ホロケゥ

ミニチュア、ドールハウス、ジオラマなど小さいものが好きです。誰でも簡単に作れるミニチュ…

ホロケゥ

ミニチュア、ドールハウス、ジオラマなど小さいものが好きです。誰でも簡単に作れるミニチュアキットの研究・開発をモソモソとやってます。ショップ「ポン・コタン」 https://ponkotan.booth.pm/

最近の記事

テクニカルイラストのお話②

コンヌツハ!ホロケゥです( 'ω' )ノ 前回の記事は、説明書の「テクニカルイラスト」が描けなくてキット製作が詰んだお話でした。 今回はテクニカルイラストで一番よく使われている「アイソメトリック図」と、描くためにどんなことをしたかのお話。ご興味のある方はどうぞお付き合い下さい。 主流の「アイソメトリック図」とは? ひとことにテクニカルイラストといっても、その描き方はたくさんの種類があります。 見る人が一番わかりやすいよう、様々な描き方が使い分けられてますが、一番よく見る

    • テクニカルイラストのお話①

      コンヌツハ!ホロケゥです( 'ω' )ノ すっかりご無沙汰しておりました。ひっそりと、そしてコツコツと開発を続けてたミニチュアキットですが、実は思わぬところでドン詰まりになってました。 説明書のイラストが描けない!? 実はキット自体は出来上がっており、後は作り方の説明書とパッケージを付ければ完成! …なのですが、この説明書のイラストが上手く描けずに詰んでいました。 最初は「説明書のイラスト?何となく斜め上から見た絵描けばいーじゃん( ^ω^ )」と余裕ぶっこいてたホロケ

      • やればやるほど改善点が出てくる

        コンヌツハ!ホロケゥです( 'ω' )ノ 伸び伸びになってたミニチュアキットのアンティークミシン。先日、おそらくこれが最終バージョンになると思われる試作品を、レーザーカットで打ち抜いてきました。 前回からちょっとパーツや装飾が増えてます。これでいよいよ完成だ!と思いきや… ん??なんだこの付け根のスキマは…?? 材料をイラストボードから「カルトナージュ」と呼ばれる工作用厚紙に変更したために厚みが変わり、組んだところに隙間ができてガバガバになってしまいました。 さらに試作

        • コーヒーミルと函館の夜

          コンヌツハ!ホロケゥです( 'ω' )ノ 先日僕は家族と共に、憧れの北海道旅行に行ってきました。 姉貴の粋なはからいで、函館でも格調高いホテルのジュニアスィートに泊まらせていただきました。 さすがスィートルーム。リビングから浴室、寝室に料理ができるキッチンまで、一つの家の機能が丸ごと提供されてます。 おしゃれなモダンのリビングには、Blu-rayプレイヤーがあるとおもいきや、真空管アンプがあったり、キッチンにIHヒーターや電子レンジがあると思いきや、手回しのコーヒーミルが

        テクニカルイラストのお話②

          アイヌと僕

          コンヌツハ!ホロケゥです( 'ω' )ノ 突然ですが僕はアイヌが好きです。言葉、文化、食べ物、全てが憧れで、生活の中に取り込もうと努めてます。道民でないのに、生まれも育ちも本土のシサム(和人)にも関わらず、です。いっそ生まれ変わって道民になれたらとさえ思います。 ハンドルネームはアイヌの狼神・ホロケゥカムイからいただきました。神々に敬意を表してなるべく正確な発音に近づけようと、最近ホルケゥからホロケゥに変えました。 今ちょっと開発中でお休みしてますが、僕のミニチュアキットショ

          アイヌと僕

          プロトタイプ2号が出来ました

          コンヌツハ!ホルケゥです( 'ω' )ノ 紙で作るミニチュアのアンティークミシン。 プロトタイプ2号の設計が終わり、データが出来上がったので、いよいよセンターに持ち込んでレーザーカットです。 今回はパーツによって材料を変えています。 カットするのは ・厚さ2mmのイラストボード ・厚さ0.5mmの厚紙 ・厚さ1mmのブラックボード(黒厚紙) ・ビロード布地 の4種類の材料になります 特に布地やイラストボードは初めてのカットなのでドキドキです! 材料や厚みによって、レー

          プロトタイプ2号が出来ました

          布地の選定

          コンヌツハ!ホルケゥです( 'ω' )ノ 紙で作るアンティークミシン。現在は基本設計とカットデータ作成が終わり、いよいよテストカットを待つばかりです。 カット前に、ミシンの椅子に貼る布を選定しました。アンティークなのでそれなりに落ち着いた色で、なおかつ高級感のある布地が欲しくなり、近所の手芸屋さんに足を運びましたが…「コレ!」という布地があっても大きさが足りなかったり、カラーバリエーションが少なく、思ったような色の布が手に入りません。 困った時はやっぱり通販ですね! こち

          布地の選定

          ついにBlenderに手を出した

          コンヌツハ!ホルケゥです( 'ω' )ノ 春ですね。なんか新しいこと始めたくなりますね! ゴソ…ゴソ… はい、ぶち込みました。 3DCG製作ソフト「Blender」。 普段は図面をIllustratorを使って平面上で描いてますが、どうも三面図だけではミニチュアの仕上がりをイメージしにくいので導入しました。 うむ。 なるほど分からん!! 見知らぬアイコンや用語、覚えないといけないショートカットだらけ。カメラを動かす&オブジェクト(物体)を移動するのに30分くらいか

          ついにBlenderに手を出した

          必要は成長の母?

