一度会いたい(星の王子さまを朗読して思う事)

          前回の続きです。 はじめてましての方は、よかったら最初から読んでね↓ バラは可愛く甘えられない前回の私の芝居はバラが甘え上手に聞こえる。でも、王子様のバラはツンデレではない。ツンツン!なのだ。 最後の最後でちょっとだけ、自分の気持ちに素直になってデレる事が出来るが、王子さまが出ていく事が決まってからだ。しかも、その時ですら「行かないで」の一言が言えない。それぐらい、不器用なバラでなくてはならないのに 王子とバラの関係 媚びてる訳でも、計算している訳でもない。ただただ、

          8.バラにもう一度会いたい(星の王子さまを朗読して思う事)

          7.空を見上げてごらん。(星の王子さまを朗読して思う事)

          前回の続きです。 はじめてましての方は、よかったら最初から読んでね↓ 王子さまの最後のシーン王子さまの子ども時代が終わった バラに責任がある。 まるで、子供を産んだ親の言葉だ。世の中の親はみんな昔は子供だった。子供を産んだからって、自動的に大人になる訳じゃない。生まれてきた子供に責任を持った時から、大人になるのだ。 だから、飛行士は悲しかったのだろう。 飛行士にとって、王子さまはずっと子供でいて欲しい存在だったはず。ケラケラと笑う王子さまをずっと見ていたかったのだか

          7.空を見上げてごらん。(星の王子さまを朗読して思う事)

          6.無知って強いけど、恥ずかしくなる(星の王子さまを朗読して思うこと)

          前回の続きです。 はじめてましての方は、よかったら最初から読んでね↓ 王子さまは儚いを知らなかった今回リテイクするのは、王子さまが初めて後悔するシーン 地理学者に出会って「儚い(はかない)」というものを知った時のセリフ 王子さまはずっと一人で存在してきたから、死生観がない。そのため、バラもずっとそこに存在しているものだと思っていた。バラが消えてしまうなんて考えもしていなかったのだろう バラの事を考え後悔する バラと一緒にいるのが辛くなって逃げ出したけど… タネから育

          6.無知って強いけど、恥ずかしくなる(星の王子さまを朗読して思うこと)

          5.涙には意味があるんだよ(星の王子さまを朗読して思うこと)

          前回の続きです。 はじめてましての方はよかったら、いちから読んでね↓ 飛行士は困っている 今日は王子さまが泣いてしまって、飛行士がなぐさめるシーンをリテイクしよう 前回の芝居は焦りすぎている。突然泣き出してしまって、どうしていいのかわからずにアタフタしているだけの人に聞こえる でも、違う。この時の飛行士は王子さまを抱きしめているのだ 全てを投げ出して、王子さまが泣いているのをしっかりと受け止めている 飛行士は焦っているのではなく、困っているのだ。どうしていいのかわ

          5.涙には意味があるんだよ(星の王子さまを朗読して思うこと)

          4.星の王子さまが泣いている

          前回の続きです。 はじめてましての方はよかったら、いちから読んでね↓ なぜ王子さまは涙したのか 今日は王子さまが泣いてしまうシーンのリテイクをしてみよう 前回の芝居は最初から最後まで同じ怒りのように聞こえる。飛行士に話をちゃんと聞いてもらえずに(気持ちが伝わらずに)いた事に対するいらだちぐらいしか伝わってこない… でも、違う!王子さまは確かに怒ってはいる こんな風に、大切な人の事をテキトーに言われて腹立たない訳がない。だから、怒っていいんだけど 王子は何に怒ってい

          4.星の王子さまが泣いている

          3.朗読練習中「星の王子さま」について考えよう

          今日は王子さまと飛行士の出会いのシーンの芝居について考えてみよう (このnoteは前回の続きです。よかったら最初から読んでみてね↓) 王子さまはいつだって真剣私の演じた王子さまは元気すぎる…確かに純粋な子供だけど…地球の子供とは落ち着き方が違うはず。 何もない砂漠にいて、親に会えない不安も、寝食の心配も、生死への恐怖も何も抱いていない子供。王子さまは真剣に自分の星のことしか考えていないのだろう。相手のことを考えて会話をしたことがまだない子供である。 あと、この時、飛行士

          3.朗読練習中「星の王子さま」について考えよう

          2.星の王子さまのヘビって意地悪だよね?

          「1.星の王子さまを朗読してみよう!」の続きです。 はじめてましての方はよかったら、いちから読んでね↓ ヘビは何を考えている?全部をリテイクする前に違和感が強い場所から直していこう。ひとつひとつのシーンの解釈が深まれば自然と芝居も変わっていくはずだから。 自分の朗読を聞き直して一番違和感を感じたのはヘビ!星の王子さまが地球に着いて、一番最初に出会った生き物。謎めいたことばかり言う、謎めいた存在であるはずのヘビなのに…ウェルカムな感じになってしまっている。これは頂けない。

          2.星の王子さまのヘビって意地悪だよね?

          1.星の王子さまを朗読してみよう!

          さて、前回の決意(「星の王子さま」を上手く朗読できるようになりたい)を実行に移そう やみくもに声を出しても、上手くはならないだろう。なにしろ、ここには私1人しかいないのだから。 まずは、ダメ出しからはじめてみよう。 これは以前、私が朗読したものを切り出したものです。 キツネのシーンが好きですと言いながら…キツネの良さが全く伝わってこない。なんかチャラすぎて、友達になりたいと思えない。ただの擬人化されたキツネとして読んでしまっている。 星の王子さまと出会ったキツネは王

          1.星の王子さまを朗読してみよう!