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マイナス思考になりがちな人が多い理由第2回

前回は受け入れる事の難しさについて、私の経験と学びから得た事をお伝えさせていただきました。
今回はその続きです。気になる方は第1回目をご参照ください。
今回は行動経済学からネガティブ思考の原因を考察していきたいと思います。

第二回

行動経済学から読み解くネガティブ思考の原因

 皆さん行動経済学という言葉をご存じでしょうか?
簡単に説明すると、心理学と経済学の融合とでも言いましょうか。
調べていただければ解るかと思いますが、この手の物は説明がややこしく、とてもじゃないが興味がないと触れる機会は少ないのではないかと思います。私も勉強は苦手なので解らない物は解らない!
それでもとりあえず食わず嫌いは良くないので、かじってみました!
行動経済学に関する事を勉強してみて良く出てくるのが認知の偏り
バイアスとか認知バイアスと表現されることが多い印象です。
こういった分野を研究する人達は本当に探究心が強くて研究熱心な方でいらっしゃるのですね。
おかげさまでその恩恵をいただいているのですから、化学や経済学も素晴らしい所沢山ありますね。スピリチュアル好きな人にありがちな、お金は悪だ!とか物質が悪だ!とかという偏った思考に陥りすぎる人も稀にいらっしゃいますが、それも差別と偏見ですから平和は訪れません。そこは良さも知って一旦受け入れてみる事も大切かなと私は思います。

プロスペクト理論とネガティブ思考

 行動経済学の用語でプロスペクト理論と言う言葉があります。
凄く簡単に説明すると、人は何かを得るより何かを失った時の方が心理的な影響が大きくなる。という研究結果が出ているそうです。
そう。ネガティブ思考は人間には最初から備わっているんです。
確かに大昔に生きていた人達や動物たちも生存するために危機回避をして来た事でしょう。逆に危機を想像出来なかったら逆におかしい人なのかもしれません。
そうして考えていくとネガティブ思考は当たり前。元々みんなネガティブになりやすいのです。

 ではポジティブになるにはどうすればよいのか。

本当のポジティブとは想定し得るネガティブな事も考え抜き、今の自身に出来得る対処をとことん考えた上で出した答えに後悔しないこと。だと私は思います。

ポジティブと妄想とハイテンションお化けは区別をつけるのに私はとても苦労しました。ネガティブ思考に陥っている人に対して、考えるな!ポジティブに生きろ!と言っても力技でしかないですもんね。そこは寄り添ってあげられたら良いと思います。もしくは思考の方向を少しずらしてあげるとかした方が余程当人は気が楽でしょう。
自分の中でのポジティブの定義ができてからは、あまりネガティブだとかそういった思考に囚われにくくなりました。
私は考えすぎるとかネガティブだと良く言われますが、それも個性ですし各々のネガティブ対処法があって良いはずです。

考え方も捉え方も人それぞれですが、私の思う本当のポジティブに関する考え方も一つあるのだと言う事をお伝えし、皆様のお役に立てましたら幸いです。


日々のお仕事、学校、子育て等々ストレスのかかりやすい世の中ですね。
人それぞれ悩みや苦しみはあり、悩みは尽きません。

私が幸せを感じられる様になった、とても簡単で誰でも出来る事があり、ご紹介させていただきます。

一日一秒でも構いません。場所も関係ありません。
24時間キレっぱなしの人は居ませんよね。寝ますし。
私なんてとか自分を卑下してしまいがちになる事もあるでしょう。
そんな時に、誰でも良いので人の幸せを祈ってみてください。

私は寝る前に誰かの幸せを祈ります。眠い時は数秒です。
それを続けて行くと、自分も人の幸せを願える人間なんだと、少し自分の心が楽になるかと思います。

 皆様が幸せでありますように。


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