2023年06月22日

東京は雨。降りそうで降らない空。風がやや強くなりまた弱くなった。どっちつかずの空模様。本日はこの後に出掛ける用事がある。どっちつかずで構わないから降らないことを願う。だがどうもこの後は降る方に傾くようである。本日は木曜日。どっちつかずの木曜日。

本日。泊まりでの仕事明け。午前中に御茶ノ水より帰宅。いつもよりも涼しい。いつものようにアタマもカラダも疲れてはいるため、この涼しさをありがたく感じる。しばしの休息の後、市ヶ谷にアルバイトへ出向く。まったくもって貧乏ヒマなしである。いや市ヶ谷のバイトは金のためだけではない。それよりも飲食店での勤務実績を作るという目的の方が大きい。いやしかし金は金で大事だ。

本。赤松利市氏の『純子』を読んでいる。貧しい村の貧しい家に生まれた少女。幼い頃に母を亡くす。この貧しさから抜け出すには女を磨くしかないという教育を祖母から受け、美しい娘に育っていく純子。どのように男を手玉に取るような女に育っていくのだろうと、期待しながら読んでいると、途中から様子がおかしくなってきた。どうもスカトロ的な話にシフトしていっているようなのである。純子の糞を喜び勇んで食す少年たち。このシーンは一体なんだろう。三分の二程度のところで読書は止まっている。こののちにどのようなストーリーが待っているのか。続きを読むのが楽しみである。様々な意味で。

福島。明日と明後日は福島の芦ノ牧温泉へ行くことになっている。両親と兄弟と兄弟の家族とともに。総勢で何人になるのであろう。13人ぐらいであろうか。温泉に入るのは昨年のこの時期に行った水上温泉以来か。楽しんできたいと思っている。東京から芦ノ牧温泉への道程はなかなかに便が悪いようである。北千住経由で東武線を乗り継ぎ、東京の西の方にある私の自宅からだと、おおよそ5時間ぐらいかかるようである。東京駅から新幹線で郡山経由で向かうルートもあるのだが、それでも4時間程度はかかるらしい。せっかくならばと東武線ルートで行ってみようかと考えている。きっと山の中を電車が走っていくだろう。その光景を窓から眺めているだけで、きっと楽しい気分になるに違いないと思っている。

時折り人のことが気になって仕方がない時がある。人が何をしていようが結局自分の道を歩いていくしかない。それはわかりきっていることであるのに。自分の心と会話して静かに自分の道を進んでいくしかないというのに。まったく私というものはいくつになっても、何度同じことを自分に言い聞かせても変われないのである。疲れているからだ。きっとすべては脳と体が疲れているからだろう。

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