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マンションを買った(3/3)

都内に 2LDK の中古マンションを買った話の続き。前の記事では、住宅ローンの本審査を行い11月に決済・引き渡しが完了したところまでを書いた。

この記事では8月の契約直後に遡って、リフォームや引越し準備についての記録を書いていく。

タイムライン

  • 2021/6 物件探し開始

  • 2021/8 物件決定、申し込み、契約

  • 2021/9 火災保険契約、リフォーム業者選定

  • 2021/10 駐車場契約、住宅ローン契約

  • 2021/11 決済、リフォーム開始

  • 2021/12 リフォーム完了、入居

リフォーム

内見時に壁紙の汚れが気になっていたのと、キッチンに食洗機を付けたくてリフォームを行うことにした。物件契約後すぐ、ことり不動産からリフォーム会社を2社紹介してもらう。各社に電話で要望を伝え、9月にリフォーム会社を交えて内見をして、見積もりを出してもらうことに。

要望として伝えていたのは、クロスの全面張り替え、キッチン交換orビルトイン食洗機の設置、トイレ周りの交換で、予算は上限150万円とした。

10日程度で各社から見積もりが送られてきた。1社は内容重視、オーダーメイドキッチン導入プランで340万円。もう1社は予算重視、必要最低限のビルトイン食洗機プランで87万円。圧倒的に目線が近かった後者のセレクト社にお願いすることに決めた。

この時点が9月22日。決済日の11月19日まで大体2ヶ月くらいの時間があったが、住んでいた賃貸が2ヶ月前解約だったため、入居時期を確定させて解約通知をしたく、スケジュール決定を急いだ。

インテリアのシミュレーション

クロスの張り替えついでにアクセントクロスとかも取り入れてみたい気持ちがあって完成図のイメージを自分で作ってみた。持っていた家具がナチュラル系だったが、ナチュラルモダンなテイストにしたくて、グレーをアソートカラー、ブラックをアクセントカラーとしてイメージを形作っていった。

リビングの半分をワーキングスペースにしたくて配置したが、オンラインミーティングの背景を色づけたいのと、収納を立体的にできるように、1面を有孔ボードにしようと考えた。

LDKのレイアウト
リビングスペースのイメージ
ワーキングスペースのイメージ

リフォーム内容の決定

10月に入ってすぐ、セレクトのオフィスに行って内容をつめた。シミュレーションの画像を見せつつイメージを共有した。有孔ボードの設置はできるとのことだった。クロスのサンプルを色々みせてもらったが、違いがよくわからないがじっくり選べとのこと。大きなサンプルをいくつか取り寄せて送ってもらう。

トイレは交換しようってことになったが、あわせて室内のテイストも変えたいという話をして、いくつかイメージを作ってもらうことにした。トイレ本体はアラウーノで進める方向に。セレクトの方も使っているらしいのと、価格が安いのでちょうどよかった。費用を抑えるため型落ちのフラッグシップモデルで検討を進めた。ただ昨今の半導体不足の影響で在庫がないらしく、座り心地とかを試して早めに確定してほしいとのこと。

キッチンにはビルトイン食洗機をつけることにしたが、こちらは在庫があるから慌てなくていいらしい。キッチンがアイボリー系なので食洗機のパネルを塗ることにした。

トイレの確保とプランニング

アラウーノはパナソニックのショールームにいって座ってみた。しっくりきたのでアラウーノで決定する。

在庫を確保してもらったが結局現行機しかなくて2.5万円ほど価格は上がった。それは全然いいが、スティック型のリモコンがなく、標準型の大きいやつしか確保できなかった。致し方なし。

トイレの内装のラフプランを2種類ほど作ってもらう。電話で要望を伝えて色々調整してもらい、ミラーの入れ替え、アクセントクロス、床の張替えなどを行うことに。クロスに加えて選ぶ素材が増えた。

クロス選び

クロス(壁紙)はメインクロスとアクセントクロスを選ぶ。メインクロスは特にこだわりがないので白ならなんでもいいやと思っていたが、せっかくの機会だしちゃんと選んだ。量産品で十分なのでリリカラとサンゲツのカタログをダウンロードして色々見て、いくつかピックアップしてサンプルを取り寄せてもらった。

