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webライターの未来:正社員採用は終わったのか?

正社員での採用は企業にとっては投資でもあり、支出にもなる。
AIがクリエイティブな仕事も代替する現在にて、webライターの仕事はあるのか?

私はキャリア支援を行なっている。
そのため時折「webライティングの仕事をやりたい」という人と話をする。
ほとんどが未経験で興味軸での話となるが、中には「元記者」「アナウンサー」「ブロガー」など関連のある人からの声もある。

実は、webライティングの求人はある。
勿論欠員募集の背景もあるが、増員募集をしている企業もある。
基本的には正社員なので、無期雇用の契約となるが、それでも募集をしているのだ。
なぜ、こんなにAIが発展している中で、そのように募集はされているのか。

理由は2つ考えられる。
1.今、採用したい
2.中長期でも人しかできない仕事をすることを期待されている

前者は欠員募集の際はよくある話だ。
後者である「人しかできない仕事」とはなんだろう。

求人をみると未経験歓迎はほとんどない。
つまり「人並みのアウトプットを出せる人」は求められていない。多少文章力がある人を採用する企業はほとんどないのだろう

そのあたりのアウトプットはAIが最も得意だ。
であれば人でしかできない仕事とは何か。
それは
人脈を生かした仕事
長い経験から出るアウトプット
ではないか。

人脈は実は記者やアナウンサーにセットでついている。その人だからこそ会ってくれる人、というのが間違いなく存在する。
これにより得られる一次情報は貴重だ。

また、長い経験から出るアウトプットは月並みでないことが多い。
そういった文章の体裁を整えるではなく、中身で差別化ができる人材を企業は求めているのではないかと思う。

webライターの正社員採用は終わってはない。
ただ求められる人物像がより高いものになっていることは事実でありそうだ。

【要約】

  • AIの発展によりクリエイティブな仕事が代替されている現在でも、webライターの求人は存在する。求められているのは、未経験者ではなく「人脈を生かした仕事」や「長い経験から出るアウトプット」ができる人材のようだ。

  • 募集されているwebライターの求人は基本的に正社員であり、無期雇用の契約が結ばれる。AIの進化により、人でしかできない仕事が期待されていると考えられる。

  • webライターの求人を見ると、未経験者歓迎の求人は少ない。文章力だけでなく、人脈や長い経験から得られるアウトプットが求められているようだ。

  • webライターの仕事には、AIが得意なアウトプット整形ではなく、中身で差別化できる人材が求められている。そのためには、人脈や経験が大きなアドバンテージとなる。

  • webライターの正社員採用はまだ終わっていない。しかし、求められる人物像はより高度になっており、人脈や経験から出る独自のアウトプットが必要とされているようだ。

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