          コンヌツハ!ホルケゥです( 'ω' )ノ 先日の日記で、薄い層を積み重ねて立体を作るアイデアを得たポルケゥさん。早速図面を起こすことにしました。 一番大きなミシンの図面。これを縦横比固定でちょっと縮小してコピーすれば、次の層が… エッ!!!??出来ない!!同じ形にならない!!なんか歪んでね? そう。安直でした。必要なのは縦横比を変えずに縮小する機能ではなく、地図の等高線のように外周から一定間隔を保った線を引く機能でした。 うーん困った。Illustratorに等高線を

          必要は成長の母?

          市販品からヒントをもらう

          コンヌツハ!ホルケゥです( 'ω' )ノ 紙で作るアンティークミシン、大まかな設計はほぼ出来上がったので、問題点を洗い出して使用する材料を変更中です。 現在出てきた問題点は、やはりミシン本体の立体です。 ・ミシン部分を姉に粘土細工で作ってもらってるが、手作業のためどうしても大きさや形に歪みや誤差が出る。 ・外注のため時給相当のコストが発生する。 ・粘土は白いのでスプレー等で塗装する必要が出てくる こんなところでしょうか。 特に大きさの誤差は、ミシンの針が接地したりしなか

          市販品からヒントをもらう

          noteを始めて1年が経ちました

          コンヌツハ!ホルケゥです( 'ω' )ノ 朝noteを開くと、こんな通知がきてました。 noteを始めて1年が経ったそうです。 あっという間の一年でした。まめに投稿してる時期やパッタリ止まった時期、製作がうまく行ってる時期や停滞してる時期、いろんなことがありましたが、読んでくださる皆様のおかげでどうにか1年続けられました。 毎日のように記事を投稿してる達は本当にすごいと尊敬します。 noteを始めたきっかけそもそも僕はどうしてnoteを始めたのか。なんとなく、自分の人生

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          モノを作れなくなった時期のお話

          コンヌツハ!ホルケゥです( 'ω' )ノ ご無沙汰しておりました。実は昨年末から生活環境の激変で心身のバランスを崩しており、ミニチュアの開発をおやすみしておりました。アンティークミシンを楽しみにしていた皆様には、本当に申し訳なく思ってます。 仕事の転機 昨年の秋に勤め先が変わりました。 と言っても転職したわけではなく、もともと勤めていた会社から尊敬している上司が独立し、「ついてくるか?」とお誘いをいただいたので移籍した感じです。残留も考えましたが、迷った時は「どちらの選択

          モノを作れなくなった時期のお話

          考えなしに進めた結果…

          コンヌツハ!ホルケゥです( 'ω' )ノ カンタンミニチュアキットの次回作「アンティークミシン」、大まかな寸法が確定し、足場の最終設計に入ってます。 このミシンはぶっちゃけ本体や天板より、細かい装飾の足場がメインで一番力入れてます。 姉貴がミシン本体の立体造形を引き受けてくれたおかげで、足場の設計に集中することができましたありがとうございます…。 さて、この足場。正面の足場を、側面に垂直にぶっ刺す構造になってます。当然、側面のどこか2箇所に穴を開ける必要があるわけですが…

          考えなしに進めた結果…

          iPad版イラレと格闘中!

          コンヌツハ!ホルケゥです( 'ω' )ノ 最近、PC版でIllustratorを触りつつ、iPad版のIllustratorも勉強中です。 起動して初めてUIを見た時の第一印象的は「なんじゃこりゃ?」でした。 触りながら「このアイコンはなんじゃ?」「PC版で出来たあの機能、どこにあるんじゃー!!」と、調べては動かし、調べては動かしの繰り返し。正直触ってる時間の半分は調べものでは?と途方に暮れてます。 「そこまで時間費やすなら素直に全作業をPC版でやれや」と言われそうで

          iPad版イラレと格闘中!

          工程表の大切さ

          コンヌツハ!ホルケゥです! カンタンミニチュアキット、ラジオの再販が無事始まったので、今度はアンティークラジオの設計に入ってますが…。毎回思います。 やることが…やることが多い!!!! やることが山積していまい、何から手をつけていいかわかりません。今日何したらいいんだろと悶々と悩んでるうちに、時間だけが流れてしまいます。 やや発達障害気味なポルケゥさん、さすがにこれはイカンと思い、開発・製作・販売までの手順を分解して並べた工程表を作ることにしました。 結局「何をしたら

          工程表の大切さ

          シルバニアスケールの難しさ

          コンヌツハ!ホルケゥです!( 'ω' )ノ アンティークミシンのミニチュアキット、打ち抜きと仮組みが終わり、いよいよ足場やペダル、金属パーツなど細かい部分の設計に入ろうとしてたところ… 姉貴「(´・ω・`) あのさ、言いにくいんだけど…」 ワシ「(;°ω°)えっなに?怖いんだけど…」 姉貴「(´-ω-) このミシン、シルバニアに合わせるとちょい高すぎん?」 ワシ「(#^ω^ )ちょっと待てwオメーがちっさいって言うからデカくしたんだぞ」 姉貴「(;・ω・) いや、シルバ

          シルバニアスケールの難しさ