詩〜keep walking〜歩き続ける
水を求めて砂漠を歩き続けるように
このガラスで出来た心の中も
カラカラに乾き
かさかさと鱗のように毛羽立つ
歩き続けるしかない
転んでは何度でも立ち上がり
照りつける太陽が
乾いた心をひりつかせても
乾いた熱風が全てを吹き飛ばしても
オアシスを求めて
空っぽの心を抱えながら
砂漠を歩き続けるように
砂に溺れる
水を求めて手を伸ばし
空っぽの心には
「信じてる」の言葉だけが
カラカラと音をたてる
何度でも立ち上がり
砂だらけになっても
小さな「信じてる」の言葉だけを抱きしめて
歩き続ける
オアシスを求めて
keep walking
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