見出し画像

埼玉県の川、大落古利根川沿いを歩いた話①

こんにちは

おおおとしふるとねがわ

大落古利根川って知っていますか?
埼玉の片田舎を流れる川なんですが、川沿いにほっそりと歩ける道があるので歩いてみました。
歩いたのは7月末くらいです。すんごい暑かったので何日かにわけて朝だけ歩きました。

埼玉県の↑青い線あたりを流れてます。

大落古利根川(おおおとしふるとねがわ)は埼玉県の東部を流れる川です。杉戸町、宮代町、春日部市、松伏町ときて中川に合流します。
大落って大きな農業排水路って意味らしいです。古利根川は昔、利根川の本流だったことからついたそう。

起点が杉戸町と久喜市の境目くらいにある

なにげなくある葛西橋

葛西橋がスタートです。
私が実際歩いた順番は、和戸の万願寺橋から下流へ中川合流地点まで歩き、後日、起点の葛西橋から万願寺橋まであるきましたが、
わかりにくいので起点の葛西橋からいきます。

では葛西橋から下流へ

この案内板が定期的に出てきてくれて心強い
のどか

最近スポーツが盛んな昌平高校の横を通ります。
途中、栗の木があったりひまわりやジニア(たぶん)が咲いてたりしました。川には鷺がいました。
冬や春の方が鳥はいますね。春はさくらがきれいです。

ジニア。暑さに負けず元気
和戸橋の側にある治水碑

最初の橋は和戸橋。写真は取り忘れましたが、側に大きな碑がありました。
さらに歩くと万願寺橋につきます。

万願寺橋。昔はこの辺に高野の渡し(渡し船乗場)があったらしい
万願寺橋から下流を見た景色。つぎの鎌倉橋が見えている

ここから日付が変わっているので空が晴れてますね。
次は鎌倉橋。

鎌倉橋。なぜ鎌倉

鎌倉橋をすぎ、さらに歩くと鉄道が通る箇所があり、少し川から離れて踏み切りをわたり、また川沿いに戻ります。

東武日光線が通ってます

その後、河原橋、東武動物公園駅に近い古川橋と続きます。夏に灯籠まつりがあるのがこの古川橋付近。この辺は駅が近いので疲れたら電車ですぐ帰れます。

古川橋を渡ってすぐ川の近くに降りられる
夏の花といえば百日紅
清地橋

はい清地橋につきました。
ここからです。ここまではコンスタントに橋が出現してくれたおかげでモチベーションが保てましたが、こっからさきが長い!しかも次の橋まで駅がないので歩き通すしかない。覚悟していきます。

時々ランナーとすれ違う。釣り人も見かけた。
宮東橋

着いた~。宮東橋。ここから結構距離ありますが姫宮駅に行けます。駅までにそんなに歩くなら川沿いを歩こうと思い、先に進みますが…
案内板に次の橋まで何キロって書いてあるんですが今歩いてきたのより長くて戦慄した覚えがあります。

雲が多くて比較的涼しい日だった気がする

しかもここらへん人通りが少なく静かで…心細い

とショボショボ歩いてたらすれ違ったおばあさんに話しかけられました。なんとここ20年くらい毎日1時間以上歩いてるらしい。毎日そんなにと驚きました。
教習所の向こうから来てるとおっしゃっていて、話してるときは教習所がどこだかよくわからなかったんですがこの後歩いてわかりました。
遠かった。

上流の方を振り返った景色。空が晴れてる。

さて、おばあさんに会い元気をもらったので
人けのない川沿いを勇気をだして進みます。
ところが…!このコース最大の難所に遭遇しました。(精神的に)
川沿いの道が途中から未舗装にかわり、あまり人が通らないからなのか草が伸びていて、歩くと虫が飛び出てくるという。
虫が苦手なので(トンボは大好き)ヒィヒィ言いながら小走りで通り抜けました。虫のほうもおどろいてた模様。

半泣きで歩いていると、霊園が。やっと人の気配があって安心しました。
霊園をすぎてさらに歩くと教習所が!
さっきのおばあさんすごいな~。本当に遠かった。
そしてやっと小渕橋が見えてきました。

やっと小渕橋が…!

さっきの虫ロードに大ダメージを受け
次の橋で帰ろうとベソかいてたんですけど

小渕橋から下流を見た景色

次の橋見えてる。
橋が見えると急に元気になり、さらにすすみます。

次の橋は春日部大橋。すごい交通量。
数分前のあのひとけのなさが嘘のようでした。
その次は新町橋。春日部に入ってから橋が増えてうれしいかぎり。そしてついに…

古利根公園橋

春日部駅に一番近い古利根公園橋に到着です。
お疲れ様でした~。
ここまで読んでくださった方いらっしゃいましたらありがとうございました。ひとつの記事にするつもりだったんですが、1と2に分けます。
読んでくださりありがとうございました。

おまけ

夾竹桃

春日部の古利根公園橋の近くで見た夾竹桃。
百日紅と夾竹桃はよく見かけました。きれいですよね。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?