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快・不快と絆の視点から見る“ビジネスマナー5原則”【約4100文字】

こんにちは✨

最近お昼ご飯を作るために冷蔵庫をあさっていたら、消費期限が3日過ぎている豚バラスライスを発見しました。

においは腐る一歩手前で、牛乳のような匂いがしていましたが、胡椒と酒で誤魔化して、料理研究家YouTuberのリュウジさんのネギ塩豚カルビパスタを作って食べました。

リュウジさんのレシピは手軽なのにすごい満足感があって好きです!

今回は、快・不快と絆の視点から見るビジネスマナー5原則についてお話しします。

社会的なマナーが欠けた人に対する多様な不快感


ため息をついたり、無表情だったり、何言ってるのかわからない小さな声だったりする人を見かけると、ピキピキピーマンになってしまう人が多いと思いますが、この不快感の内訳は人それぞれ違いますよね。

社会的なマナーを苦労なく自然に身につけた人からすると、周囲の社会人を余裕を持って眺めることができますので、この人ちょっとなとは思いますが、感情的な不快感を抱くというよりは、もっとこうしたらいいのにというアドバイス的な立場をとるのではないかと思います。

社会的なマナーを苦労して覚えた人は、苦労している時期は、なんだこいつ!と感情的になるときもあると思いますが、一度身につけてしまえば、こういう人もいるんだなという立場をとれるので、一般人が抱く不快感となるでしょう。

社会的なマナーを維持することに苦痛を感じ続ける人は、その本来性なのか、いつまでたっても苦しいままで、社会的なマナーを意識する度にストレスが溜まっていくのです。側から見るとできていないわけではないのですが、社会的マナーを守らなければいけないという強迫観念があるため、ビジネスマナーができていない人に相当の苛立ちや不快感を感じるのです。

しかし本人はどう思っているのでしょうか?

人間だから感情の起伏はあるでしょ?私は起伏が激しい性格なの!、ありのままで何が悪いの?、そういうの苦手でさ……、頑張ってはいるんだけど何故かできなくて、精神的なところや心に問題があると思う、常に緊張しっぱなしで、不安がずっと消えないんだよ!、何故かわからないけどトラウマになってしまって上手くいかないんだ、思いやり?どんなに人にも?、信頼感が下がっても俺の問題じゃん、ビジネスマナーなんて知らねーよ!

この言葉を聞いてどう思いますか?ムカつきますか?
でも、あなたがマナーを守ることの対極にはこのような感情や心理があるのです。

でも、あなたが知らないマナーの世界にやってきたらどうでしょうか?
例えば、ヨーロッパの貴族階級の世界とか官公庁の業界とか超体育会系の会社とか人権を無視して一般的な幸福を味わえないくらいにお金と時間を搾取する会社とか、

こうあるべきなんだよ!みんなルールを守ってるぞ!ルール守らない人と一緒にいると不快な気持ちになるなどと何度も言われると、

すみません勉強不足でした、以後気をつけますという思いもありますし、いや、この世界の中では正しいかもしれんが、こんな意味わからんルールに従うの無理だわ!ふざけんな!とも思いますよね。

しかし、ルールを守っている本人達からすると、ルールを守っていない人達は不快に感じるのです。

社会のルールに対する姿勢は今も昔も変わらない

ということで、特定の組織や業界、地域性の箱からより平均的に共有されている社会の箱へと戻ってくるのですが、私たちというのは、平均的な社会の箱のルールと特定の組織や業界、地域性のルールが二重にかかっていることがわかります。

ので、ビジネスマナーを守っていない人は余計に不快感を感じてしまうのです。

しかし、この構造は古代社会からずっと続いていたのではないでしょうか?

マナーでガチガチに固めた上流階級の人たちから庶民を見たとき、え?何で?こんな当たり前のことが何でできないの?と不思議に思い、その感情が見下すという姿勢になるのでしょう。

ということは、人間は今も昔も社会のルールに囚われて生きているということなのです。

そしてきっと、社会に適応するためにルールを覚えようとしたのではないでしょうか。

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