マンションeコネクト

マンションeコネクト

マガジン

  • マンション管理

    区分所有マンション投資に関連する僕の記事をまとめています。中古マンションの管理で気を付けるべきことなどを書いています。

最近の記事

  • 固定された記事

マンションeコネクトを作ったわけ

僕のキャリアのスタートは車業界僕はマンションeコネクト株式会社を作る前は、個人事業主としてマンションコネクト名義で活動をしていた。その前は分譲マンション管理会社に15年程勤務していた。さらにその前は自動車のディーラーで勤務していた。 分譲マンション管理の世界というのは結構アナログ的な世界で、人の労働が中心となる、いわゆる労働集約的業務が多い。それを変えたくて独立したのだが、そもそもなぜそんな業界に入ったかという理由だが、実は元々5年くらいいれば十分かなと思って業界に入った記

    • 後期高齢者が初めての電気自動車を購入するという話⑦

      条件を伝えて待つ事数日。馴染みの中古車店から条件に合いそうな車が入荷したとの連絡を受けた。日産リーフ、平成30年式。色はパールでグレードはGプロパイロット。走行距離は4万キロいかないくらいで電池の劣化も見られないという。電池の劣化が見られないというのはどのような客観的なデータであり指標なのか?そこを質問するとメーターパネルの表示を見て確認したという。前の型のリーフ(ZE0型)であれば電池残量表示の脇にいわゆる《残セグ》が表示されており残りセグがわかる。新車の時は12セグで劣化

      • 後期高齢者が初めての電気自動車を購入するという話⑥

        150万円で電機自動車リーフを購入するには、予算が決まっているのだから後は何処で買うか?どのグレード?年式は?走行距離は?あと電機自動車ならではのポイントとしては電池の劣化具合をどう判別するのか? 中古車の購入に慣れていないのならディーラー一択かと思う。特に初めての電気自動車であれば日産の中古車センターが無難だろう。なんといっても慣れている。個体毎の程度の評価にしても買った後の充電環境を含めての提案にしても日産の販売店であれば安心だ。それは中古車拠点においてもはっきりしてい

        • 後期高齢者が初めての電気自動車を購入するという話⑤

          中古のリーフを買うという事。150万円と言う予算で検討するという事。これはこれから電気自動車が普及するのにあたり結構身近なテーマになると思う。まず150万円という予算。これはガソリン車を含めた新車を検討する場合、一番ボトムな価格帯だ。今時のコンパクトカーでは新車でコミコミ150万円というのは厳しい。軽自動車でもアルトやミライースが検討の中心となる。 自動車を検討する中で一番ボトムな価格帯(150万円)で中古のリーフを検討する場合、予算の関係でディーラー扱いでGグレードは中々

        • 固定された記事

        マンションeコネクトを作ったわけ

        マガジン

        • マンション管理
          8本

        記事

          後期高齢者が初めての電気自動車を購入するという話④

          ガソリン車と電気自動車の一番の違いはエネルギーの供給方法と、それをどう蓄え動力に変換するかに尽きる。消費者としての私の父親は小難しい事はさておき、ガソリン車と比べてどうやってエネルギーを供給して(ガソリンスタンドには行かずに自宅で充電する)そのエネルギーは今までより廉価で遣い勝手が良いのか?そこだけが興味のポイントであったので前回の記事でのたとえ話が腑に落ちた様だ。動力費(ガソリン代では無く電気代)は安くなり、外出時におけるエネルギー供給の遣い勝手は悪くなる。但し自宅中心で半

          後期高齢者が初めての電気自動車を購入するという話④

          後期高齢者が初めての電気自動車を購入するという話③

          グレード、走行距離、年式、色の話をする前に電池容量の話を単純化してわかりやすくしようと思う。その前に父親にリーフを勧めるのにあたり、リーフは昭和の日産車でいうところの何に該当するのか?というたとえ話をしてみた。実はうちの父親は昭和の頃、大の日産車好きで思い出すだけでも《フェアレディZ(S30)》、《ローレル(所謂ブタケツ)》、《グロリア(220)》《セドリック(Y30)》等そうそうたるラインナップの車に乗っていた(全部中古でお手軽な個体ばかりだった気もするが)。なので今のリー

          後期高齢者が初めての電気自動車を購入するという話③

          後期高齢者が初めての電気自動車を購入するという話②

          さて車種は日産リーフの現行初期(ZE1)と決まった。後は年式、走行距離、グレード、電池容量について検討をしてみる。総予算は150万円。逆算すると車輛本体は120~130万円くらいかなと。この価格帯だと平成29年~平成30年位が中心となる。そうなると自動的に電池容量は40kwhのモデルとなる。62kwhの+(プラス)グレードは平成31年デビューで安くても200万円はする。そもそもの話として、基本的な運用の考えとして電気自動車は自宅で充電し、急速充電を要する用事や距離の移動はなる

          後期高齢者が初めての電気自動車を購入するという話②

          後期高齢者が初めての電気自動車を購入するという話①

          私の仕事は分譲マンションの管理にかかるコンサルティングや新商材、サービスの開発だ。なので世の中の色々な事にアンテナを立てているつもり。最近のテーマとして分譲マンションの皆様がもっとお気楽に電気自動車をお試し購入出来る様な環境が何とかできないものか?というのがある。 実は私の両親はまだ元気で存命であり、私の住まい兼オフィスが所在している千葉県流山市の隣街で暮らしている。最近父親が電気自動車を免許返納前の最後の一台にしたいと話していたので、車選びから充電環境の整備までをサポート

