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佐藤多佳子『サマータイム』新潮社〔2020年首都圏中学入試頻出作品/背景説明・短編あらすじ×4/無料/筋がすっかり分かります。
佐藤多佳子『サマータイム』新潮社
この作品は2020年に
・神奈川大学附属中学校
・吉祥女子中学校
で出題されました。
★背景説明
この作品は短編集です。ゆるやかにつながり合った四つの短いお話からなっています。第一話の語り手は伊山進、第二話が進の姉の佳奈、第三話が二人の友だちの浅尾広一で、第四話はまた佳奈に戻ります。
★あらすじ
第一話「サマータイム」
伊山進〔いやま すすむ〕は小
水野瑠見『十四歳日和』〔2020年首都圏中学入試頻出作品/背景説明・短編あらすじ×4/無料/筋がすべて分かるから読んで楽しみたい子には不向き〕
水野瑠見『十四歳日和』講談社
この作品は2020年に
・学習院女子中等科
・暁星中学校
・慶應義塾湘南藤沢中等部
・帝京大学中学校
・桐蔭学園中等教育学校
で出題されました。
★背景説明 この本は短編集です。一冊のなかに四つの短いお話があります。どの話も主人公も十四歳の中学二年生で、みな同じクラスですから、前の話に出てきたわき役が次の話の主人公になっていたり、前の話の主人公が次の話ではわき
こまつあやこ『リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ』〔2020年首都圏中学入試頻出物語/背景説明・登場人物・あらすじ/登場人物まで無料/200円
こまつあやこ『リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ』講談社
この作品は2020年に
・浦和実業学園中学校
・大妻多摩中学校
で出題されました。
★背景説明 不思議な響きの題名はマレーシア語で「五・七・五・七・七」という意味です。この数の並びに見覚えがあるかな? これは短歌の音数律です。この話の主人公の沙弥はマレーシアからの帰国子女で、二年半ぶりに帰って来た日本で、ふとしたきっかけから短
如月かずさ『給食アンサンブル』光村図書〔2020年首都圏中学入試頻出作品/背景説明+あらすじ×6/無料/話がすべて分かるから自分でゆっくり読みたい子は読まないように。
如月かずさ『給食アンサンブル』光村図書2018年
この作品集は2020年に
・鷗友学園女子中学校
・女子美術大学付属中学校
で出題されました。
★背景説明 この本は短編集です。一冊の本のなかに六つの短いお話が入っています。どのお話ももともとは『飛ぶ教室』という雑誌にのせられていたものです。お話の中心にあるのはいつも給食のメニュー。それぞれの主人公は違いますが、みんな同じ学校に通う中学一年
2020年首都圏中学入試頻出作品〔説明的文章〕リスト
2020年首都圏入試頻出作品(説明的文章)
稲垣栄洋
『イネという不思議な植物』筑摩書房
・跡見学園中学校
・鎌倉女学院中学校
宇根(うね) 豊(ゆたか)
『日本人にとって自然とはなにか』ちくまプリマー新書
・関東学院中学校
・日本大学豊山女子中学校
・富士見中学校
荻原一郎『人を幸せにする目からウロコ!研究』〈編著〉岩波ジュニア新書
・晃華学園中学校
・国府台女子学院中学部
永田和宏『知
永田和宏『知の体力』〔2021年首都圏中学入試頻出作品/読み解きのヒント・読み解き/じっくり読みたい受験生向け/三分の一まで無料
永田和宏『知の体力』新潮新書2018年
この作品は2021年に
・専修大学松戸中学校
・光塩女子学院中等科
・東京都市大学等々力中学校
で出題されました。
★読み解きのヒント 著者は細胞生物学の先生で、歌人でもあります。歌人というのは短歌を作る人のこと。そしてこの本はおそらく高校生や大学の新入生に向けて、大学という場所でどのように学んで欲しいかを書いているものだと思います。小学生が読むに
高橋敬一『昆虫にとってコンビニとは何か?』朝日選書〔2021年首都圏中学入試頻出作品/読み解きのヒント・読み解き/読み解きの四分の一まで無料/じっくり読みたい新受験生向け〕
高橋敬一『昆虫にとってコンビニとは何か?』朝日選書2006年
この作品は2021年に
・公文国際学園中等部
