🌟みんな何かのプロフェッショナル🌟

　私はおかんのことを常々「空き箱のプロ」（文房具やら何やら細々したものを知らぬ間にお菓子などの空き箱を利用して、ジャストフィットに収めてくれるプロ💮）と称して、世間話のネタとして、いろんな人によく話している。

　また油揚げ職人とも呼んでいる。（定番の納豆を入れて焼くだけじゃなく卵を入れて煮物の具にしたり、ハンバーグのタネを入れて焼いて揚げないメンチカツを作ったり……）（私なんて、そもそも油揚げを上手に広げられないというのに😂）


　空き箱のプロも満更ではないようで、つい最近も

「見てみ！　ジャストサイズ！」

お盆のお土産にもらったお菓子の箱で洗面所の小物が見事に収納されており

「さすがプロ！　仕事が早いな！」

と、褒め称えたばかりだ。

ちなみに私は、おかん曰く

「ぼそっとひょうきん」
「人生の博打うち」

と言われた経験がある。自覚がある分、耳👂️が痛く……なることもなく、越後製菓のCMの高橋英樹さんバリに「正解💡」としか思わなかった。😂＜そういうとこやで！）

　実際、自己啓発本にも『自分の強みが分からなければ母親に聞け！』と書かれていることもあったので（まあそこは母親にこだわらず、一番近しい人でいいとも思う！）、人間誰しも何かしらの「プロ」の一面を持っているのかもしれんな🤔


ということで、私の自称プロを掘り下げてみようと思う。


　私に興味がない人はスルーしてくれても👌やし、「話聞いたるで！」っ人は目次を使いながら、暇つぶしにでも読んでね♪

あらよっと！

---

💮方向音痴のプロ💮

　これはもう私のエッセイをいくつか読んだことがある人には周知の事実かもしれないけれど、目的地に一度で辿り着いた試しがない😇＜なぜそれを誇ろうとするのか……）

迷子になりやすいくせにせっかちだから、歩きでも車でも「どうせ同じ方向に進むのに代わりないんやし！」と一つ前の角を曲がってしまうクセがある。そして右利きなのに左側に謎の絶大なる信頼感を抱いており、迷った時は「左」に進むクセがある。（“せっかちは時空を越える”と、とある芸人さんが話してたけど、まさにそれ！）

　車の場合、お金の負担をかけたくないあまりノーナビの中古車を買ったが最後……

一応スマホでナビを見ながら、「だいたいこの辺りよな」と曲がったら、ガチで「時空を越えてしもた？」レベルの経験をしたことがある……真夜中だったから、海が見えた時は「異国に辿り着いた？」と思ったほど。

その後、ナビによる嫌がらせかのような山道＆細道の案内に渋々従いながらなんとか帰宅した。（ナビに従わんかったんはあんたやがな！＞🚘️

　地方だとナビアプリの更新が滞ってるのか案内通りに耳鼻科に行ったら先代の医院の跡地だったようで、周辺をうろついていたら「倅せがれの医院はあっちやで」と言われたこともある。（そして、そんなに新しい医院でもなかった……）

　とはいえ、いくら呑気な私でも、とある大型ショッピングモールにある映画館に行きたくて駐車場を見つけるも右折するタイミングをミスって三回通りすぎた時や、駐車場がわかりにくくて友達が立って手を振ってくれていたにも関わらずそれでも三回通りすぎた時には

このくらいはしょげた。（画像やと思ったよりしょげてなかった😂）


　ちなみに今の私は体幹の維持が苦手で

ぐにゃぐにゃモードになると勝手にこうなる。（※私はこの標識を「躍動感のあるうんちょこちょこちょこぴー！」と呼んでいる。正式名称はもう忘れた……）

　また、研修に行くために高速に乗った際、降り口を確認してなかったが故に、これまた反対を選んだこともある。（案内表示もあったんやけど、直観で選んじゃうのよね……）でも、そういう時は意外と冷静になるのか、近場のコンビニでUターンしたため、事なきを得た。

　最近は私の二択が大抵真逆だと自覚して裏をかくのだけれど、それでも間違うのでこれはもう方向音痴の神様に愛されているとしか言いようがない。

😇＜もう！ 勝手に片想いしないでよ！）

（勘違いも甚だしいわよ！＞👼

💮困ってたら声をかけられるプロ💮

　方向音痴だけれど、私がここまでなんとか無事に生きてこられたのは迷子になってうろちょろしていると、見知らぬ人が必ずといっていいほど助けてくれるからでもある。その反面、迷子なのに声をかけられ迷子が増殖することや、初めて訪れる場所で道を聞かれることもある……良くも悪くも、私は声をかけられやすいタイプなんだと思われる。

　一度、折り畳み傘の柄の部分が真ん中辺りでスポッと抜けてしまい、駅の待ち合い場で直そうと格闘していたら

「なんや、壊れたんか？ 貸してみ」

と見知らぬおいちゃん＆駅員さんまで現れて直そうしてくれたこともある。（結局、直らないまま短い柄で傘を差す私を見た友人に「トトロのようやな」と言われた。それより私はトトロのお腹でお昼寝したい😪）

　リュックや鞄のチャックが開いているのを親切に教えて下さる方もいて（締め忘れているか、歩いているうちに開いてしまうのかはわからないけれど……）私自身の危機管理がゆるいせいでもあるため、もう少し気・もチャック・・・・も引き締めたい。


　余談だけど、私は歌も音痴で持ち歌が少なく、友達とカラオケに行って「ヤバい！　持ち歌がもうない！」と困った時に、瞳をとじて当時ギリギリまだあったクソ分厚いカラオケの目次本を開き、適当に指をさした曲を入れてもらったら……

