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テレビはやっぱりおもしろい


2023年6月26日(月)朝の6:00になりました。

ブンブンハロー、note。

どうも、高倉大希です。




YouTube が盛り上がりはじめたころ、ちゃんと YouTube を観はじめました。

YouTuber どうしが切磋琢磨しながら登録者を伸ばしていく姿を、いち視聴者として見守りました。


TikTok が盛り上がりはじめたころ、ちゃんと TikTok を観はじめました。

TikToker どうしが切磋琢磨しながら登録者を伸ばしていく姿を、いち視聴者として見守りました。


いまはもう、YouTube も TikTok もほとんど観なくなりました。

テレビはやっぱりおもしろいということを、再発見したからです。


そのコンテンツが魅力的だという立証責任は、エンターテイメントや、ビジネスにおいてはあくまで作り手側にあるのです。

高橋弘樹(2018)「1秒でつかむ」ダイヤモンド社


YouTuber や TikToker は、どこまでいっても素人です。

決して、わるく言っているわけではありません。


素人だからこそのおもしろさがあることも、わかっているつもりです。

弛まぬ努力の先に、いまの地位があることも重々承知しています。


それでもやはり、いざテレビと比べると、圧倒的な実力差が視聴者にも観てとれます。

YouTube や TikTok がテレビのすごさを引き立てたといっても、過言ではありません。


両手を同じ容器に入れているのに、冷水につけていた方の手は水が熱い湯のように感じ、最初にお湯につけていた方の手は水が冷水のように感じているのです。重要なのは、同じもの(今回の例では常温の水)であっても、その前に起こった出来事次第で、まったく違ったものに思えてしまうという点です。

ロバート・B・チャルディーニ(2021)「影響力の武器」誠信書房


「コミュニケーションを見せる」という点において、芸人さんはプロです。


ときには自分を差し置いて、ゲストのよさを引き出します。

協力しながら笑いを生み出し、番組を前に進めます。


歳をとるにつれて、芸人さんのかっこよさを思い知るようになりました。


有吉さんに「いじる側もいじられる側も同じお笑いというゴールを見ているんだから、パワーバランスは50:50だよ」と言われて、俺たちいじられる側をそんなにリスペクトしてくれているんだ!ってめちゃくちゃ感動したんですよ。

NOBROCK TV」狩野英孝さんの発言より


オワコンだと言われる媒体から、どのようなコンテンツが生まれてくるのか。

仮にそれが「テレビ」ではなかったとしても、そこで培われた技術は、べつのところでも生きつづけるのだろうなと思います。


テレビは、やっぱりおもしろい。






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