アクセントクロスはルノンのカタログをダウンロードしてピックアップした。この辺のメーカーのチョイスは、最初に打ち合わせの際に見せてもらったカタログがそれだったので、その中から選んだ。最初に取り寄せたサンプルはイメージと全然合わなかったので、追加で色々取り寄せてもらった。

サンプルを実際に壁に貼って見比べると、手元で見るのと印象がまた違うので、なるべく遠目で見比べるようにした。メインクロスとアクセントクロスの光沢感のバランスなんかも意識したので結構悩んだ。先にアクセントクロスを決めて、それに合いそうなメインクロスを選んだ。

クロス決めは最悪作業を開始してからでも間に合うといってもらえたので、たっぷり時間を使った。11月上旬に一通り決めて連絡した。

メインクロスにリリカラの XR-505 、 アクセントクロスにルノンの RF-6115|RH-7547 をチョイス。 XR-505 は実際に貼ってみると適度な光沢感があって思いの外気に入っている。ちゃんと選んでよかった。

食洗機選び

ビルトイン食洗機事情を詳しくないのでリフォーム会社の人に予算に合うものをいくつか提案してもらう。パナソニックの M9 シリーズがおすすめとのことなのでそれの深型にする。

食洗機を導入するのにコンセントがいるため電気工事が必要となる場合があることを事前に説明されていたが、引き渡し前日の現地確認で拡張用のコンセントが用意されているのが確認できた。ただし 200V のものだったため100V に変換する電気工事を結局することとなった。

それまで食洗機のない生活をしていたが、現在は日々活用させていただいていて、導入してよかったと思う。

リフォームの実施

決済後、鍵を預けてリフォームを開始してもらう。リフォームを開始する前に予め管理会社に連絡して承諾を得て、周囲の部屋の人への連絡とかが必要だったが、そのへんもリフォーム会社の人がやってくれた。

引渡し日までは任せっきりで特に連絡を取り合うこともなかった。11月19日から着工し、2週間後の12月3日に完了するスケジュール。結構ハードだなと思ってたけど結局12月3日は夜まで作業されていた。またトイレの設置が間に合わなかったので、細かい補修とあわせて1日作業を延長して仕上げていただいた。

壁紙が浮いてきたり汚れが残ってたりなどあればマスキングテープでマークしておいて後日まとめて対応とのことだったが、大きな補修箇所は見つからず、全体的によく仕上げていただいていた。リフォーム会社の方もきれいにできた方といっていたのでありがたかった。

1面がグレーのアクセントクロス、1面が灰色の有孔ボードだったのでアンバランスになったりしていないか不安だったけど、全然違和感なくて中々格好よかった。有孔ボードは2枚の板を組み合わせてたのだけど穴の高さが微妙にずれていて、貼り直しをしたほうがいいか検討してほしいとのことだったが、板の端っこの余白もあってどのみち横のピッチも合わないし、遠目だと全然気にならないので結局そのままにしてもらった。

引き渡しが金曜日だったが、週末を挟んで月曜日に引越しをする予定だった。事前に用意したほうがいいだろうと、カーテン、ラグ、エアコンを取り寄せておいた。自分は仕事があったので受け取りの代行をリフォーム会社にお願いしたのだが快く引き受けてくれて助かった。引渡し日に照明器具を持っていったら設置もしてもらえた。また、後日リフォームと関係ないキッチンの奥の棚がゆるくてモノを入れると自然と開いてしまう現象をみつけたので相談したところ直しに来てくれた。

最終的に有孔ボードの取り付けなどが入ったため当初の見積もりよりは増えたが、それでも100万以内だったので予算内でおさまってとても満足いくリフォームだった。

ガスの開通で潜入した際に撮影した
アクセントクロス
有孔ボード

エアコン設置

エアコンはすべて新設した。家電量販店と比べて圧倒的に安かったので XPRICE(PREMOA) で注文、設置をお願いした。延長保証が手厚かったのも魅力だった。すべて10年の延長保証に加入した。

