EMDR 光トポグラフィー検査
先週の水曜日、EMDRを受けました。
2020年、11月から受けているので、これで20回近く、受けていることになります。
今回は初めて、『光トポグラフィー検査』を駆使ししながらの診察となりました。
まず、EMDRで用いる検査器具について紹介します。
下の写真がEMDR機器です。
今回は、初めてヘッドギアを頭に装着し、眼球運動を行うことになりました。。
上の写真のEMDR機器は、左から右に沿って、照明があり、その明かりを眼球を駆使して、主治医のカウンセリングの下、トラウマケアを行います。
画質がちょっと悪いですが、こんな感じです。
EMDRについての詳細はこのページも役に立つと思います。
EMDR療法用 触覚/聴覚 刺激呈示デバイス「Tac/AudioScan」 | 研究開発者向け情報発信メディア TEGAKARI
このヘッドギアを頭に付けます。
この写真では主治医が手に持っていますが、実際は、このヘッドギアを頭にのせてから、眼球運動を駆使します。
このヘッドギアを頭に付けてから、ストレス数値を図りました。
唾液で分かる、ストレス数値、唾液アミラーゼモニター。
舌先の下に、チップを1分間、置き、取り出したチップをこの医療機器で測ります。
この日の数値は19でした。
30以上がストレスで過剰、ストレスがない状態は、1~3ほどで済むので、19という数値は比較的高いと言えます。
EMDRを受ける前の脳内画像がこちら。
ヘッドギアを使って、出たパソコン画面上に出た、ストレスの数値を表した画面です。
赤ければ、赤いほど、血流が詰まり、怒りや悲しみなどの、ストレスが負荷になっていると言えます。
主治医の問診の下、眼球運動をやりながら、まず、自分にとって、不愉快な出来事を思い出すように言われました。
上の真っ赤になった画像が、悪いことをイメージした画像です。
下の青くなった画像は、悪いイメージをした後に、主治医が
「好きなことを考えてごらん」
と指示があったので、私は大ファンの羽生結弦選手について思い浮かべました。
すると、真っ赤だった脳内の画像が青くなり、落ち着きを取り戻しました。
羽生結弦選手のことを考え続けると、真っ赤だった脳内画像が、みるみるうちに落ち着きを取り戻しました。
EMDRを受けた後の、唾液アミラーゼモーター。
1~3が平静の数値なので、脳内が穏やかという検査結果になりました。
EMDRを受けると、脳内のストレスが緩和されることが分かりました。
皆さんも、自分自身の身辺で悲しいことや怒りに見舞われた際、
「今、脳内が真っ赤になっているから自分が好きなことを思い浮かべよう」
と意識するだけで、脳内の血流は緩やかになり、ストレスが軽減されると、主治医はおっしゃいました。
認知行動療法などで、ポジティブに考えることが、脳に与える影響が大いにある根拠を私は、EMDRを受けながら深く実感しました。
次回は、この光トポグラフィー検査がもたらす、可能性について、個人的に考えようと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?