ポジティブKimie

高齢の母を在宅介護しながら仕事をしている50代です。福祉住環境コーディネーターと旅のユ…

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高齢の母を在宅介護しながら仕事をしている50代です。福祉住環境コーディネーターと旅のユニバーサルデザインアドバイザーの資格を持っています。将来はホテル・旅館のアクセシブルルームの提案などできたらという夢があり。お宿情報も含め、在宅介護で感じたことなど書いていきたいと思っています

最近の記事

在宅介護あるある #5

22年11月にアップしてから時間が経ちました 実は、22年12月に母が永眠しました ケアマネさんからも「最後までカッコいいお母さまでしたね」と 言っていただき、「私の目標にします」と言われたことが 嬉しかったです たくさんこれから在宅介護スキルを習得し、発揮するつもりでしたが それは叶いませんでしたが これからも今まで経験した私ごとになりますが 在宅介護や、母と行った旅行について 整理しながらアップしていきたいと思っています よろしくお願いいたします

    • 在宅介護あるある #4

      高齢者の救急対応 母が下血して緊急入院 すでに、超高齢者なので受け入れ先が決まるまで 救急車の中で1時間 その間に下血がひどく、血圧低下、延命治療を どうするか聞かれるほどで、関西出張から慌てて 飛行機で戻りました。 何とか私が帰るまでは、という思いもあり 救急隊の方が、一次救急がダメで二次救急を決めてくださり 搬送いただいたものの、そこでの処置ができず、 そこから三次救急へ運よく搬送。手術ができました。 これはある種の運。よかったです。 ICUから一般病棟での対応 I

      • 親孝行できる宿 #8(番外編)

        今回ご紹介するのは、商船三井の「サンフラワーさっぽろ」の客室紹介ですそう船の客室です、それもフェリー 茨城県大洗を19:45に出港し、北海道の苫小牧に翌日の13:30到着までの航路を走る夕方便に乗船しました。※季節によって時刻は変わります やっぱり乗り慣れた自分の車で 今回、北海道旅行を計画するにあたり、母の最近の様子をみていると 自分で立ったりすることが困難な車椅子生活なので、やっぱりいつも 乗り慣れているステップワゴンの福祉車両がよいだろう、と妹と相談し決定 そうなると

        • 親孝行できる宿 #7

          今回は、北海道です。「札幌パークホテル」を紹介します 今回、商船三井フェリーのサンフラワーさっぽろで、福祉車両の車ごと、北海道にやってきました。フェリーもバリアフリールームだったので、後でご紹介します。 エグゼクティブフロアに宿泊 札幌パークホテルは、JR札幌からもほど近い、中島公園に隣接した、 緑に囲まれた落ち着いたホテルです。その中でユニバーサルルームは、 最上階に位置するエグゼクティブフロアにあります。 専用カードキーで入るそのフロアはとても落ち着いていて、 チェッ

        在宅介護あるある #5

          親孝行できる宿 #6

          今回ご紹介するお宿は、「亀の井ホテル焼津」です。 少し前までは、かんぽの宿として経営されていましたが いまは亀の井ホテルとして再出発しています 焼津市の高台にあるこのホテル 今回3階のお部屋でしたが、焼津港が見渡せる絶景でした。 お部屋はバリアフリー対応客室(バス付) (46 m²) - 禁煙 洋室に介護用ベッドが2台と小上がりがあり、3人で泊ったので 1名は小上がりにチェックイン時にすでにお布団が引いてありました。 電動ベッドは、柵もありカスタマイズ可能 介助者として

          親孝行できる宿 #6

          在宅介護あるある #3

          今日のつぶやきは、「立ち上がり補助バー」です 母がまだ杖をついて歩ける頃からお世話になっているのが このタイプの補助バー 当初は軽いタイプを使っていたけれど それだと体重をかけるときに、逆にふらついて危ないことに気づき、 やっぱりある程度重さがあるものがよいということで こちらになりました 1本より2本あった方が間違いない 最初は1本でもいいかな~と思ったのですが 片方だけだとやはりバランスが悪く、逆に使いづらい。 そこでもう1本同じものを買って、いろいろなところで使いまし

          在宅介護あるある #3

          在宅介護あるある #2

          今日のつぶやきは、「訪問医療」です 母がまだ歩行器で歩けていたとき、 近くのかかりつけの病院に車に乗せて通院していました。 待ち時間が長いこともあったので、通院時はいつも車椅子。 それでも採血や血圧を測るだけでも、人の手が必要だし まして心電図を取るのにベッドに寝転がるのも一苦労 結局介助している私たちが、看護師さんより慣れていたり。 そんなことが続いていて、そろそろ相談しようかなと思うタイミングで 主治医から病院に来るの大変だろうから、 訪問医療に切り替えてはどうだという話