エアコンはダイキンの SX シリーズ(risora)で統一した。デザインがおしゃれだったのと性能的にも十分でコスパがよさそうだった。寝室だけうるさら mini にしようと思ったけど、室外機が入らなさそうでやめた。買う前に気づけてよかった。

リビングのエアコンは10畳用で冷房 2.8kW 、暖房 3.6kW で、計算した感じギリギリ足りてそうだったが14畳とどちらがいいかは悩んだ。14畳用だと 200V になるので部屋側の対応がどうなってるかわからなくて、売主に使っているエアコンの型番を確認してもらったところ10畳用の 100V のものを使用していたため、10畳用にした。

入居前によくみたらコンセント自体は 200V に対応していたので、14畳用でもよかったかもしれない。このへんは初回内見時とかに確認するべきだった。今のところは十分温まっているが、結局乾燥が気になって床暖房を使っている。

取付工事

工事も XPRICE 経由でお願いした。工事の前日までに商品を納品しておく必要があるため、前もって受け取っておいた。

工事当日は業者の方が2人きて作業してくれた。リビングは前もって取り付けていた照明器具が絶妙に干渉しそうな位置だったのでずらしてもらったが、化粧カバーが長くなったり、電源の長さが足りない等の問題があって、なんとか対応してもらった。別の部屋も配管が埋込式で室外機との接続が大変そうで、あらかじめ取り外ししてあって助かったといっていた。

合計3台、なんだかんだで2時間半くらいかかった。素人目からすると不備なく設置してもらえていた。工事にも3年保証がついていたので、まあ何かあれば保証でカバーしてもらえればいいやと気を抜いていた。

なお化粧カバー類は当日現金で実費負担が必要だった。曲げパーツを6箇所くらい使ったこともあり6万円近くかかった。念のため多めに現金を用意しておいたが想像よりだいぶかかったため財布が空っぽになった。

照明と干渉する位置だったのでなんとかずらしてもらった

引越し準備

リフォームの完了予定が12月3日(金)だったので、それにあわせて引越しのスケジュールを組んだ。今回の引越しは気合を入れて断捨離する予定で、あと長く使っていたものや家電などの買い替えなども考えていたため、単純に引っ越して終わりではなく、準備も含めて入念に計画を立てた。

色々逆算しながら、パズルを解くようにしてスケジュールを決めた。メモ帳に記録が残ってるのでそのまま貼り付けておく。引越しに直接関係ないものもあるが色々イベントが重なって時間が限られていたので、時間を無駄にしないように必死だった。特に貸金業務取扱主任者試験のため11月の土日はほぼ試験勉強に費やしていたのでまったく身動きがとれなかった。引越し前の土日も色々予定を組んでいたがいきなり法事が入ってきて組み直しさせられたのも大変だった。

スケジュール表

住居の解約手続き

住んでいた賃貸マンションが2ヶ月前解約だったため、おおよそのリフォームの工程がでた段階で管理会社に解約を申し込んだ。まず電話で一報入れたら、この電話を2ヶ月前として受け付けるので、退去日は先なので後から決めていいとのことだった。解約届も書面で送ったが、退去日の通知は電話でいいとのことで、ゆっくり考えさせてもらった。

ここの管理会社は以前から色々相談に乗ってくれたり対応が丁寧で、とてもいいところだった。

引越し業者選び

一括見積りをしたが予想外に高かった。前回2018年1月に引越した際は2tロングで3万円ジャストだったが、今回同じく2tロングで安くても3.7万円とかだった。

だったら引越安心マークのついている業者を選んだほうがコスパいいのではと思ってアート引越センターの Web サイトみたら、直接申し込みで 30% オフらしかったので見積もりを申し込んだ。ちなみに所有していた三井住友カードの優待でも 30% オフだった。見積もりと交渉の結果4.2万円になったのでアートに決めた。

この辺は大体引越しの1ヶ月前くらいには決めておいた。

電気、ガス、水道

せっかくなので電気やガスの見直しも行った。電気はシン・エナジーの【昼】生活フィットプラン、ガスはENEOS都市ガスの床暖プランにした。

当初入居のタイミングにあわせて契約しようとしたが、リフォーム中に使用することを失念しており、リフォーム会社に確認をとったら電気と水道は契約しておいてほしいとのことだったので、決済日から契約開始しておいた。

