赤川アリス

本名のアルファベットを並び替えたら「赤川アリス」になりました。この名前のイメージとは違…

赤川アリス

本名のアルファベットを並び替えたら「赤川アリス」になりました。この名前のイメージとは違うサラリーマンのおじさんです。 元々はエンジニア系なのですが、書くことにチャレンジしています。

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    関西人の星野ひかりと東北人の赤川アリスのコラボでお届けする、 ひーちゃんのヒサンでオモロイ人生。 毎週土曜日更新

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ろくなもんじゃない日常・捨てたもんじゃない人情 1

私(星野ひかり)は幼少期、ばあちゃんに育てられた。 ばあちゃんとじいちゃん、私の三人で暮らしていた。 ばあちゃんはすごく優しかった。じいちゃんは最悪だった。 海に…

赤川アリス
3週間前
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恐ろしい記憶 星野家に来た初日にお風呂が怖くなったことがずっと尾を引いていて、私は頭を洗えなくなってしまっていた。 そのせいで汚いと言われ、ママに髪の毛をハサミ…

赤川アリス
5時間前
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ろくなもんじゃない日常・捨てたもんじゃない人情 4

あっこちゃんとクーたん 幼稚園の頃、仲良くしていた友達にあっこちゃんという子がいた。 あっこちゃんは優しくておしとやかな女の子で、いつもニコニコしていた。 私は…

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赤川アリスとは|自己紹介

私の地元の山形県鶴岡市には赤川という大きな川があります。 私は長年この川のほとりで生活してきました。 春には土手の桜並木を通るのを毎年楽しみにしています。 夏には…

赤川アリス
12日前
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ろくなもんじゃない日常・捨てたもんじゃない人情 3

ばあちゃんと電話 星野家に来て最初の数日はそれなりに楽しく過ごしていたのだけれど、ばあちゃんがいないし、いつ帰れるのかわからないし、私はばあちゃんが恋しくて恋し…

赤川アリス
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ろくなもんじゃない日常・捨てたもんじゃない人情 2

二人のお母ちゃん 幼稚園を卒園した春休み、ばあちゃんの娘の綾子さんの家に来た。 この家には、お父さんとお母さん(綾子さん)、お兄ちゃんが二人いた。 前にも長期休み…

赤川アリス
3週間前
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ろくなもんじゃない日常・捨てたもんじゃない人情  1

ろくなもんじゃない日常・捨てたもんじゃない人情 1

私(星野ひかり)は幼少期、ばあちゃんに育てられた。
ばあちゃんとじいちゃん、私の三人で暮らしていた。
ばあちゃんはすごく優しかった。じいちゃんは最悪だった。

海に面した河口近くの大きな橋のそばに、
同じ作りの平家が密接して長屋のようになっているところがある。
私たちはその端に住んでいた。
目の前には田んぼがあり、季節を感じさせてくれた。

私の中に残っている最初の記憶は、幼稚園の頃のもの。
その

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ろくなもんじゃない日常・捨てたもんじゃない人情 5

ろくなもんじゃない日常・捨てたもんじゃない人情 5

恐ろしい記憶

星野家に来た初日にお風呂が怖くなったことがずっと尾を引いていて、私は頭を洗えなくなってしまっていた。

そのせいで汚いと言われ、ママに髪の毛をハサミでジャキジャキに切られ、すっごい頭になってしまった。

夜寝る時も怖かった。

いろんなことが重なってか、私はおねしょをするようになってしまった。
幼稚園の時にもしたことがなかったのに。

最初はどれだけ怒られたかは覚えていない。
しか

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ろくなもんじゃない日常・捨てたもんじゃない人情 4

ろくなもんじゃない日常・捨てたもんじゃない人情 4

あっこちゃんとクーたん

幼稚園の頃、仲良くしていた友達にあっこちゃんという子がいた。

あっこちゃんは優しくておしとやかな女の子で、いつもニコニコしていた。
私はそんなあっこちゃんと一緒にいるのが心地よかった。

お正月にはママが帰省するので、私も一緒にばあちゃんのところに帰れる。私はそれが待ち遠しくて、早くお正月が来ないかとカレンダーを見ながら日を数えていた。

私は帰る度にあっこちゃんの家に

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赤川アリスとは|自己紹介

赤川アリスとは|自己紹介

私の地元の山形県鶴岡市には赤川という大きな川があります。
私は長年この川のほとりで生活してきました。
春には土手の桜並木を通るのを毎年楽しみにしています。
夏には河川敷で赤川花火大会が行われ、県内外から多くの人々が集まります。
今年は8月17日です。

ペンネームをどうしようかと自分の本名のアルファベットを並び替えていたら「赤川」ができたので、この川にあやかって苗字はこれで行くことにしました。

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ろくなもんじゃない日常・捨てたもんじゃない人情 3

ろくなもんじゃない日常・捨てたもんじゃない人情 3

ばあちゃんと電話

星野家に来て最初の数日はそれなりに楽しく過ごしていたのだけれど、ばあちゃんがいないし、いつ帰れるのかわからないし、私はばあちゃんが恋しくて恋しくてたまらなくなった。

ばあちゃんのところに帰りたい。

ばあちゃんの声が聞きたくて、何度も電話した。

しばらくして電話代が高くなったことに気づいたママが、NTTから明細を取り寄せると、私にそれを見せながら怒りをあらわにし、ばあちゃん

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ろくなもんじゃない日常・捨てたもんじゃない人情 2

ろくなもんじゃない日常・捨てたもんじゃない人情 2

二人のお母ちゃん

幼稚園を卒園した春休み、ばあちゃんの娘の綾子さんの家に来た。
この家には、お父さんとお母さん(綾子さん)、お兄ちゃんが二人いた。
前にも長期休みに何度か遊びに来ていたが、すごく優しくしてくれて大好きだった。

私の他にもこの家に遊びにくる親戚の家族がいて、その家族にもお父さんとお母さん、お兄ちゃんが二人いた。

私が「お母ちゃん」呼ぶと、
二人のお母さんが「はーい」と答えるので

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