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精神科医(アドラー心理学者) 野田俊作氏の「課題の分離」とは?注意点などの解説
本日は『課題の分離』の目的や注意点について
まとめてみました!
※実は、『課題の分離』とはアドラーさん言ってないんです。
『課題の分離』はアドラー心理学を日本に紹介した
野田俊作さんが考えられたものだそうです。
『課題の分離』をする目的
他人の人生を尊重して干渉せず、
自分のやるべき事に集中するため。
自分が楽をするためではなく
相手を尊重するために行うものなのです。
自分の人生を自分の力で生きること
親も子供も自分の人生を生きるということ
子供の人生は親のためにあるんじゃないし
親の人生も、子どものためにあるんじゃない
今は【共依存】からくる不登校なども
問題視されている世の中
なぜ共依存してしまうのか
その背景にあるのは
親も子供も自分の人生を
生きていない
他人の人生を生きているということ
課題の分離を行うときの注意点
相手の課題だからといって、突き放してはいけません。
自分は誰にも助けてもらえないというメッセージとして
伝たわり、【勇気くじき】になります。
必ず相手に、いつでも頼ってね
協力できることがあれば言ってねという
安心を伝える必要があります。
アドラー心理学は放任主義を推奨するもではありません。放任とは、相手が何をしているのか知らない、知ろうともしないという態度です。そうではなく、相手が何をしているのか知った上で、見守ること。相手の課題が何であるか、なぜ課題なのか、なぜ必要なのかを伝える。相手が援助を求めてきたらいつでも援助することを伝える。
「課題の分離」のその先が重要
「課題の分離」が冷たいという誤認識になってしまっているのは
課題の分離のその後を認識されていないから。
課題の分離をした後は
「共同の課題」を目指します。
共同の課題にするステップ
①課題を分離する
その課題について最終的な責任を負うのは誰か?
もしくは、
その課題について最終的な結論を出すのは誰か?を
明確にして、お互い認識する。
②共同の課題にするかどうか相談する
・相手に
『どうしますか?』
『手伝いましょうか?』など相談、提案してみる。
③共同の課題として引き受けたら、サポートする
援助の提案に対して
YES
だった場合はサポートする。
サポートは必要最低限に留め
「相手は自分の力で解決する力がある!」と信じます。
まとめ
「課題の分離」は、個人の個性を尊重しつつ、
助け合いの関係を目指す技法。
今一度
自分の人生に向き合っているか
子供に自分の夢や希望を託していないか
自分のしたいことを諦める理由を【子供がいるから】にしていないか
親としての自分ではなく
○○○(自分の名前)として
人生を考える機会が必要だと感じました。
自分の遺伝子が入っているとはいえ
子供は、一人の人間です。
私は、いつも口酸っぱく伝えています。
息子の人生だから
息子が決めるんだよ。
息子『知ってるーーーー(*´з`)』
その選択をママは応援するし
何か困ったことがあればいつでも相談してね。
息子『しつこいーーーー(*´з`)』
あっ、、、ごめんね。(´-ω-`)
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