ガスも入居の直前開通でいいかと考えていたが、引き渡し後に床暖房などの設備の確認をする必要があることに気づいて、申込後に開通日を早めてもらった。

この辺の解約と契約も大体引越しの1ヶ月前くらいに行った。

インターネット回線

Asahi ネットを使っていたがもっといい回線がいいなと思って探していたところ、 OCN 光の IPoE アドバンスを紹介されたのでそれにすることにした。

光コラボだと MNP 的な感じで事業者変更承諾番号を発行してそれを用いて業者の移転ができるので、それを使って OCN に申し込みをした。入力した住所に不備があって電話で問い合わせたときついでに ONU がいつ送られてくるのか確認したら話が噛み合わず、事業者変更は引越しと絡めてやるものではなかったことを認識する。あらためて考えると確かにと思ったが引越しのタイミングくらいでしかこれまで ISP を変えてこなかったので思い至らなかった。

その後 OCN のサポートと話して、 Asahi ネットで引越し手続きをした後あらためて申し込むことになったので Asahi ネットで手続きを進めた。 Asahi ネットが工事費のキャンペーンをしていたのでこれが一番安かった。

事業者変更承諾番号は有効期限が短く、引越し日から開通しようと思ったら結構直近まで待たなければならなかったため、 OCN への手続き開始自体がだいぶ遅くなったしまっていた。そのせいで引越し日に工事の空きがなく、12月6日引越しだったが12月10日開通となった。その間 povo 1.0 を使っていたので連日24時間データ使い放題のオプションを買ってしのいだ。

売主に聞いたらドコモ光を使っていたそうでフレッツ回線は開通しているはずで、そもそも工事が必要なのかを OCN にも Asahi ネットにも確認したのだが、いずれも NTT のシステムで必要とでているからとしか回答がなく、いまいち状況がよくわからなかった。後日工事にきた技師の方に聞いたら、基本的にこの物件は毎回工事が必要だということらしい。

Asahi ネットで転居手続き後、 OCN 光に事業者変更を申し込んだ。 Web 上だとエラーが出たのでサポートに電話で問い合わせたが、まあなんかよくわからんという感じで、結局電話上で手続きを行った。1週間ほどで回線が切り替わり、 IPoE アドバンスが有効になるのはそこからさらに1週間ほどとのことだった。

事業者変更の場合は ONU はそのまま使い回せるので工事は不要だった。ルータは前から NEC の Aterm WX3000HP を使っていたのだが、 PPPoE の方の接続情報なんかも自動で切り替えてくれた。 IPoE アドバンス開通までの1週間は IPoE 自体が未設定だった。 IPoE アドバンスが開通したらメールが届くのだが、開通後は OCN バーチャルコネクトで動作するようにして IPoE 接続となった。 PPPoE であっても比較的十分な速度は出ていたが、 IPoE アドバンスは割と高い水準で安定しているので安心感がある。

Asahi ネット (PPPoE)
OCN (PPPoE)
OCN (IPoEアドバンス)

なおリビング室内に情報分電盤という設備があって、ルーターとかもそのへんにまとめておけるようになっていた。マンション全体の中心付近の高いところに位置していて、ちゃんと各部屋にも電波が届くためとてもありがたい設備だった。 ONU とルーターに加え、 NAS や Philips Hue のブリッジなんかもここにまとめておいてある。

情報分電盤周辺にネットワーク機器を集約した

家具・家電購入

引越しでキッチンが広くなるのでその周辺のアップグレードをする方針。まずは冷蔵庫、炊飯器のサイズ不足を感じていたのでこれらと、電子レンジも長く使っていたので買い換えることにした。

だいたい欲しい物の目星は付けていたので、いくつかの量販店で見積もりを作ってもらい、本命のお店でそれを持って交渉して買った。

電子レンジや炊飯器の置き場の確保と、ビルトイン食洗機の導入でキッチンの収納が減ることを考えてキッチンボードも買った。キッチンボードの設置場所のサイズが 111cm で市販のよくあるサイズだと 90cm や 120cm と微妙に合わなくて中々見つからなかったが、パモウナの FC という商品が 105cm でちょうどよく、キッチン周りの家電を黒で揃えていたのでマットグレーが合いそうだったのでこれに決めた。

