ピンク映画と日活ロマンポルノ4
1984年頃のピンク映画配給会社は、東活の他、新東宝、大蔵、ミリオンフィルム、東映セントラルとあり、華やかな時代だった。一方、女優不足でもあった。1970年代から活躍していた先輩たちは、日活へ行ったり、引退したり、世代交代になりつつあった。配給会社は新人女優を欲しがったため、女優の垣根が低くなる。演技はどんどん置き去りにされ、「穴を開けない」「時間厳守できる」「撮影待ち時間も文句を言わない」これさえできていれば、仕事は次々舞い込んでくる。
当時ピンク映画界は、ほぼ朝7時半集