          後期高齢者が初めての電気自動車を購入するという話①

          ランクル300累計登録台数と受注残の謎

          マンション管理が専門の癖についつい車の事を書いてしまう。これは自身のキャリアの前半が車業界で、途中から今にかけてはマンション管理業界で食べているので、やむを得ないともいえる。好きなのは車でマンション管理はあくまで食っていくために選んだ業界だし。地味だけどマンション管理業界は《食いっぱぐれ》が無い。これはかつての就職氷河期においても当てはまり、ありがたい特性だ。 と、のっけから脱線したがタイトルにあるランクル300。2年半前の2021年8月に国内で発売開始され、いきなり3万台

          ランクル300累計登録台数と受注残の謎

          マンションの大規模修繕

          マンションの大規模修繕って何するの?近年、古くなったマンションの大規模修繕について、ニュースなどでも以前に増して見かけるようになった。大規模修繕とは、どんな規模で、何を修繕するのだろうか? マンション大規模修繕とは、一般的には、建物全体を大きな工事費をかけてメンテナンスすることを指す。特に、建物本体など、共用部分の大がかりな修繕として、外壁の補修や屋上の防水、配管の取り換えなどを行うことが多い。共用部分については、以前に『マンションの管理』で書いているので、未読の方はご覧い

          マンションの大規模修繕

          分譲マンションの漏水対応スペシャリスト

          分譲マンションの漏水対応は困難前回は、分譲マンションの漏水対応は、初期対処で膨大な連絡が必要であり、管理組合の理事や、不慣れな管理会社のフロントマンや不動産業者ではスムーズに対応しきれないことを述べた。 今回は、そんな分譲マンションの漏水対応のスペシャリストがいることを紹介する。 漏水は、住民への対応の他に修理の手配なども必要である。では、プロはどのように対応しているのだろうか。 分譲マンションの漏水における関係者まず、分譲マンションの漏水での関係者について整理しておこう。

          分譲マンションの漏水対応スペシャリスト

          悦楽のハイドロシトロエン

          私は分譲マンションの管理系コンサルをしている。なので分譲マンション管理に関するよもやま話も書くが趣味の話も引き続き書いていきたい。前回、車を複数台所有する理由等を書いてみた。はっきり言って他人にはどうでもいい話なのだが、気になる車があるとついつい増やしてしまう癖がある。特に一般的に《良い車》というものより売れ残ってしょぼくれている様な車種が気になってしまう癖がある。 仕事に使う車なら信頼性が一番だが《趣味》の車なら、少々信頼性に欠ける激安車もありだと思っている。そこでタイト

          悦楽のハイドロシトロエン

          漏水が発生した時の対処

          中古マンションは漏水に注意が必要前回は、中古マンション購入時には、メンテナンス状況の把握が重要であることを述べた。 今回は、中古マンションで発生が多い漏水事故について詳しく話そうと思う。 これまでに何度も触れてきたが、マンションの設備の寿命は15年である。その設備の中に、給排水設備がある。いわゆる上水道と下水道のようなものだ。この水の通り道は、ほとんどが目に見えないところを通っているため、注意が必要だ。 漏水の恐怖分譲マンションで漏水が恐ろしいのは、まず、関係者の数が多く、

          漏水が発生した時の対処

          中古マンション購入時に気を付けたいこと

          マンションはメンテナンスが肝心これまで、中古マンションがサラリーマンにとっての投資として人気があることを紹介してきた。購入可能な価格帯の物件があり、利回りを期待できる点が有利だ。 今回は、中古マンション購入時に気を付けたいことを話そうと思う。 前回に詳しく述べたが、マンションはメンテナンス次第で120年以上使用できる可能性がある。しかし、逆に言えば、メンテナンスをしなければ、わずか数十年で使用に耐えない状態になる可能性もあるのだ。建物の寿命の鍵は、設備など、寿命の短い部分の適

          中古マンション購入時に気を付けたいこと

          マンションの管理ってどうなってるの?

          マンションはメンテナンスが重要前回は、『経年マンションの注意点』について、メンテナンスが重要であることを話した。 では、そのメンテナンスはどのように管理されているのだろうか?今回はマンションの管理について、話そうと思う。 そもそも、物件の管理は誰がするのか?それは、所有者である。自分のものを自分で管理する。その際の選択肢として、自分でやるのか、有償で管理会社などに任せるのか、費用はどのくらい掛けるのか。それはすべて所有者の責任であり、自由である。 しかし、分譲マンションの場合

          マンションの管理ってどうなってるの?

          経年マンションの注意点

          投資物件としてのマンション前回は、『投資物件としてのマンションの魅力』について話した。会社員が投資を考える場合、購入金額の手ごろさと利回り、時間的制約において、中古分譲マンションは魅力的である。 しかし、どのような投資にもリスクが存在する。重要なのは、あらかじめリスクを知り、対策を講じることである。 今回は、マンションの経年劣化によるリスクに着目してみよう。 マンションの寿命は?まず、鉄筋コンクリート造のマンションの寿命は何年あるのだろうか? 答えは、メンテナンスによる、で

          経年マンションの注意点