大塚家具で取り扱っていたので事前にリサーチに行ったときは1週間程度で届くとのことだった。がしかし実際に購入にいったタイミングではちょうど価格改定などで在庫が入れ替わってたタイミングだったようで納期が3週間ほどかかるとのことだった。価格が高くなっていたが、撮っておいたリサーチ時の価格の写真を見せたところ、かわいそうだとして差額を値引きしてくれた。

貸金業務取扱主任者の資格勉強で時間がなく、試験が終わったその足で重たい参考書を背負って家具屋と家電量販店を歩き回った結果背中が死んだ。帰宅後近所の銭湯へいって疲れを癒やした。

カーテン・ラグ

カーテンとラグは他の家具を運んだ後だと設置しづらいかと思い、エアコンの取付と同時に運んでおいた。

アクセントクロスが2枚あり、カーテンを色付きにすると部屋が重たい印象になったり、アクセントがアクセントとして機能しなくなりそうだったので、アイボリー色のカーテンにした。サンプルを色々取り寄せて透け感なども確認した。メインクロスもホワイトだしホワイトの方がよかったかもと設置後に思ったがすぐに見慣れた。アクセントの印象がはっきりしているし、主張を抑えて正解だったと思う。

アイボリーのカーテン

予算管理

色々買い揃えたりするのにスプレッドシートで予実管理を行った。今回手付金を多めに入れたので手数料等を支払ってもいくらか残るのだが、その他の様々な支出をあわせた結果追加の支出が必要かなどを整理したかった。結果的には追加の持ち出しは発生しないで済む計算だったが、最近の買い物はここに記載していないので現時点でどうかは不明。

荷造り

今回使っていないものはほぼもれなく処分した。それまでは引越しの際ダンボール25箱くらいだったが、今回は12〜13箱程度だった。売れるものは売ったが、売るのに難儀しそうな大型で値段の安い粗大ゴミも多かったので不用品回収業者にまとめて引き取ってもらった。

処分するものを整理しないと荷造りも進まないので余裕を持って仕分けを始めた。そのおかげで荷造りはとてもスムーズだったため、珍しく引越し前夜にゆっくり眠れた。

ダンボール15箱以内におさまった

引越し

元々住んでいたマンションが半地下のような部屋で、かつエントランスが 2F にあるエレベータなしの物件だったため搬出は難儀しそうだったが、たまたま自分の部屋の裏手に非常用の階段があって、そこからだとトラックの位置的に積荷もしやすく、正規の階段に比べて上る量も少なくてすむため、謎にスムーズに搬出できた。その手があったかと感心した。

その後も手際よく運んでもらい、引越しはあっさり完了した。

バルコニー側の階段から運び出した

入居

引越しした12月6日から4日間有給を取っていたので色々取り組めた。入居初日は昼過ぎに引越しが完了したため、のんびり荷解きを行う。荷物が少なかったため荷解きも割とスムーズに進んだ。

リフォーム会社の方が朝から来て引き渡し後の補修作業等を行ってくれていたが、疲れていたらしくそれを横目にソファで爆睡してしまった。夕方頃にはその作業も終わり、1人でゆっくり過ごした。

入居2日目

荷物の搬入日として、引越し後に受け取る荷物の到着日をこの日にまとめていた。冷蔵庫等の家電の無事に届く。キッチンボードもこの日の計画だったがずれてしまったため、電子レンジと炊飯器は届くまで封印することに。

ソファのクリーニングも業者に依頼してやってもらった。7、8年ほど使っていてクセがついていたのと汚れもたまっていたので、だいぶスッキリした。乾かすためこの日は1日ソファが使えなかった。

クリーニング業者の方に給気口のフィルタ交換についてきいたら、管理会社にきくといいとのことだった。元々給気口周辺が黒ずんでいたので気になっていた。管理会社から入居者向けのポータルサイトを案内されたので、そこで給気口の交換等を手配できた。

