暑い夏を乗り切るための体作り!
こんにちは、柿平です。
天気が悪い日が続いていますが、元気に過ごせていますか?!雨が降っていて気温がそこまで高くはなりませんが、湿度があるため体調管理には十分注意が必要ですね。
暑い夏を無事に過ごすために行うとよいとされる、暑熱順化(しょねつじゅんか)というのを知っていますか?
暑熱順化とは熱中症対策の一つでもあり、体が暑さに慣れることです。
暑熱順化すると低い体温でも汗をかきやすくなり、汗の量が増えます。さらに皮膚の血流も増加します。熱が体から逃げやすくなり、体温の上昇を防ぎます。その結果、暑さに対して楽に過ごせるようになり、夏バテや、体のダルさを防ぐことができます。また、汗腺で作られる汗は、毛穴から出る前に塩分が血液中に再吸収されます。暑熱順化すると、この塩分の再吸収が更に高まるので、汗に含まれる塩分が少なくなります。つまり脱水になりにくい身体になってくれるのです。
身体を暑熱順化させるにはどうするの??
体を暑さに慣れさせることが重要なため、実際に気温が上がり、熱中症の危険が高まる前に、無理のない範囲で汗をかくことが大切です。日常生活の中で、運動や入浴をすることで、汗をかき、体を暑さに慣れさせましょう!
ウォーキングやジョギングをする
帰宅時にひと駅分歩く、外出時にできるだけ階段を使用するなど、意識して少し汗をかくような動きをしましょう。暑熱順化するには、少し暑い場所で汗をかくことが大切です。
筋トレ・ストレッチをする
室内では筋トレやストレッチで軽く汗をかくことができます。運動時の室内の温度には注意し、暑くなりすぎたり水分や塩分が不足したりしないようにしましょう。
お風呂に浸かる
シャワーのみで済ませず、湯船にお湯をはって入浴しましょう。入浴の前後に十分な水分と適度な塩分を補給し、入浴して適度に汗をかくと良いそうです。お湯の温度が高めの場合には時間は短め、湯の温度が低めの場合には少し長めの入浴することがおすすめです。入浴の頻度はできれば毎日、少なくても2日に1回程度はいりたいですね。
暑熱順化には個人差もありますが、数日から2週間程度かかるそうです。本格的に暑くなる前から余裕をもって暑熱順化のための動きや活動を始め、暑さに備えておきましょうね!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?