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バイケミ農法

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#農業

肥料効果を高める過去に世界特許を取得した植繊機!バイケミ農法が実践できるのは、植繊機で解繊された竹パウダーと理論の修得が必要です。

肥料効果を高める過去に世界特許を取得した植繊機!バイケミ農法が実践できるのは、植繊機で解繊された竹パウダーと理論の修得が必要です。

竹そのままでは分解に時間がかかりすぎる

竹は繊維質に富み、外側に向かうほど組織が緻密になり、木化して樹木の性質を持つ。特に外側はケイ素分を多く含む硬い外皮(石質被膜)でおおわれているために、一般樹木の外皮より強固である。
つまり、内側ほど草質的であり、外側ほど木質的であると考えればよい。
これは孟宗竹であっても、稈の径が細い小竹であっても同じである。

竹は外部からの病害虫や環境条件の侵蝕をほと

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竹肥料農法

竹肥料農法

竹は豊富なデンプンが微生物のエサに、繊維が微生物の住み処のピッタリ!
しかし、リグニンのよる強固な繊維構造が微生物を寄せ付けない。そこで、繊維をすりつぶす「植繊機」で分解促進。竹肥料の表面散布でリン酸が効き、健全な根が伸び、生産物の甘味・旨みが増し、土壌病害が抑制される。

地域の厄介者“竹林”を極上の肥料に生まれ変わせるバイケミ農業のすべて。
(㊙植繊機でつくられた竹パウダーは他の粉砕機で生産さ

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水不足の震災地で取れた、美味しい竹のコメ

水不足の震災地で取れた、美味しい竹のコメ

1995年 阪神淡路大震災は淡路島北部の野島断層の上にある仁井村を直撃した。溜池が崩壊し、灌漑用水が空になったため、稲作をあきらめてサツマイモへの転作が図られた。しかしこの時、農家6名が稲作に挑戦する。田植え時のみ少量の灌漑用水をローリー車で運び、あとは竹肥料を肥料に使って栽培を行った。

結果は過去に例を見ない豊作となった。70日以上の日照り続きで転作物のサツマイモが収穫できなかったにも拘わらず

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