近くにある問題は大きく見える
2023年5月13日(土)朝の6:00になりました。
クローズ・アップだ、クローズ・アップ。
そしてまたもや、クローズ・アップだ。
どうも、高倉大希です。
ルネ・マグリットの作品に、『リスニングルーム』という絵画があります。
部屋の中に巨大なリンゴが配置されているこの絵です。
あえて「巨大なリンゴ」と述べましたが、見方によっては「部屋が小さい」と捉えることもできます。
リンゴが大きいのか、部屋が小さいのか。
絶対的な基準をもたない我々には、判断することができません。
「リンゴが大きい」と思ったとしても、「部屋が小さい」と思ったとしても、それはあなたが勝手にそう思っているにすぎません。
目の前に立ちはだかる大きな問題に、わたしたちはいつも頭を悩ませます。
あえて「大きな問題」と述べましたが、見方によっては「部屋が小さい」と捉えることもできます。
問題が大きいのか、部屋が小さいのか。
絶対的な基準をもたない我々には、判断することができません。
それにも関わらず、わたしたちは「大きな問題」だと決めつけて、眉間に皺を寄せるのです。
蟻にとって、象はとても大きな生きものです。
地球にとって、象はとても小さな生きものです。
問題の大きさを決めているのは、あなたです。
あなたが勝手に「大きな問題」だと思い込んでいる。
ただそれだけの話です。
近くにある問題は、大きく見えます。
それが、自然の摂理です。
ただ、「大きく見えること」と「実際に大きいのかどうか」は、また別の話です。
もし、あなたがその大きさを決められるのなら、都合のよい方を選びましょう。
大抵の場合は、ただ部屋が小さいだけです。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。