見出し画像

イシューを捉えてビジネスを加速させる!

こんにちは、予算管理に特化した税理士&コンサルタントのT.Hiroです。

前回記事で事業再構築補助金やものづくり補助金についての情報についてお伝えしましたが、今回はISSUE(イシュー)の意味合いなどについてお伝えしたいと思います!

(前回記事もご参照ください!)




1.イシューとは?

最近ビジネスシーンで耳にすることが多くなった「イシュー(issue)」ですが、


ビジネスを円滑に行うために知っておきたい重要な言葉です!

しかしながら、意味を正しく理解していないままに使っている人が多いのも事実です。

ビジネスを行う上で非常に大切な「イシュー」という言葉の意味・使い方・注意点についてまとめていきます!


イシューとは、英語で「課題、問題、論争点」などを意味する「issue」から来ているビジネス用語のひとつです。


ビジネスを成功させるためには、課題点や問題点を明確に洗い出し、それらを解決していくことが大切になります。


2.イシューを洗い出すメリット

イシューをしっかり洗い出すことには以下のようなメリットがあります。

① 会議などをスムーズに進められる


近頃ではオンライン会議などが注目されていますが、議題がよくわからないまま会議を繰り返したところで時間の無駄になってしまいます。


イシューには「議題」というニュアンスも含まれており、会議をする前にしっかりとイシューを洗い出しておくことで、より意味のある会議ができます。


また、会議の途中で話が脱線してしまった場合でも、イシューを掲げておくことで話を本題に戻しやすくなるというのもメリットです。


② 新たな発見ができる


同じイシューを議題にして会議を何度か繰り返し行っているうちに、イシューを軸にした別の視点を見つけやすくなります。


それまで見落としていた解決策や、気がつかなかった問題点についても目が向かいやすくなるでしょう。


イシューは1回限りの議題にとどまらせることなく、何度も議題に設定することが重要です。


3.イシューとプロブレムの違い


イシューと似たような意味の言葉に、「プロブレム」というものがあります。


こちらも「問題」という意味を持っており、ビジネスシーンで頻繁に使われることがある言葉のひとつです!


しかしイシューとプロブレムとでは、言葉が持つニュアンスが異なりますので注意しましょう!

プロブレムには、「直近に迫っている大きな問題」というニュアンスがあります。


納期に間に合わない、クライアントと連絡がつかないなど、偶発的に発生し、なおかつ早急に解決すべき問題のことです。

反対にイシューは、「より長期的な課題」というニュアンスが強くなります!



人材確保のために必要な課題点、業務効率化のために解決すべき問題点など、長い目で見て改善が必要になるような問題がイシューです!


それぞれの意味を理解して、間違った使い方をしないよう気をつけましょう。


最後までお読みいただきありがとうございました!

次回はイシューの正しい使い方についてお伝えしたいと思います!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?