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酔っ払ってBOOKOFFで本を爆買いしてみた

わたしは本と酒が大好きだ。

この2つは凄く相性がいい。

「ハイボール」と「からあげ」くらい相性がいい。

ここに音楽を付け足したら最強だ。


お酒の種類は何でもいい。

カラフルなカクテルでも、お洒落とは無縁のアルコール度15紙パックの「鬼ころし」でもいい。

とにかく酔えればいいのだ。


最近は、たった2時間半の映画を観れなくなった。

昔は週末になればTSUTAYAに駈け込み新作の映画を借りては観ていた。


それが30歳を過ぎた今や、映画を観ている最中に時計を見るようになってしまった。


架空の世界を観ながら、頭の片隅では現実の時間を気にする嫌な大人になっていたのだ。

今何時だから、あと30分くらいか…なんて映画を観ながら結末までの時間を逆算している。


本も同じだ。

本の分厚さから残りのページ数を感じ取り、なんとなく結末までこれ位か…なんて浅はかな予想までしている。


本当はこんなことをしたくない。


本当は、時間の制約なんて気にせず自分の欲求のままに動きたい。

いろんな本を読んで、いろんな世界に没頭したい。

本を買う時に、いちいちお財布と相談なんてしたくない。



こんな願望を叶えるべく、わたしは「酒に酔って本を爆買いする」という試みをしてみた。


正月のお祭りモード=何をしてもある程度許される的な雰囲気に乗じて、

酒でベロベロに酔って理性が吹き飛んだ状態で、

自分の欲望のままに、読んでみたい本を手当たり次第に買うことにしたのだ。


ただ、新書だと高い。

万が一にも数万円分も本を買ったら、絶対に後悔する。

だから中古だ。

行く先はもちろん「BOOKOFF」(ブックオフ)。中古本といえばここだ。


わたしは正月休みを使って、酒をたらふく吞み、その状態でBOOKOFFに直行した。


お店の棚にはたくさんの本。

やっぱりBOOKOFFは凄い。

昔の本だけじゃなく、最近話題になった新しい本もザクザクある。(そういうのはあまり安くないが)


楽しいのは、掘り出し本だ。

昔の本でも、「これ、面白そう!!」と思う本が200円とかで売られていたりする。


これはもう、爆買いだ。

我慢は不要。気になった本を手当たり次第買うのだ。


買うにあたってのルールはシンプル。

①きちんと酔っぱらうこと
②値段は見ないこと
③我慢しないこと


このルールを忠実に守って、わたしは表紙のデザインや著者の名前を見ては直感で面白そうな本をバンバン買い漁っていった。


その数、7冊。

ジャンルもバラバラだ。

30分くらいで選んだ。


具体的にどんな本を選んだのかは、こちらの記事を読んでみてほしい。

【ストレス発散】酔っ払ってBOOKOFFで本を爆買いしてみた

ひとりのアラサー女が、酔っぱらって欲望のままに選んだ本だ。


本当は合計でいくらになったかを記しておきたいが、残念ながらわからない。

なぜなら、酔っぱらってレシートを捨てたし、値段のわかる外袋も速攻ではぎ取っていたからだ。

ただ、新品の場合1冊平均1,000円だとすると7,000円はする。

中古だから、絶対にそんなにしていない。


楽しかった。

凄く楽しかった。


これでまた家に積読本が増えるわけだが、全然かまわない。

「欲望のままに本を買う」という行為そのものに意味があるのだ。


これから少しづつ、積読本を消化していきたい。

今年は読書&サウナ合宿旅行もしたいから、その時のお供にするのだ。

酒を片手に、ほろ酔い状態で本を読むのもまた楽しい。


お買い物でストレス発散することが多いという方は、ぜひ「酔ってBOOKOFFで中古本を爆買い」を一度試してみてほしい。

普段から本を読む習慣があるなら、最高に楽しい体験になるはずだ。


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