一般社団法人FLSG

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海外での資産運用をもっと身近に 資産運用に関する情報をわかりやすく発信。【お客様サポートデスクあり】 ◆オフショア資産運用サポート ◆海外銀行口座サポート ◆代理店変更(移管)サポート お問い合わせは ▽下記リンクの弊社HPお問い合わせより https://flsg.or.jp/

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  • FLSG 菅原のコラムシリーズ

    ~海外での資産運用をもっと身近に~ FLSGは、Financial Literacy Study Groupの略で、金融リテラシーを高め、お客様と共に学びながらお客様のフィナンシャルゴールまで正しくガイドしていくべく作られたグループです。

  • FLSG代表 田崎の海外渡航記

    お客様の海外投資に対するご不安をできる限り解消するため、現地視察にこだわっています。商品を提供している会社の背景や信頼性、金融商品の安全など最新の海外金融情報のリアルを代表自ら渡航しレポートでお届けします。

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  • 固定された記事

【Vol.21】「なぜ投資(お金を働かせること)が大切なのか?」

皆さんこんにちは、flsgの菅原です。 投資とは「元本を割れるかも知れないリスクを負ってお金を働かせ、増やそうとする行為」です。 なぜ私たちは、わざわざお金が減るかも知れないリスクを負ってまで投資をする必要があるのか。 それは、『投資をしなければ自分が使えるお金が“100%”減るから』です。 以下は1990年と2024年の金利や物価、そして平均所得の比較です。 《30年前と今》 ・預金金利(普通) 2%→0.1% ・預金金利(1年定期) 6%→0.025% ・消費税 3

    • 【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 8/26号

      日米の金融政策姿勢に焦点 23日市場が注目していた、植田日銀総裁の国会答弁、パウエルFRB議長のジャクソンホール会合での講演が行われた。8月前半の大波乱後、初の金融政策姿勢が示されたわけだ。市場は身構えているので、予想外の展開にならなければ波乱にはならないと思っていたが、微妙なニュアンスの差に過敏に反応するリスクはあった。結局、杞憂に終わったが。 植田日銀総裁の閉会中の国会審査は衆参両院で延べ5時間開催される。 何故、ジャクソンホール会合にぶつけたのか不明だが、日銀は8月7

      • 【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 8/19号

        比較的、真空地帯 下げ場面が急だったので、日経平均は3万6000~3万9000円ゾーンが比較的、真空地帯と思われる。為替で言えば、円安戻りの攻防は150円前後か。真空地帯で売り圧力が比較的薄いとしても、埋めるには、それなりの買いエネルギーを伴う必要がある。いわゆる待機勢が何処まで動けるかが焦点になろう。日経平均は先週4日間で3037円上昇し3万8千円まで真空地帯を駆け上がってきた。今週は3万7千円の値固めの時期になると思う。 日本時間15日夜、ドル円149円台、夜間日経平均

        • 【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 8/12号

          米行き過ぎた景気悪化懸念和らぐ 南海トラフ地震で初の「巨大地震注意」が発表された。8日夕方の日向灘地震M7.1が、かねてから指摘のあった前段地震に該当する可能性があるとの見解。2020年に東大と海上保安庁が「四国沖から紀伊半島沖にかけ、スロースリップ現象が起きている」と発表し緊張が高まって以来となる。 発災確率は30年間で70%と異例の高率。ネットでは、過去の南海トラフ巨大地震サイクルから見た”2035年説”から”8月14日説”まで喧しい。実際に起こるかどうかは誰にも分らず

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        【Vol.21】「なぜ投資(お金を働かせること)が大切なのか?」

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        • FLSG 菅原のコラムシリーズ
          21本
        • FLSG代表 田崎の海外渡航記
          4本

