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滋賀の狭小地で住宅計画や工事を進める時に注意しておきたいこと

こんにちは。住宅コンサルタントのならざきです!

フィックスホームは、大津市・草津市・栗東市・守山市周辺で、高気密高断熱の省エネ・エコ住宅を建てる工務店です。

先日もこれから住宅工事を開始させていただくにあたり、近隣の方々へご挨拶回りをさせていただきました。住宅工事を行うということは、近隣の方々には音や振動、ホコリなど、多少なりともご迷惑を掛けてしまうことになりますので、工事のスケジュールや万一の時の連絡先など、可能な限りの情報はお伝えするようにしています。



滋賀の狭小地で住宅計画や工事を進める時に注意しておきたいこと

そのような中でも、特に狭小地で住宅工事を行う際には、近隣の方々とトラブルになる確率が高いため、僕らも細心の注意を払いながら工事を行っていますが、単純に建築基準法を守って建てればOKということではなく、さまざまな近隣の方々への配慮が必要になります。

近隣の方々とのトラブルは、住宅工事を進める上でも困りますし、何よりその場所にお住まいになるお施主さまが一番お困りになるので、出来る限り避けたいものです。そこで今回は、狭小地で住宅工事を行う際に注意しておきたいことを言語化しておきたいと思います。

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隣家との距離

狭小地で住宅計画をする際の、最重要ポイントは、隣家との距離です。基本的に隣家との距離は、民法で境界から50cm以上離隔しなければならないと定められていますが、地域によっては50cmより近い距離で住宅が立ち並んでいる場合もありますので、隣家の方々の承諾をもらっておけば問題にならないケースもあります。

ただし注意したいのは、建築図面に表記されている寸法は、建物の壁の中心からの距離が記載されている場合がほとんどですので、図面上の寸法表記では65cm~70cm以上なければ、仕上がりで50cm以上というのは確保できないということです。


建物の外壁に対して施工するもの

住宅の外壁面の仕上げは50cm以上の離隔距離が取れていたとしても、実際に住める完成した状態にするためには、家の周りに設置しなければならない設備がたくさんあります。

例えば、窓、換気扇、エアコンの室外機、給湯器などが代表的な設備になります。窓については、隣家の窓の位置なども考慮して、お互いに窓が向かい合っていて、視線が合うので窓やカーテンを開けられないといったことのないように避けることも隣家への配慮の一つです。

また換気扇の屋外フードの位置や、給湯器の設置位置なども、隣家に配慮した場所に設置することが望ましいです。更にエアコンの室外機のファンやガス給湯器の排気口の向き、エコキュートの設置場所が寝室に近接しないこと(エコキュートは主に夜間にお湯を沸かすため、音や振動が原因で眠れない)など、注意すべき点は多くあります。

このあたりは、住宅会社や工務店の担当者と、設置位置などを綿密に打ち合わせをしながら、回避できる方法を相談しておかなければなりません。



最後に

狭小地で住宅工事を行う際には、自分の敷地内のことであっても、広い敷地の場合と比べて、近隣の方々に配慮しなければならないことが多く存在します。長く住む家だけに、工事中や引っ越してすぐに近隣の方々とトラブルが発生し、住みにくくなってしまわないように、十分に配慮しながら、計画を進めていくことが大切です。何か気になることがありましたら、遠慮なくご相談ください。



★家づくりは望む人生を手に入れる手段です。望む人生を手に入れられないとしたら、家づくりが成功したとしても、意味がないと私たちは考えます。

人生は家づくりだけで考えないで下さい。私たちと一緒に望む人生を手に入れましょう。この記事があなたの望む人生を手に入れるお役に立てれば幸いです。



それでは、また~^^/


10月 栗東市安養寺 完成現場見学会のお知らせ

【リアル or WEB 完成現場現場見学会】子育て世代の家事楽こだわり満載4SLDKのカッコいい家!

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■開催場所 : 滋賀県栗東市安養寺
■開催日時 : 2021年10月15日(金)~17日(日)3日間
■開催時間 : 10:00~16:00まで
       (15日(金)は13:00~16:00まで。ご注意ください!)

※完全予約制の見学会です。
※WEBご予約の締め切りは、2021年10月16日(土)17:00まで。

リンク>>>社会環境の変化に関する対策とお願い

リンク>>>見学会の詳細はコチラ

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