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アングラーの大敵のクサフグの寄生虫

今回は7月の頭に用事で広島に行った時に、購入して、検査した魚の動画の第二回になります。今回は、広島の漁港で釣りをした時に釣れた魚の検査の報告です。目的の魚は釣れなかったのですが、他の魚が釣れたので、それらの魚の寄生虫について紹介します。ただ、最初に紹介するのは釣り師の大敵クサフグです。

寄生虫の研究がなされている魚種には共通点があります。それは、人にとって有用な魚の寄生虫です。簡単にいえば食用になる魚種で、この魚種の寄生虫は養殖場などで繁殖すると害をもたらすためです。となると、クサフグはむしろ釣りの邪魔になるだけなので、調べられていないと思いきや、けっこう知られています。例えば、エラにはフグサカテムシという単生類が寄生しています。なぜ、和名まで付けられている寄生虫がいるのかというと、クサフグがトラフグ属の魚類だからです。つまり、クサフグの寄生虫の研究はされていないのですが、近縁のトラフグが人にとって有用であるため、寄生虫は知られているというわけです。

さて、今回の検査ではどのような寄生虫が見つかっているのかは、動画で確認していただけると幸いです。また、面白いと思っていただけましたら、高評価やチャンネル登録をしていただけると励みになります。


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