        記事

          【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 8/5号

          日経平均2日間で3千円超の下げ 日経平均は8月の2日間で3192円下げたことになる。 31日、植田日銀総裁が追加利上げに前向きな姿勢を示し、その結果株式市場は転機を迎えていると推測される。下落の背景には当然ながら海外投資家の売買がある。海外投資家は世界的なインフレヘッジの手段として日本株を位置づけていた側面が後退したという見方があるそうだ。今回の利上げで日本の低金利持続を前提にしたストラテジーが修正を迫られたのだろう。海外投資家は日本で資金を調達して投資する手法は、金利が上昇

          【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 8/5号

          【FLSG】ニュースレター「Monthly Report8月号」米大統領選と為替、株式市場の行方

          日本時間7月22日未明、遂にバイデン氏が大統領選からの撤退を表明した。後継にはカマハリことカマラ・ハリス副大統領を支持した。このため市場は7月になってからの“確トラ”からやや見通し難になってきた。 (8月1日 文責太田) バイデン撤退で“確トラ”仕切り直し 米民主党の大統領候補はハリス副大統領に一本化。バイデン選挙資金を引き継げるうえ、小口献金が8100万ドル集まったと報じられ、ソロス氏などウォール街の一部も参集しているようだ。ハリス氏はかつて史上最低支持率の副大統領と呼ば

          【FLSG】ニュースレター「Monthly Report8月号」米大統領選と為替、株式市場の行方

          【Vol.20】「史上最高値の金」

          皆さんこんにちは、flsgの菅原です。 メイプルリーフやウイーン金貨で知られる1オンスの地金コインの店頭価格が、40万円を超えました。 いつかこの日がやってくるとは思っていましたが、案外に早く40万円台に乗ったという印象です。 コロナ前は20万円程度で買えましたから、この短期間で倍以上になっています。 本来、米ドルと金(Gold)は逆方向に動きます。 ドルが売られているときはドル建ての金価格は上がりますし、 逆にドル高になると金の価格は下がります。 ですから今のように

          【Vol.20】「史上最高値の金」

          【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 7/22号

          トランプ銃撃、ユックリとトランプラリー。シフトか 日曜朝に飛び込んできた「トランプ銃撃」ニュースに覆われた。トランプ氏は左右に向く時、少し首を傾げる。映像解析で2秒前に右に向き、コメカミ辺りを狙った銃弾が耳に逸れ、難を免れた様だ。星条旗をバックに拳を突き上げた画像がTIME誌表紙などを飾り、トランプ優勢が一段と強まっていると見られる。 民主党には「バイデンの失敗」論調が重荷になると見られる。 ”トランプを標的にしろ”のキャッチコピーは直ぐに取り下げたが、警護の不備としてシー

          【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 7/22号

          【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 7/15号

          米CPIで大波乱、日経平均1033円安 11日発表の米6月CPI(消費者物価指数)は前月比-0.1%と市場予想の+0.1%を下回った。前月比マイナスは実に4年ぶりで、一気に短期筋の動きを誘ったと見られる。前年比では+3.0%、5月の+3.3%から鈍化した。食品とエネルギーを除くコア指数は前月比+0.1%(5月+0.2%)、前年比+3.3%(同+3.4%)、根強いインフレの主因とされてきたガソリン価格の下落、家賃の伸び鈍化が寄与した。 金利先物市場で、「9月利下げ」確率が発表

          【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 7/15号

          【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 7/8号」

          英総選挙は事前予想通り、日本株は物色広がるか 英国総選挙は、出口調査の段階で、労働党410議席、保守党131議席だったが、結果は事前の世論調査通り労働党圧勝、14年ぶりの政権交代へ。政権安定化を好感し、英ポンドは堅調推移。選挙当日の4日の英株は+0.86%。 7日決選投票の仏総選挙は、中道・左派の候補者調整が進み、RN(国民連合)の過半数獲得は困難との世論調査。マクロン与党は3位に転落するので政権は不安定化すると見られるが、RN政権よりはマシと見ているのか、同じ日の仏株も+

