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参院選が終わった今こそ読んでほしい「まなざしの革命」

混乱の参院選が終わり、様々な物事が本格的に進む気配がある。それは我々にとって決して明るい方向を向いているとは思えない。どんどんと社会は不自由になっていくだろう。

誰もが不安の中に居る。何が起こっていてどうなっていくのか。そしてその中でどのように振る舞えばいいのか。そんなことをうまく考えるのが難しいからこそ、少しでもヒントになればと思い本を書いた。

「まなざしの革命」を出版してからちょうど半年が経とうとしている。売行きはまずまずとのことだが、元々の初版の発行部数が少ないため手にした人は少ない。そして読み切った人はもっと少ない。

それどころか、この本の存在を知らない人はまだまだ膨大に居る。最後の「解放」の章まで読み切れば、この不安から解放されて、きっと少しは自由になれる人がたくさんいるはずなのに、とっても歯痒い。

本は初版の発行部数で決まる。どれだけ内容が下らなくても最初にたくさん刷られて、本屋に平積みされると、そちらが手に取られて読まれることになる。初版以降は刷られる数がグンと減る。だから初版が売り切れないと二版目の可能性は少なくなる。

そうやってもたもたとして時間が経つ間に、社会はどんどん不自由な方向へと進んでいくだろう。今読まないと意味がないこともある。今回の本は長く読めるようには配慮したが、社会がおかしなことになる前に、多くの人に出来るだけ早く読んでほしいとは思っている。

僕のようにそれほど知名度のない人間の本は多くの人は出会えない。 Amazonやネットにレビューがたくさん載り、新聞に書評が載ると、それだけで存在を知る人が増える。だから読んでくれた方々のチカラを借りねばならないが、こればかりはこちらからお願い出来ない。

誰が最後まで読んだのか分からないし、誰が深く共感しているのかも分からない。そして誰が勇気をもって、時間を割いて、メッセージを伝える役割を担おうとする人なのかも分からない。あくまでも読んでくれた方々の自発的な意志でしかないのだ。

その意志を持つのは、僕との関係性があるかどうかではない。近しい知り合いであろうと、全く関心を示さない人もいれば、会ったこともない人でも内容に感銘を受けて、多くの人に薦めてくれる人も居る。

こんな場所で呼びかけることで、誰がその呼び声に立ち止まってくれるのかは分からない。でも、もし少しでも呼び声に何か切実なものを感じてくれたのであれば、どうか手遅れになる前に、この本を多くの人に届けてもらえないだろうか。もう引き返せなくなってから、この本が拡まっても意味を失う。

この本にはパンデミック、戦争、食糧危機、暗殺、管理社会のことが全て書いてある。出版から半年経った今、参院選が終わった今、これから本格的にやってくる変革前の今。そんな今こそ皆さんの助けが必要だ。

それぞれの言葉でいい。自分の周りの大切な人に届けるだけでもいい。ネットなどに書き込んでくれるととてもありがたいし、SNSで呟くだけでもいい。それぞれが出来るほんの少しの行為の積み重なりで、社会は変わっていく。それが自分の大切な人を守ることになるかもしれない。

この本を書いていた頃よりも、社会はますますおかしなことになっている。そして僕らが何もしなければそれはさらに進んでいくだろう。そんな中でどのように生きればいいのかを精一杯かいたつもりだ。不安に駆られてどうしようもない今だからこそ、多くの人に最後まで読んでほしいと心から想う。

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