田中修『植物のいのち からだを守り、子孫につなぐ驚きのしくみ』中公新書2021年 ★読み解きのポイント

この著書は2022年の入学試験で、

栄東中学校
攻玉社中学校
法政大学中学校

で、出題されました。

★読み解きのポイント

 この文章にはたくさんの接続語が使われています。
 接続語というのは、言葉と言葉や、文と文や、段落と段落をつなぎあわせる言葉です。
 この接続語に注目して重要な部分を捜してアンダーラインを引き、その部分を正しく理解することによって、正確な読み解きを目指しましょう。


第一章 植物の長寿

2ページ
5行目「しかし」の後
「大多数の樹木は、人の手を借りずに、自分の手で自分のいのちを守っています」

『植物のいのち』

*この部分では、人間と植物を比較して、「植物は寿命が長い」ということを述べています。逆接の後で段落の最後にあたる部分は大抵の場合重要です。アンダーラインを引くようにしましょう。

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2,879字

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