見出し画像

貯め続ける老後不安という呪縛

今回は、経済コラムニストである大江英樹さんの著書
「90歳までに使い切る お金の賢い減らし方」
という本の内容を紹介します。

お金は、全ての人が生きていく上で必要なものですが、
そのお金を賢く減らすという変わった切り口の本です。
世の中には本当にたくさんのお金に関する本が存在しますが、
その種類は基本的に2つしかありません。

1つは、お金の増やし方に関する本です。
多くの人が、何とかしてお金を増やしたいと思っている訳ですから、
お金の増やし方に関する本が多いのは当たり前かもしれません。
そしてもう一つは、アンチお金主義と言うべきタイプの本で、
「お金が一番大切なものじゃないんだよ」とか、
「拝金主義なんて止めようよ」という感じの本です。

実は、お金至上主義も、アンチお金主義も、お金の呪縛に
囚われているという点では同じです。
お金を中心に私たちの人生を考えているから、お金の呪縛に囚われて
いるのですが、大切なのはお金自体(紙幣、貨幣)ではなく、
モノやサービスであり、それを提供してくれる人なのです。

今回の内容を通して、お金に対する不安を払拭していきましょう。





老後不安という物語

ここから先は

4,792字 / 8画像

¥ 100

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?