いきなり中国の曲が流れ出し、謎の曲調と全く読めない歌詞をアドリブで半泣きになりながら雰囲気で乗り切ろうとしたことがある。（なぜそこまでして歌おうとしたのかも我ながら謎。でも私の友達みんな、ほんまに歌うまいからカラオケそのものは好き🎤💕）

さすがにフルはコーラスは無理だったから途中で止めてもらったけど、友達爆笑してた。これがおかんのいう「人生の博打うちか」と今更ながら思った次第である。（たぶんそういう意味とちゃう✋⚡️）

そんな私の十八番が『大迷惑』なのがもう😂

🤔＜おとんぬが長年単身赴任してたから、何かシンパシーでも感じるんかな？　って発売した当時、私産まれてへんがな！）


　で、なんでこんなエピソードを思い出したかというと、今も書きながら眠くなってノールックで書けないか試していたからである。🙈＜見事に失敗してたから、書き直したでござる！）

　そして学生時代も眠くて仕方なかった時は机に突っ伏したり、肘を突いたりするのではなく、むしろと背筋を伸ばし、先生の話に聞き入り感銘を受けているかのようなフリして正面を向いて堂々と寝ていた💤（あまりの堂々っぷりに教師も呆れたのか注意されたこともなかったし、成績にも特に支障もなかった。）

やったことはないけれど、寝ている人の顔に落書きするなら油性より水性インクの方が落ちにくいんだってよ👿＜あくまでも長時間、放置される場合に限るけどね！）

---

💮顔面キャッチャーのプロ💮

　これも学生時代になかなかの高頻度で経験したものである……本当にありとあらゆる球技のボールなどを顔面で受け止めてきた。

挙げだしたらきりがないけれどサッカーボール、バレーボール、野球ボール、バスケットボール……そして卓球のピンポン玉とバドミントンのシャトルといったところだろうか。（我ながら多いな……）

未経験なのはゴルフボールとテニスボール、ラクビーボールくらい？　そして大半の球技のルールも雰囲気でしかわかっていない……（基本的にノリと勢いだけで生きているからね！＞🤗

毎回ボールを顔面で受け止める度に「いっそのこと、このコンプレックスのこの鼻に当たって骨折したら堂々と整形できるのに……」と思う図太さ（？）もあるので無意識当たり屋疑惑も否めない。（ボールが当たって目の前に星は舞っても、鼻血一つ流したことがない。元々丈夫なのか、はたまた鍛えられたのか……）

💮謎の一人タイムのプロ💮

　ほんで、苦手なのに球技に参加するとなぜかボールを追いかけているのが私一人だけになるという謎のゾーンに入り込むことがある。ボールを追いかけて走るのは楽しいので（ただの犬やん🐶）学生時代の体育や社会人になって勧められ参加したフットボール大会でも無我夢中で追いかけているうちに

「え？　なんで周りに誰もおらんの？！」

と内心パニくりながらもゴールを狙える状態まで行き着いてしまうことも何度かあった。

周りからの声援を受け、私なりに投げたり、蹴ったりしてゴールを決められた試しは……たぶんない。

それどころか、オウンゴールになりかけるくらい私はどこを走っているのかわからないことも。（コートでも迷子になってるんかよ！　「そっちちゃう！」とツッコまれて気づくとか……スイカ割りと変わらんやん！＞🍉

　でもこれはスポーツだけに限らず修学旅行で行った奈良公園で鹿せんべいを持っていないのに四方八方を鹿に囲まれ、恐怖を覚えたこともある。（ツノ、めっちゃ痛いんよ😭）

しかも後日、私と鹿軍団しか映ってない写真がそこそこの枚数、廊下に張り出されたため全部買い占めた……（カメラマンさんも他の人の撮るか、助けてや！＞🦌

💮ドッジボールの逃げ専のプロ💮

　
　私が唯一、活躍できる球技はドッジボールくらいだろうか……（バレーボールや卓球などのネット張られてる系はアタックが下手すぎて投げた本人もわからないギリギリラインに落ちて点数を稼ぐこともなくもない。）

ドッジボールに関しては、ボールを下手に取ろうとすると取れずに自爆するため、外野の近くや相手チームの片隅で素知らぬフリして佇んでいるうちに気がついたら残り一人みたいなことがわりとよくあった。（これもまたゾーンに入り込んでる系……？）

昔からデカいので狙おうとすれば当たりやすいはずなのだけれど、そこはなぜかのらりくらりと避けられる不思議。ただラスイチになった時には使い物にならないため、外野に頑張ってもらい、入れ替わってもらえるまで、とりあえず逃げる。

それが逃げる専門の流儀である。（何をプロフェッショナルに語ってるんや！＞😇


個人的なイメージ図。

『bokete』より

　まあ、こんなにエレガントに跳び跳ねてはいない自覚もあるよ……

---

💮箱詰めのプロ💮

　これはもう悲しき性さがやな……おとんぬが転勤族だったので、しょっちゅう荷物の箱詰めを手伝っていたため、箱詰めだけは得意。（だからといって、片付けが得意かというとそうでもない……）

　でも、今の地にやって来る時の箱詰めの仕方も我ながらなかなかの出来映えだったと思う。ただ悲しいかな……私は間の悪さも一流なので、引っ越しに合わせて事前に取っていた有休の期間、まるっとインフルエンザで寝込んで、結局家族が急に走るっていうね……


と、まあ私でもこれだけプロ（自称）はあるので

みなさんも自分のプロフェッショナルを見つけてみて下さいな～🙋🌟🌟🌟

《おしまい》