時間があったのでスマート家電系のセットアップもまとめて行った。今回取り付けたエアコンは単体で Google Home 連携ができ、各部屋ごとに「OK Google、エアコンつけて」で操作できるので重宝している。以前は Nature Remo を使っていたが反応しなくなることがたまにあったのでネイティブ対応は助かる。

入居3日目

車検証の住所変更を行った。目黒区から中野区への転入のため、品川ナンバーから練馬ナンバーに変更となる。これも色々手順がややこしくて素人お断りな感じがあるので、別の記事にまとめておく。

午後からは車で買い物へ。食洗機の導入にあわせて取っ手の取れるフライパンに入れ替えようとして、ティファール直営店専売の商品が気になっていったので立川までいく。無印とティファールでそれぞれ買い物を済ませた後、イケアにもよって色々買い物をする。

夜は yudoufu から飲みの誘いがきたので、帰宅後飲みに行く。

入居4日目

前の物件の退去およびガス・水道の停止の立ち会いを行う。いずれもお昼に設定していたため、少し早めに行き軽く掃除をして待った。

退去立会いは特段指摘もなくすんなり終わった。壁紙の汚れなんかもあったので原状回復のガイドラインをあらかじめチェックして対策しておいたが、通常損耗の範囲とみなされたのか見逃してもらえた。

その後は有給最終日だったので午後は好きなことをした。渋谷にいって駅を歩いてたら途中知らない人に呼び止められたのだが、大学生にアンケートを取っているとのことだった。大学生じゃないですとお断りしたが、大学生に見間違えられたことに舞い上がった。いまだにこうして言いふらしている。まあその後は買い物して酸素カプセルに入って SAO の映画みて帰った。

ここまでの振り返り

リフォームは内容、期間、費用すべてで満足いった。最初は色々提案してもらっておまかせコース的に決まっていくのかと思ったけど、振り返ると自分で決めていったことも多かったなと思う。だからこその達成感が得られた。

部屋の採寸、特にカーテン周りは早めにしておけたらよかったと思う。賃貸マンションの内見のときはだいたいやっていたのだが、今回は内見時にまだ入居されていたので遠慮してしまった。あとエアコンのスペックや対応電圧なども調べる事前に余地が色々あった。

ライフライン系は入居日から逆算して手続きしたが、リフォーム開始を軸に考えるべきだったので、そのへんも勝手が違ったのは学び。

Philips Hue の電球を色々買ったのだが、 ダウンライト系はソケットこそ E26 だったものの EFD15EL とかいう規格じゃないとだめって書いてあって結局つけられなかった。ちゃんと見ておけばよかった。

それにしても色々重なって時間が限られていたためとにかく忙しかった。やることリストや買うもの、処分するもの、住所変更対象リストを作ってできることからやっていった結果なんとかなってよかった。夏休みの宿題は31日過ぎてからやるタイプだったので成長したなと思う。

終わりに

その後は観葉植物を取り揃えたり、有孔ボードのフックを買って色々飾ったり、スマート家電を増やしたりなど、好きなように家を拡張していっている。楽しく過ごせているが家計簿は目を覆いたくなる状態なのでほどほどにやりたいと思う。

このままきれいな状態を保ちたいと思ってベアーズの定期プランを契約した。紹介制度もあるのでベアーズを申し込まれる際はぜひ自分からの紹介にしてください。

ことり不動産には尽力いただき本当に感謝している。こちらも紹介で仲介手数料の値引きがあるのでぜひご利用される際はご活用ください。

2021年は大きな節目となる年になった。6月から探し始めて12月の入居までなんだかんだ半年ほどかかったが、年内にクロージングできたおかげで住宅ローン控除も現行の1%で適用を受けることができそう。

きっかけを作ってくれた wozozo には道中様々な相談や報告をさせてもらい色々助けられた。会社の同僚も然り。相談できる人が近くにいる環境を用意してあったのもスムーズに進められた要因だったと思う。

こうして新たな気持ちで2022年を迎えることができた。2022年は婚活をがんばりたい。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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