          【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 7/8号」

          【FLSG】ニュースレター「Monthly Report7月号」フレンチショックと米大統領選

          6月の日経平均は4万円が指呼の間まで回復してきた。しかし、わずか半月前に712円安で金融市場を揺さぶった「フレンチショック」を金融市場はすでに消化してしまったのだろうか。加えてトランプ氏が選ばれたら、世界の金融市場はどうなる。(7月1日 文責太田) 欧州議会選挙で右派台頭 6月17日の日経平均712円安の発火点となった「フレンチショック」。 「フレンチショック」とは、6月9日、5年に一度の欧州議会総選挙の結果を受けてマクロン仏大統領が仏下院の解散総選挙を発表したことで発生。

          【FLSG】ニュースレター「Monthly Report7月号」フレンチショックと米大統領選

          【Vol.19】「やれやれの解約」

          みなさんこんにちは、FLSGの菅原です。 今は名目の為替レートが1ドル160円前後を推移しています。 円の普通預金だけで資産を持つリスクは日々膨らんでいます。 ドル建ての積み立て投資は、円安になればなるほどカードに課金される拠出金額は上がります。 と同時に、ドル建ての残高も円に換算すると同じように増えていきます。 ここで最近増えているのが「やれやれの解約」です。 「やれやれの解約」とは、「やれやれの売り」の派生言葉で、 つみたて投資を続けてきた方が解約したいと考えた時

          【Vol.19】「やれやれの解約」

          【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 6/24号」

          ウクライナ支援巡って様々な駆け引きとの見方 ジャーナリストの長谷川幸洋氏が「日本のウクライナ支援は一体幾らなのか」を解説している。 それによると、先般のG7時の45億ドル(約7000億円)は昨年12月に10億ドル支援時に表明していた「45億ドル追加支援の可能性」を実行したもの。 独キール研究所が集計している各国の支援額で日本は第5位78億ドルと合わせ、合計123億ドル(約1.93兆円)。 長谷川氏は4月岸田訪米時の米国のウクライナ支援(融資が中心と言われる)に日本が債務保証

          【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 6/24号」

          【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 6/17号」

          欧州懸念続き、株価続落 14日はメジャーSQ。比較対象の3月SQ値は3万9863円、5月は3万8509円。買い方、売り方の攻防は5月S比横ばい(実際は3万8535円)だった。SQ通過後、上値の壁となっている3万9000円を抜けるか、どうかが焦点になる。新たに欧州政治リスクが強まっており、五十歩百歩の岸田政権の迷走も問題視されるかも知れない。 13日の欧州株は続落。仏-1.99%、伊-2.18%、独-1.97%、英-0.66%など。7月4日総選挙の英国世論調査で、支持率は労働

          【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 6/17号」

          【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 6/10号」

          予想通りECB利下げ 5日にカナダ中銀が4年ぶりに0.25%利下げ(4.75%)したのに続き、6日ECB(欧州中銀)も4年9か月ぶりに0.25%利下げした(3.75%)。 世界的に利下げ局面に向かっているとの見方を裏付けた。利下げはインフレ収束か、景気減速懸念か、どちらに軸足があるかで株式市場への影響は分かれるが、ECBは声明でインフレ低下を強調した。ただ、「タカ派的利下げ」と呼ばれ、利下げシナリオを示さなかった。市場は7月追加利下げの可能性は低く、9月12日の次回会合が焦点

          【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 6/10号」

          【FLSG】ニュースレター「Monthly Report6月号」米大統領選を前に混迷の金融市場での対応

          世界の金融市場では、根強いインフレ、米中対立など世界の分断が強まるばかりで少しずつ緊張感を高めている。さらに米大統領選の行方に米国の政治リスクを懸念する声は金融市場ではまだそれほど消化されていないようにも見える。(6月1日、文責太田) 大統領選に見る米国の衰退  今年の最大の懸念材料は、米国の大統領選だ。民主党のバイデン氏、共和党のトランプ氏のどちらが大統領になっても米国内の分断、それが世界経済にも大きな影響を与えることは間違いない。高齢のバイデン氏が大統領になったら、任期

          【FLSG】ニュースレター「Monthly Report6月号」米大統領選を前に混迷の金融市場での対応