          在宅介護あるある #2

          在宅介護あるある #1

          今日のつぶやきは、「訪問入浴」です 母が歩行器で歩くようになり、自宅のお風呂には 私たちが介助して入っていたのですが 湯舟に入れるのが本当に難しく、怖く夏はシャワーで 終わらせていることもありました。 お風呂に便利グッズを入れてみる? 最初はケアマネージャーさんに相談して、お風呂に入りやすいものを あれこれ相談しました。一度借りてみて使ってみたりといろいろしましたが 裸で使うもので、そもそも足が不自由な母の場合はどれをとっても 満足=安心できるものではありませんでした。そこ

          在宅介護あるある #1

          親孝行できる宿 #5

          今回ご紹介するお宿は、越後湯沢にある、湯沢ニューオータニです ここは越後湯沢駅から徒歩圏内にあるお宿 メインストリートから1本入っているので静かです。 今回宿泊したのは、バリアフリー和洋室「秋桜」 和6名まで泊まれる室10畳+ツインベッド(68㎡)です 広々していてとてもゆったりしています。 ※今回お写真は撮り忘れてしまい、お宿のサイトから流用しています。 水回りも至る所に色付きでサポートバーがあるので、視力が弱くなった人でも見やすいと思います。また洗い場も桶をおく場所が

          親孝行できる宿 #5

          親孝行できる宿 #4

          今回は新潟の湯田上温泉 ホテル小柳(おやなぎ)さんです 東京から関越道だと3時間くらい。長岡市と新潟市の間くらいの位置です。 山々に囲まれた自然豊かな温泉地の湯田上温泉 ホテルのフロントも広々していて、車椅子でも問題なく移動できます。  また至る所にスロープがあるのも安心です。 バリアフリールームに宿泊                      お部屋は、和洋室ツインベッド+和室4.5畳バリアフリー客室(205)に宿泊しました。コンパクトにできていて広すぎるより実は快適だっ

          親孝行できる宿 #4

          親孝行できる宿 #3

          ご紹介するのは、蓼科親湯温泉です 書籍が本当に多くて、連泊したくなる素敵なお宿です。 蓼科倶楽部のユニバーサルタイプの特別室に泊まりました 4年前は、長時間の移動は車椅子、ホテルの部屋の中は歩行器で 歩いていました。 フロントから部屋までは車椅子で移動 館内はフラットなので 杖でも車椅子でもとても楽です。部屋も広く素敵なソファーが おいてあり、ソファーもクッションが柔らかすぎず座りやすいと思います ただベッドが少しうちの母には高さがあったので、ちょっと手助けが必要でした。ト

          親孝行できる宿 #3

          親孝行できる宿 #2

          今回は、蓼科グランドホテル滝の湯への一泊旅行です 母は2021年秋までは、歩行器に頼りながらですが自宅内を自分で歩き、おトイレも少し手助けすればできたのですが、暮れに1週間ほど入院したことで歩くことが困難になってしまいました。今も週2回訪問リハビリに来てもらっていますが、なかなか回復せず、車椅子生活です。我が愛車が福祉車両でよかったとつくづく思いました。 車窓の風景は、母にとっての気分転換 今回は中央自動車道を走ります。きれいな山々が見えたり、花を愛でたり、美味しい空気

          親孝行できる宿 #2

          親孝行できる宿 #1

          これから足の不自由な母を連れて行ってよかったお宿情報を書いていきたいと思います。新しいものから先に、後になって古い情報になりますが、そのときは注釈いれるようにしますね また明記がない以外は基本、HONDAのステップワゴンの福祉車両(2列目の片席が電動で出たり入ったりするタイプ)で旅行をします。 今回ご紹介する宿は、「いこいの村涸沼」です しじみで有名な涸沼(ひぬま)の湖畔にあるお宿。広い敷地に3階建てのお宿があります。 今回お世話になったのは、106号室の和洋室です 天

          親孝行できる宿 #1

          自己紹介

          仕事と在宅介護の両立中~私は、米寿を迎えた母と妹と3人家族 母は70歳近くまで現役で働き、その後隠居生活に。 家のことはある程度できていましたが、80歳過ぎた頃から少しずつ難しくなり、2014年に新しいマンションに引っ越したことで 全てがデジタル化し(ガス台も回す方式からボタンなど) ついていけなくなり、料理も作らなくなりました。 元々病気の後遺症で足が悪かったのですが、 年齢を重ねるにつれ、杖→カート→歩行器→今年、車椅子生活と なりました。途中入院し要介護5からはじまり