・女子学院中学校
で出題されました。
★読み解きのヒント この本は28の項目に分かれていて、それぞれに全体の題名と同じ「昆虫にとって~とは何か?」という問いかけの形の題がつけられています。たくさんの具体的な昆虫の名前も出てきますから、「いつ・どこ・だれ」という具体的な情報に気をつけ
伊吹有喜『雲を紡ぐ』文藝春秋〔2021年首都圏中学入試頻出作品/背景説明・登場人物紹介・あらすじ/じっくり筋を知りたい受験生向け/無料〕
伊吹有喜『雲を紡ぐ』文藝春秋
この作品は2021年に
・本郷中学校
・横浜雙葉中学校
で出題されました。
★背景説明 この物語には家族のつながりを表す言葉がいろいろ出てきます。たとえば、「父方の祖父」は「お父さんの側で血のつながりのあるおじいさん」という意味です。「紘治郎は美緒の父方の祖父だ」と書かれていた後に、「広志は美緒の父親だ」と説明された場合、「紘治郎」と「広志」の関係はどうなり
更級 功『若い読者に贈る美しい生物学講義 感動する生命のはなし」ダイヤモンド社〔2021年首都圏中学入試頻出作/読み解きのヒント・読み解き/読み解きの四分の一まで無/じっくり読みたい理科好きの受験生向け/かなり難しいよ〕
更級 功『若い読者に贈る美しい生物学講義 感動する生命の話』ダイヤモンド社
この作品は2021年に
・洗足学園中学校
・東京都市大学付属中学校
・日本大学藤沢中学校
で出題されました。
★読み解きのヒント この作品を読むにあたって注目したいのは「逆説の接続語」です。逆説というのは前と後で内容が反対になったり前からは思いがけないことが書かれていたりすること。そうした働きをする接続語には「しか
伊坂幸太郎『逆ソクラテス」集英社〔2021年首都圏中学入試頻出作品/背景説明・短編5編のあらすじ×5/大まかに内容を知りたい受験生向け/無料/ストーリーを自分で楽しみたい子は読まないようにね〉
伊坂幸太郎『逆ソクラテス』集英社2020年
この作品は2021年に
・暁星中学校
・公文国際学園中等部
・東京農業大学第一高等学校中学校
で出題されました。
★背景説明
この本は短編集です。一冊の本の中に五つの短いお話がいっしょに入っています。暁星中学校と公文国際学園で出題されたのは一話目の「逆ソクラテス」、東京農業大学第一高等学校中学校では三話目の「非オプティマス」でした。五つのお
工藤純子『あした、また学校で』講談社〔2021年首都圏中学入試頻出作品/背景説明・登場人物紹介・あらすじ/急いで筋を知りたい受験生向け/無料〕
工藤純子『あした、また学校で』講談社2019年
この作品は2021年に
・関東学院中学校
・駒場東邦中学校
で出題されました。
★背景説明 この物語を読むときには章ごとの視点に気をつけましょう。視点というのは「だれの目から物語を見ているか」ということです。ふつう、物語は主人公の視点で進むものですが、この物語ではときどきべつの登場人物へと視点が移ることがあります。
★登場人物滝川一将〔た
池内了『なぜ科学を学ぶのか』ちくまプリマー新書〔2021年首都圏中学入試頻出作品/読み解きのヒント・読み解き/じっくり内容を確認したい受験生向け/読み解きの三分の一まで無料〕
池内 了『なぜ科学を学ぶのか』ちくまプリマー新書
この作品は2021年に、
・吉祥女子中学校
・芝浦工業大学柏中学校
・淑徳与野中学校
・専修大学松戸中学校
で出題されました。
★読み解きのヒント この作品を書いた人〔筆者〕は天文学と宇宙物理学の先生です。内容はとても難しい。しかし、できるだけわかりやすくなるように、たくさんの接続語を使ってくれています。接続語というのは文と文をつなぎあ
今井恭子『ギフト ぼくの場合』小学館2020年[2021年中学入試頻出問題/背景説明・登場人物・あらすじ/急いで筋を確認したい中学受験生向け/あらすじ後半から一部有料
今井恭子『ギフト ぼくの場合』小学館2020年
この物語は2021年に、
・慶應義塾湘南藤沢中等部
・サレジオ学院中学校
で出題されました。
★背景説明 ギフト〔Gift〕とは英語で「おくりもの」という意味。ここでは「神様からのおくりもの」、つまり人間が生まれつき持っている特別にすぐれた能力という意味で使われています。この物語の主人公はあるギフトを持っています。あらすじを最後まで読めば